昨年の今頃は退院後に移植ができないと告げられ、しばらく絶望的に落ち込んでいたが、なんとか立ち直って気分転換と役に立つ商材がないかと調べるために幕張メッセへ出かけたのだった。
2月から3、4、5月くらいまでいろいろな食の展示会が開催されるが、そのトップを切って開催されるのが「FOOD TABLE in JAPAN 2020」。
最初にこの展示会に行った時は「FOODEX」の小さい版かなという印象だったが、開催地が幕張メッセになってから日本各地の物産などが所狭しと集まる「こだわり食品フェア」が充実して、初めて見る・食べるものや参考になるものが多々あった。
それで日本全国のご当地カレーをやろうとなり、60銘柄くらいのレトルトカレーを取り寄せたりしたが、1年経ってなんやかんやで10銘柄に減った。
店の間取りが気軽に入ってこれるものではなく、やはりお好み焼のイメージがあるので、興味はあっても手は出ないということがよくわかった。
体の調子と店の都合を考えてカレーはとりあえず終了して、新たな試みを脳裏に入れ「FOOD TABLE in JAPAN 2020」に行ってきた。
世界各国から多くの人が集まるイベントだからコロナウイルスの影響が気がかりだったが、朝10時頃海浜幕張駅へ降り立つと、去年までは中国人の集団をあちらこちらで見かけあたり憚らず甲高い声でくっちゃべっていたが、今年はそれが一切見られず、心なしか人も多くない印象だった。
事前登録をしていたのですんなり会場に入るとさすがに人が多かったが、出展者はコンパニオンをのぞいて多くの人がマスクをつけ、入場者は見たところ3分の1くらいがマスク姿だった。
「こだわり食品フェア」は各県ごとなどにコマが分かれていて、特産品が多くあったり力のある県は大きなブースで賑わっていた。
長崎や熊本、福岡などの九州勢はひときわ賑やか、福島・秋田・青森なども盛況だ。
安倍政権のもと景気が良くなったのかどうだか、なんだか各県各ブースで気前よく試供品をくれ、試食・試飲も積極的だ。
入場1時間くらいでパンフレットと試供品を大量GETしたので、エコバックとリュックに詰めさらに見て歩き、お昼前には結構お腹いっぱい。
お酒は「FOODEX」の方がたくさんあるが、それでもビール・日本酒・焼酎・泡盛・ジン・ウイスキー・ワインと一通り試飲し、おなじみ「里の曙」町田酒造の人とも挨拶し、新しい発見もあり瓶やペットボトルのドリンクがさらに増え、午後3時を回るとちょっと足が疲れてきた。
歩数は16780歩、重い荷物で肩が凝ってきたがあと少しと会場の端から端まで見て回った。
5時少し前に会場を出て東京駅へ直行のバスに乗ろうとしたら、間一髪で出発してしまい海浜幕張駅へ。
駅のホームはビジネーススーツでごった返し、東京行きは満員電車。
しかし南船橋でたくさん人が降り、優先席がひとつ空いた。
これまでは優先席が空いていたとしても決して座らなかったが、「今は座ってもいいんじゃない」とかあちゃんが言うので遠慮なく。
そうだ、もう不肖身体障害者だから、座ったっていいのだ。
疲れていたのだろう、電車の揺れが気持ちよく八丁堀まで爆睡。
寝て起きたらすっかり酔いもさめてスッキリ、やはりこれも透析効果なのか❓去年よりお酒の味が良く分かるし繊細になっているような気がする。
来週はこれも毎年恒例の「ホテレス」でまた幕張メッセだ。
少しづつ資料と情報を集めて、年内中に形ができるかもしれない。
またちょっとプチ改装をしようかと思案中。
いろいろやりたいことがあってもこれまでは体が言うことを聞かなかったから、席もメニューも減らしたりして甘んじていだれど、今後は少しづつ変えていけるだろう。
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