思えば4年前、死にそうなおデブだった頃、師匠から応援に来てと誘われて行った「東京マラソン」が、はじめてのマラソン体験だった。
寒いからテキトウに切り上げて帰ろうなんて思っていたのに、日比谷の10㎞地点から築地の35㎞地点まで、応援しながら歩いているうちに気持ちが変化した。
みんな苦しそうに汗だくになりながら走っているのになぜか楽しそうで、築地で迎えた師匠もそれは同様で、さいしょはフンと斜に構えていたへそ曲がりな心が、帰るころには自分も向こう側で走ってみたいという気持ちが芽生えたのだった。
それから必死で体重を落とし走れるようになり、師匠と「ホノルルマラソン」を初マラソンにしようと話していたのだが、いろいろな地方の大会に出場し、いつしかフルマラソンも5回走って、やはり原点は東京だと思い至った。
4回目の応募でようやく当選したら、思いもかけずかあちゃんと一緒。
「亡くなったおばあちゃんが、これからも夫婦で頑張れって当ててくれたんだよ」
と、「むっちゃん」がメールをくれたが、奇しくも当日はばあさんの月命日だ。
これも何かの縁かねぇ・・・・。
それならまともにガチで走れば、という意見もあろうが、「東京マラソン」はすごく仮装ランナーが多く、あれで走ってもいいんだぁ という驚きをもたらしてくれた大会でもあり、1万人以上のボランティアの人たちに支えられている大会でもあるので、我ら夫婦のような遅いランナーを寒空の下待っててくれる人たちに楽しんでもらいたい、という気持ちもあっての仮装なのだ。
師匠も年々エスカレートして、この男ホントに実業団で走っていたのかと疑いたくなるようないでたちだが、彼も彼で記録を追い求めるだけでない市民マラソンの魅力を再確認したのだ。
それにしてもハードル上げてるよなぁ。
パパ怖い、赤鬼、鬼軍
まあそんな楽しみかたもアリ、ということ です。
夜は禁酒9日を解禁すべく、ぱぁぁぁ~っといっちゃいますので、店は休ませて頂きます。
いざ、出陣
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