「諏訪湖マラソン」の時にかぶっていたマスクは、小僧が6、7歳の頃に買ったものなのでもう20年が経過し、一度ヘタってしまうと修復不能な状態で、このさいだからと新調した。
前のはCタイプ風なものだったが、今回のはBタイプでよりシャープなためフィット感はいいのだが、目と口の穴が小さかったから事前に改良しておいた。
( 注 : 初代ウルトラマンのマスクにはA、B、Cと3タイプのマスクがあり、現在一般的なのはCタイプで、そのアルカイックスマイルのような面立ちは傑作だが、キリっとした顔立ちのBタイプにもファンは多い。)
場外乱闘するウルトラの人と馬男
しかし、もっと空気穴を大きくしとけばよかったと思ったのは後の祭り
走り出し競技場を半周しただけでフイゴのように息は荒くなり、マスクの内側で轟々と己の喘ぐ音がこだまする。
それに、混雑した中をスタート地点まで行くのに、「サバ兄」に手を引いてもらわなければならないほど近くが見えず、右や左の子供たちの声援に応えるのもイチイチ右・左と指事をあおぐ始末
それでも、走りだしてバラけると少しはマシになったが、3㎞の折り返しまでのアップ・ダウンに、もう息も絶え絶えという感じで、沿道の声援に手を上げるのもかなり必死。
あとわずか2㎞だというのに心が萎えそうになるが、「ウルトラマーン」の声援で辛うじてもっている。
最後の上り坂では、マジに気絶するかと思うぐらい苦しかった。
並走してくれているハズの「サバ兄」の声がしなくなり、小僧の姿も消え、前をゆく「ババッチ」の後ろ姿だけをたよりに競技場に駆け込んだ。
死んでしまう寸前、ゴール
記録 29分43秒 順位 一般男子314人中209位
気絶するほど走ったおかげで、キロ6分を切るタイムで完走できた
しかし子供たちの目を意識して、まだまだマスクは脱げない。
握手を求められちゃったり、カメラを向けられたりするので、「auちゃんママ」や「akkoちゃんママ」が待つ場所へ戻ってからもマスクはかぶったままだ。
今回の出場者、ブタ一匹、馬一頭、新米パパ一人、スティッチ一匹、ニモ一匹、サバ一匹、アユ一匹、ウルトラの人一人、特別ゲスト・マダムヒヨ (コスプレ大会のひとコマではありません、念のため)
ひととおり記念撮影をして、ようやくマスクを脱いだのは、レース終了後3,40分経ってからだった。
ひぇ~~、ウルトラはつらいよ
でもお天気は良かったし、ヒナタは暖かかったからマズマズの「auちゃん」デビュー&初マラソンになった。
きっと「豪羽」(豪雨じゃない、あくまでもショップネームです)がご機嫌よく、とても可愛いかったので晴れたのかもしれない。
さてさて、明日の「シゲキ」的な「牛久シティマラソン」は10㎞、今日のようなことでは本当に死んでしまう。
まあ、ウルトラで死ねれば本望だが、かあちゃんと小僧が路頭に迷うので、死なないようにウルトラマスクの口元をもう少し大きく開けましょうかね
というワケで、本日は営業しますが、明日は休ませて頂きます。
ウルトラご容赦を
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