空中超音波の伝搬状態を評価する技術を開発
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
超音波システム研究所は、
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術を応用した、
超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術により、
空中超音波の伝搬状態を評価する技術を開発しました。
超音波テスターを利用したこれまでの 計測・解析により
各種の関係性・応答特性(注)を検討(統計処理)することで
空中超音波の伝搬状態と各種機器の
構造と表面の状態に関する評価方法を開発しました。
注:自己相関、パワー寄与率、インパルス応答、相互作用・・・
【掲載情報】「超音波テクノ」9・10月号(超音波システム研究所)
超音波システム研究所の、
空中超音波の伝搬状態を評価する技術が、
超音波の総合技術誌
「超音波テクノ」9・10月号(10月1日発売)に掲載されました。
【掲載】
日本工業出版株式会社 「超音波テクノ」 2016年9・10月号
出版社名:日本工業出版
1冊定価: 4,190円 発行間隔:隔月刊
発売日: 毎偶月1日 サイズ:B5判 発行国:日本
日本工業出版株式会社 「超音波テクノ」
http://www.nikko-pb.co.jp/user_data/u_top.php?category_id=21
株式会社富士山マガジンサービス
http://www.fujisan.co.jp/product/1281679692/
<< 今回の技術を応用した事例 >>
音響特性として「空間の複雑さ」を定義します
その結果
1:空間の構造が複雑で、目的とする超音波発振がシンプルな場合
空間への超音波伝搬状態は制御しやすいが
高周波(非線形現象)の伝搬制御は難しい
(このような場合、 配管・壁・・・治工具による制御が有効です)
2:空間の構造がシンプルで、目的とする超音波発振が複雑な場合
空間への超音波制御は難しいが
高周波(高調波・非線形現象)の伝搬は実現しやすい
(このような場合、 超音波の発振制御が有効です)
上記のように
超音波計測・解析により
空間の構造・・・諸条件・・を推定し
超音波利用を決定することが可能になりました
注意 超音波の測定・解析に関して
サンプリング時間・・・の設定は
オリジナルのシミュレーション技術を利用しています
( オリジナルノウハウの部分です )
なお、今回の技術を
超音波システムの設計・開発技術として
コンサルティング対応しています。
参考動画
<測定>