永久の時間が続く限りに...

鉄道写真が中心のブログです。

近江の海

2017-04-22 22:27:11 | 在来線
4月16日

田村山の頂上から、この景色が見える
眼下には、近江の海事、琵琶湖が広がる
万葉のころから、この近江の海は変わらない

西の大津では、都が繁栄してそして古代史に残る悲劇も起きた
近江宮が飛鳥に遷都し、廃墟とかしたこの場所で
かの歌人 柿野人麻呂が詠った有名な万葉歌がある
「近江の海 夕波千鳥汝が鳴けば 情もしのに古思ほゆ」
私は、この万葉歌が好きだ 
哀愁の漂う、虚しさを感じる歌が
今見ているこの風景には、過去ではなく現在の風景が見える
ただ、1300年以上を経過し、周りの景色が変わっても、
柿野人麻呂が詠った、この近江の海は変わらない
近江の海は、近江の海のまま時が過ぎてゆく

また、機会があればこの場所から撮影をしよう
違う風景が見えるから


EOS5D Mark4 EF24-105 F4 L IS USM 北陸本線 田村-長浜間

吉野駅

2017-04-18 23:04:09 | 
4月2日

近畿日本鉄道 吉野駅
吉野軽便鉄道が旧吉野駅(現在の六田駅)から延伸して開通
来年で開業90年を迎える駅だ
頭端式のホームで最大4編成の車両が停車できる構造になっている

春の臨時ダイヤで多くの行楽客が賑わう駅
歴史を感じるプラットホームに、
大阪阿部野橋行 特急が
一時の休息をしている
つい先ほどまで乗っていた列車を後ろに見ながら、私は改札を抜け吉野の山に向かった

EOS5D Mark4 EF24-105 F4 L IS USM 近畿日本鉄道吉野線 吉野駅構内にて

朝ぼらけ 庄内川の架かる橋で

2017-04-17 23:24:59 | 在来線
4月5日

夜明け前、私は庄内川に架かる橋を訪れていた
稲沢線を走行する、貨物を撮影しに

今回の改正でEF510も名古屋貨物ターミナルに来るようになった
まずはそいつを

EOS5D Mark4 EF100-400 F4.5-5.6 L IS USM 稲沢線 稲沢-名古屋間

その前にDD51の原色が

EOS5D Mark4 EF100-400 F4.5-5.6 L IS USM 稲沢線 稲沢-名古屋間

夜明け方、お目当ての貨物が走行していく
DD51の重連 美しく並ぶタンク車
この光景はいつまで見れるのでしょう...

EOS5D Mark4 EF100-400 F4.5-5.6 L IS USM 稲沢線 稲沢-名古屋間



この後、東海道本線上を白ホキが走行
出来れば、ゼロ番台がよかった...

EOS5D Mark4 EF24-105 F4 L IS USM 東海道本線 枇杷島-名古屋間

徐福の宮で

2017-04-07 12:31:58 | 在来線
3月20日

徐福の宮は、春の暖かな気候に包まれていた
ゆったりと流れる時間
熊野灘に打ち付けられる波の音が、この伝説の地に響いている
列車は熊野灘を背に走り去って行く
開通してから変わらないその風景を背に

EOS5D Mark4 EF70-200 F4 L USM


EOS5D Mark4 EF24-105 F4 L IS USM

静かな海を横に見ながら

2017-04-04 00:32:51 | 在来線
3月20日

新鹿湾を望む陸の上にやってきた
空気は霞、冬の終わりが近づいていることを改めて感じた
夏、この海水浴場は多くの方が訪れ楽しんでいる
今は、その時期を待つかのごとく静かに時が過ぎてゆく

EOS5D Mark4 EF70-200 F4L USM 紀勢本線 二木島-新鹿間