驚いた。これ、映画だったのか!
てっきりドラマの再放送だと思っていた。それも(なぜか)NHK。
突然CMが入って、民放だったのかと気づく。
……で、最後見終わるまで映画だとは気づかなかった。
薄くて。薄すぎて。
これ、映画館で見た人は怒らなかったかなあ。
どこがどう、というのは言うまい。きりがない。
でも視聴中止はしなかった。それはひとえに市川実日子がでているがゆえと思う。
好きなんです。かなり。
完全にながら見だったですけどね。
なので、田中圭が出ているのも小林克也が出ているのも気づかなかった。
田中圭はなぜか嫌いな俳優なので、気づかなくてむしろ良かった。
小林克也は……なんであんな役で出ているんでしょうね?面白かったけど。
ただしねぇ……
光石研が演じたお父さんの言動について言わせてくれ。
奥さんが猫アレルギーだっていうのに、
勝手に猫を連れて行くって――どれほど人?
そんなことされたら即離婚です。
アレルギーってアレルギーなんだから、最悪の場合死に至るんだよ。
わたしも猫アレルギーなんです。猫好きなのに。
しかし好き嫌いに関わらず、症状はしっかり出るんです。アレルギーですから。
接触の度合いによっていろいろ変わるんですけどね。
一番症状がひどかったのは、2Kの部屋で猫を飼っている友達の家。
遊びに行って1、2時間経つと、まず手がかゆくなり、目がかゆくなり、
のどに何かが引っかかった感じになって軽く息苦しい。
かゆみはどんどんひどくなる。
それでもけっこう長時間滞在するんだけど、最後の方は大抵手袋を借りていた。
花粉症の重篤症状というか。
それが自宅で永遠に続くとしたら地獄でしょうよ。
最近は野良猫も減ったし、身近に猫がいないこともあって、
猫アレルギーが出たことはないけど。
昔は完全な野良猫を撫でると症状が出てたな。
手がかゆいという程度だが。接触が長いと咳も出た。
そんなことになる(かもしれない)猫を奥さんに相談なく連れて帰るというのなら、
家から追い出されても仕方ない。離婚だ。そんな人とは暮らせない。
旦那は妻の猫アレルギーを相当軽く考えてるんだね。
我慢できるできないの話ではない。
市川実日子は猫アレルギーの奥さんのことを聞いた時点で止めんかい!
そんな猫が揉め事の原因になるのはわかりきっているじゃないか!
猫で癒しを、という映画のわりには猫が映っているだけで、
大して可愛いところを見れなかったしな。
もう少し時間をかけて、猫の愛らしさを映さなければ撮った意味がないのでは。
せめて岩合さんの「世界ネコあるき」のクオリティくらいにもってこないと。
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます