お好み夜話-Ver2

バッカスの目覚め

「投げちゃん」にブランデー入りのチョコをもらった。

1964年産のブランデー使用のBacchusという限定品だ。

まあバッカスの神の僕のオヤジは、これは味見せねばなるまい。

う、あんまり旨くない。

チョコはともかく、中に入っているブランデーがたいしたことがない。

バレンタインデーにこういうものを頂くことがあるが、あまり嬉しくない。

どちらも別個に食した方がいいからだが、なんだか無性にブランデーが飲みたくなってしまった。

ずいぶんブランデーというものを飲んでいないし、昔と比べて価格も安く手に入るから、普通に家飲み用の銘柄を買ってみた。

レミーマルタンのV・S・O・P、コニャックといえばこれでしょう。

さすがにX・Oやナポレオンは高いので、よっぽどおめでたいことでもなきゃ買えないが、V・S・O・Pならお手頃で充分美味い。

さてさて「ホリちゃん」よ、オヤジはキミにバーボンからウイスキーを仕込もうと思っているけれど、ブランデーもそのうち試すといいのだ。

すご~く時間と心の余裕がある時に、ね


それはともかくレミーマルタン、フランスのコニャック地方で誕生したこのお酒のボトルにあるシンボルは、ケンタウロス。

射手座のケンタウロスは人と自然の調和を意味していて、さらにケンタウロスは酒の神様であるバッカスの従者でもあるのだ。

これまたオヤジは、飲まねばなるまいよ


ブランデーを嗜むときの三種の神器、白いガウンにロッキングチェアーと暖炉。

白いガウンだけしかないけれど、膝の上には想像上のシャム猫をのせ、椅子の背を倒し、Macの画面に暖炉の燃える画像を表示させて、「石原裕次郎」の名曲「ブランデーグラス」を気取りながら、掌で温められたブランデーを少し口に含み余韻を楽しむ。

嗚呼、オヤジの夜がふける。

♪ せめてものレミー・マルタンを抱きしめよう ♫
          ( わけわからず by 吉田拓郎 )






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