しかし、アッと驚くほど痩せて、「シゲちゃん」や「バーバーくん」が刈りたくなるほどの山嵐のような頭も、マッシュルームみたいになって、まるで別人だった。
苦労したんだねぇ・・・
なんでも、お湯にとろろ昆布をいれただけの汁をすすって飢えをしのぎ、せっせとペンを走らせたのだという。
故郷のお母さんは、地元の本屋さんに置いていない我が子の作品を、ネット通販で40冊もお買い求めになったというほどのお喜びで、「八ちゃん」は錦を飾って帰郷できるであろう
まだまだ一丁前に食べていくには大変だろうが、次回作の掲載も決まったようで、アシスタントがどうだとか、編集者とどうするとか、プロの話しを仲間と熱く語るのであった。
もしまた、食べるものがないとか、原稿料が遅いとかで、とろろ汁生活をするくらいなら、遠慮なくおいで。
メシぐらいたらふくご馳走してあげるから
「八ちゃん」の飾らない朴訥な感じが、大先生になっても失われずにいてほしいと、かあちゃんとオヤジは思うのである。
「八ちゃん」もっともっと、わらいなけ
最新の画像もっと見る
最近の「迷想雑記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事