恩田陸は現在ツブしている最中。基本的に出版順。
現在10冊ちょっと読んだ段階で、「夜のピクニック」以外では、これが一番かな。
(「夜のピクニック」はノスタルジーで読ませる話なので、同列で比較は出来ない)
奇妙さもここまで組み合わされば見事。
話の入り方も。謎の並べ方も。話のテンポも。
ラヴェルの「ボレロ」……に例えたらシツコイかもしれないが、
着実に、念入りにという雰囲気が「ボレロ」を思わせる。
5人それぞれの無実と故意のバランスが見事だねえ。
二転三転する状況。読み終わっても、さらに別の結末があると思える“藪の中”。
恩田陸らしい。というよりも、恩田陸の奇妙さが微妙に肌に合わないわたしが
納得したのだから、むしろ恩田陸作品としては少し王道を外れるのかも。
まあ、時子さんの造型に少々無理は感じるけれども……
しかし耽美作家で故人ですからね。少し無理目の設定も許容範囲か。
登場人物5人が物書きであるのも説得力を増しているな。
というより、彼女たちが物書きじゃなければ成り立たない話だ。
これはたしかに映像作品にしたくなるわ。映画になっている。
これは見てみたいと思った。何かの拍子でテレビでやらないかな?
10年前の作品。うーん、正直今読んだわたしが想像するキャスティングとは違うが。
鈴木京香は、今は静子さんにぴったりだと思う。
えい子さんはもたいまさこのイメージで読んでいた気がする。
尚美は菅野美穂……いや、菅野美穂をつかさにして、ともさかりえを尚美か。
肝心の絵里子が思いつかない。時子は、うーん。誰だろう。
ところで、誰だよ、谷口さんって。
今後どっかで出て来るんだろうか。インパクトありすぎ。
現在10冊ちょっと読んだ段階で、「夜のピクニック」以外では、これが一番かな。
(「夜のピクニック」はノスタルジーで読ませる話なので、同列で比較は出来ない)
奇妙さもここまで組み合わされば見事。
話の入り方も。謎の並べ方も。話のテンポも。
ラヴェルの「ボレロ」……に例えたらシツコイかもしれないが、
着実に、念入りにという雰囲気が「ボレロ」を思わせる。
5人それぞれの無実と故意のバランスが見事だねえ。
二転三転する状況。読み終わっても、さらに別の結末があると思える“藪の中”。
恩田陸らしい。というよりも、恩田陸の奇妙さが微妙に肌に合わないわたしが
納得したのだから、むしろ恩田陸作品としては少し王道を外れるのかも。
まあ、時子さんの造型に少々無理は感じるけれども……
しかし耽美作家で故人ですからね。少し無理目の設定も許容範囲か。
登場人物5人が物書きであるのも説得力を増しているな。
というより、彼女たちが物書きじゃなければ成り立たない話だ。
これはたしかに映像作品にしたくなるわ。映画になっている。
これは見てみたいと思った。何かの拍子でテレビでやらないかな?
10年前の作品。うーん、正直今読んだわたしが想像するキャスティングとは違うが。
鈴木京香は、今は静子さんにぴったりだと思う。
えい子さんはもたいまさこのイメージで読んでいた気がする。
尚美は菅野美穂……いや、菅野美穂をつかさにして、ともさかりえを尚美か。
肝心の絵里子が思いつかない。時子は、うーん。誰だろう。
ところで、誰だよ、谷口さんって。
今後どっかで出て来るんだろうか。インパクトありすぎ。
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