超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波システム研究所

2025-03-04 21:32:37 | 超音波システム研究所2011

液晶樹脂による<メガヘルツの超音波制御>技術を開発

 

超音波システム研究所は、
LCP樹脂を利用した、超音波発振制御技術を開発しました。
ファンクションジェネレータと超音波プローブを応用することで、
1-100MHzの超音波伝搬状態を利用可能にする
超音波制御技術として利用しています。

超音波伝搬状態の測定・解析・評価・技術に基づいた、
精密洗浄・加工・攪拌・表面改質・液体の均一化・・・・
への新しい応用技術です。

 

材料の音響特性(表面弾性波)の利用により
20W以下の超音波出力で、1000リッターの水槽でも、
対象物への超音波刺激は制御可能です。

 

 

弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と
抽象代数学の超音波モデルにより
非線形現象の応用方法として開発しました。

 

 

ポイントは
LCP樹脂(注2)の利用です、
対象物の条件・・・により
超音波の伝搬特性を確認することで、
オリジナル非線形共振現象(注1)として
対処することが重要です

注1:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象

 

 

注2:LCP樹脂
LCP樹脂:上野液晶ポリマーUENOLCP
https://www.ueno-fc.co.jp/lcp/
UENO LCPは、
液晶ポリマーの世界的原料(モノマー)メーカーである
上野製薬株式会社がその強みとノウハウを活かし、
独自に研究開発した熱可塑性ポリマーです。

 

注3:特許出願済み
LCP樹脂(液晶ポリマー)の超音波利用に関しては
上野製薬株式会社による特許出願が行なわれています

様々な分野への利用が可能になると考え
各種コンサルティングにおいて提案しています。


 
 

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