実は先週末に大原美術館に行ってきたのでした
ローカル・ニュースでやっていたのを視た父が「見に行きたいから連れて行ってくれ」と
言い出しての、急なお出かけとなったのでした
創立80周年記念の【大原BEST】の方はまだ来月あたりまでやっているのですが
大原孫三郎生誕130年記念【日本美術への眼差し】は11月7日が
会期の終了日だったので、焦って行って来ました
ちょうど、国民文化祭の期間中だったこともあるので、美観地区の人出はいっぱい
まずは大原本館に直行です
正面玄関上の窓(外↑) (中↓)
展示物はもちろん撮影禁止なので、こんなモノを撮ってみました
さりげない装飾が美しいです
【大原BEST】と銘打ってるだけあって、もうそれはそれは名画のオンパレード
日頃は、国内外の他の美術館などに貸し出ししている名画も里帰りして来ていて
一同に集めての展示は、質・量ともに圧巻です
じっくり、たっぷり時間を掛けて鑑賞いたしました
次は、【工芸・東洋館】へ進みます
白壁の蔵に混じって、めずらしい紅い弁柄壁の蔵
私は今まで何度も大原に来ていますが、県外の友人知人を案内して来る時など、
ついつい時間がなくって、この【工芸・東洋館】はパスしがちでした
だもんで、今回は本当にゆっくりと観て回ることができました
たっぷり時間をかけて歩いて回ったので、高齢の父が疲れてしまったので、
近くのお店でちょっと一休み
今橋の龍
今橋を渡って、川の向かい側にある【有隣荘】へ
旧・大原家別邸 「緑御殿」とも呼ばれています。
こちらで大原孫三郎生誕130年記念【日本美術への眼差し】展が行なわれていました。
国宝級の掛け軸や屏風などの展示物だけではなく、この御殿自体も素敵です
次は、もう一度美術館の方に戻って、今度は【分館】へ
こちらも引き続き【日本美術への眼差し】展会場となっていました。
父は、美観地区に足を運んだのさえ何十年ぶりだったらしく、こうして大原美術館を
じっくり観て回るのは初めての事だったそうで、たいそう喜んでくれました
予定では、美術館鑑賞後は美観地区をぶらぶらそぞろ歩いて観光をしようと思っていたのですが
鑑賞するだけで、たっぷり3時間もかかってしまい、さすがに高齢の父にはきつかったようで
観光はあきらめて帰ることにいたしました
でも、せっかくだからと、美術館周辺を少しだけ歩いてみたのです。
蔦が綺麗に紅葉していたカフェEL GRECO
川沿いの見事な紅葉
白鳥さんと青鷺さん
柳ゆれる川舟流し
ちょこっと親孝行(?)ができた、素敵な秋の半日でした