Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

なかなか勝てませんね

2008年11月08日 | サッカー日記
今日は午前中の交流試合が雨で中止になり、午前中、ヒマになりました。昨日は会社の飲み会だったのですが、翌日朝から試合に行くということで、私にしては珍しく2次会にも行かずに帰宅したのですが...

先週日曜日、枚方市のサッカー連盟の5年生の大会(サマーフェスティバル)を途中から見に行きました。個人的には、5年生は今までの宇山SCのなかで最も強いと思っているのですが、なかなか勝てないチームがあります。西長尾FCです。

この日、決勝トーナメントの1回戦・準決勝を順調に勝ち進み、決勝の相手はやはり西長尾FCでした。子供たちからは、絶対勝つぞという意気込みが見えます。私は、自分の担当学年ではないので、ちょっと俯瞰したような見方でこの決勝戦を見てました。そこで、感想です。当事者(宇山5年生関係者,西長尾FC関係者)の方には納得いかない表現もあるかと思いますが、こんな見方をしている人もいるんだなくらいに思ってください。

結果は、0-1で今回も惜敗です。終了間際に決勝点を奪われての敗戦です。ただ、結果以上に、勝つためにはまだまだ差があるように感じました。

まずはサッカーのスタイルです。宇山SCはボールを速く動かすとともに人も動いて、パスワークとドリブルで得点を狙うチームのように見えます。今でいう人もボールも動くサッカーということでしょうか? 高いボールポゼッションでゲームを支配し、相手より多くのチャンスを作って勝つサッカーです。

一方の西長尾FCは完全なプレッシングサッカーのように見えました。ボールに対してプレスをかけ、高い位置でボールを奪ってどんどんボールを前に運ぶサッカーですね。自分達の陣地にボールを運ばせないサッカーで、負けにくいサッカーですね。

今回も今までと同様、宇山SCのいい面が西長尾FCのプレスの速さの前に消されていました。時折、ダイレクトパス・ワンツーなどでチャンスを作りますが、得点が入りそうな気配はなかなかありません。逆に中盤でボールを奪われることが多く、ディフェンスの裏にボールを放り込まれ、ディフェンスが一歩対応を間違えると失点につながりそうなシーンが多々ありました。

こういったチームを相手にしても高いポゼッションを保てないと苦しいですね。中盤で簡単にボールを奪われないようにすることが大事ですが、あの速いプレスを如何にかわすかが課題でしょう。普通、プレスを交わすには、それ以上の速い判断・速いパス回しが必要です。先日の試合を見ていて私が思ったのは、パスを受ける際の最初のタッチでの体の向きがもっと大切ということです。

当然、パスを受ける際に次に自分がボールを運ぶ方向をイメージし、1stタッチでそっちに向くことで、相手からボールを奪われる確率が減ります。この部分が少し不足しているように思えました。以前、試合を見たときは、それは出来ているように思えたのですが、相手のプレスの速さに戸惑ってできないようになっていたようです。こういったときこそ、あわてず基本に忠実になること。それが大事なのでは?

もっともっと自分達のサッカーに磨きをかけ、次回こそは勝てるように頑張りましょう。
準優勝でも立派な成績です。閉会式後記念撮影をしたかったのですが、今回も拒絶されました。なんとかなりませんか?


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