超音波洗浄機実験 Ultrasonic cleaning machine experiment
超音波洗浄機実験 Ultrasonic cleaning machine experiment
「超音波洗浄器」の使用方法(ノウハウ)
1)超音波を強くしたい場合は、洗剤を数滴入れて使用する
推奨:クエン酸入り中性洗剤
2)金魚のポンプを利用して液循環させる
(循環量 毎分400ccぐらい
なるべく水面付近(水面から3cm)からすいこみ
底面の角部に吐き出す
全体がゆったり流れるようにする )
注意:液面に渦を発生させないこと
注意:ポンプは運転・停止を繰り返す(連続運転状態にしないこと)
3)洗浄後、新しい洗浄液でもう一度リンス洗浄を行う
(あるいは コップに入れて間接リンス洗浄する
コップはなるべく、強度の高い形状のものを選択する
例 5角形や 7角形のグラス・・・
4角形、円形は良くありません)
4)洗浄ムラがある場合は、ゆっくり洗浄物を揺らしながら洗浄する
注意:手に伝わる振動で
様々な状態を把握しながら適切な変動位置を探す
5)よごれがひどい場合は、コップに洗剤を入れた間接洗浄で
プレ洗浄を行う (超音波洗浄の基本は精密洗浄です)
6)材質や形状により、
洗浄物を洗浄液にすべて入れないほうが
強力な洗浄を行うことが出来る場合がある
注意:水槽底面に金属の洗浄物が接触しないように
クッション材(テフロン、樹脂、シリコン、・・)を入れると効果的です
7)どうしても取れない場合は、
液温を40-60℃にして
超音波のON/OFFを操作しながら洗浄する
(場合によっては、
ステンレスの「穴明きお玉(キッチン用具)」にのせて洗浄する )
超音波システム研究所
超音波洗浄器の利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1318
超音波洗浄器の利用技術 No.2
http://ultrasonic-labo.com/?p=1060
超音波洗浄器(42kHz)による<メガヘルツの超音波洗浄>技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1879
ものの表面を伝搬する弾性波
ものの表面を伝搬する弾性波に関しての実験です
この結果をもとに、新しい超音波技術を開発しています
均一な超音波照射により
霧化サイズのコントロールが可能になります
2種類の超音波振動子の出力と
液循環の調整により
表面弾性波の状態を制御します
この動画の実験により
表面弾性波動に関する
様々な事象を確認することができました
特に
この状態の
樹脂ビーズ入り水槽の中に
ガラス容器やステンレス部材・・・を入れて
音圧データの測定・解析を行うことで
部品検査に関する
ヒントやパラメーとを検出しました
その結果(2年後 2012年7月)
超音波テスターによる部品検査技術を開発しました