お好み夜話-Ver2

味がわからぬオヤジ

若い時には風邪なんて、ニンニクたっぷりネギたっぷりの熱々のラーメンでもたべて汗だくになってキュッとウイスキーを一杯引っかけて寝たら翌朝はスッキリしていたものだが、ジジイになると切ないのう。


3、4、5日と朝から何度も汗だくになって作業し、ユンケル飲んで早寝してたのに ( 風邪薬はもちろん飲まない ) 、咳と鼻水は治らず節々は痛くどうもしまらない。

4日からは何を食べても味がわからない状態、でも食欲はあるし食べなきゃ持たないからとりあえず食事はするが、全く味気なくたいして食べられない。

4日の夕方「ハマちゃん」のおかげで早く片付いたので、暑気払いに一杯やるかとなってわずか1日だけの禁酒をといて飲み屋に繰り出した。

味はわからないが生ビールの爽快感で喉は気持ちがいいので杯を重ね、雨がバシャバシャ降り出すのもなんのその店を変えて、いつしか「投げちゃん」と「ホリちゃん」も合流し、さらに飲む。

若者たちがつまみが旨いというので箸を伸ばして口に入れるが、申し訳ないが何を食べても味がなく消しゴムを咀嚼しているよう。

まったくわかってないのに旨いと相槌を打ち、酒だけをチビチビとやり食欲は失せる。

ジジイの風邪っぴきは切ないのう・・・・。


明けて5日も一日まったく味がわからなかった。

鼻も詰まっているから匂いもあんまりわからず、無味無臭の世界で悶々と汗を流して仕事をしていた。

う~ん、つまらん、つまらんと無味無臭の世界でもがいていると、某ビールメーカーの営業がタイミング悪くやってきて、またしても子供の使いのような言い訳めいたことを言い出し、1ヶ月前に答えが出ている不毛の話しを蒸し返しキレそうになった。

外壁塗装工事が無事終わったら、途端にマヌケな営業の言い訳だ💢

あーあ、もうどうしてくれよう・・・・。



そして本日、鼻と咳はだいぶ治まって、ヨーグルトの味がかろうじてわかるようになった。

匂いはわかる👍よし、遅まきながらジジイも回復に向かっているようだ。

なので3日ぶりにパソコンを開いてこれを書いている。

今日も足りない部材を買いにホームセンター行くのだ。

いざっ‼

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