Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

昔の遊びの勧め

2005年11月26日 | サッカー日記
サッカーを教えている子供達に、いかに俊敏性を高めてもらおうかと色々悩んでいます。自分が小さいを思い返すと、テレビゲームも無く、毎日友達と広場などに集まっては、地面に線を引き、遊びに興じていました。道具を使うことも無く、上級生から教えられたゲームを楽しんでいました。その中で、俊敏性など高まったのでは?

こんな昔のゲームでも、今の子供達にやらせてみると、意外と夢中になるものです。私が小さい頃は、子供だけでやっていたので、けんかになることも多々ありましたが、そんなことは子供たちの中で全て解決していました。遊びの中で、運動神経だけでなく人間関係も形成されていたのでしょうか?

去年は6年生のコーチをしていて、ウインターカップ以後は公式の大会が無いため、ウインターカップ以後試しに私が昔していた遊びをやらせてみました。最初は、アップのためにやっていたのですが、子供たちものめり込み、もう一回やらせろ!などと言い出し、なかなかアップが終わらない状況になりました。今も昔も同じなのかなと思いました。

今年も、4年生のウォーミングアップに取り入れています。ただ先日、このゲーム中(陣取り)に、子供同士が正面衝突し、怪我をしてしまいました。気をつけましょう

さて、話を元に戻しましょう。強いチームと対戦すると、いつも思い知らされるのが、動きの俊敏さと判断力の速さです。うちのチームの子が性格的におっとりしている子が多いこともあるのかなと思っていましたが、自分が小さいときに比べても俊敏さに欠けるような気がします。これは、小さいときに遊びの中で培われるものではないか? と最近思い始めています。

私の場合、田舎でしたから、日が暮れるまで、遊びまわってました。防波堤の上を飛び回ったり、野山を駆け回ったり...。周りの大人も、危ないからそんなことするななどと言われたことはあまり記憶にありません。そのせいか、小学1年生の12月、今も覚えていますが、防波堤から勢いあまって海に落ちてしまいました。なんとかコンクリートにつかまり寒さに震えていたところを、近くを船で通りかかった近所のおじさんに助けてもらい、事なきを得ました。

今、4年生を教えていますが、どうも体のバランスが上手く取れない、動きがぎこちないなど、見ていて違和感を感じる子が多々います。もっと小さい時に、体を動かす遊びをやってきたのだろうか?と首を傾げたくなります。また、なにか子供たちの中で問題が起きたときに、すぐ大人に言いつけに来る子も多くいます。そんなことは自分達のなかで解決しろ!と言いたいのですが...。

そんなこともあって、また寒くなってきたので、道具など使わずに地面に線を引くだけ、または木などを陣にするだけで、あとは体を動かすだけで出来るゲームを子供たちにどんどんやらそうと思っています。

この遊びは、ここで紹介しています。基本的に、2チームに分かれて行うものを紹介しています。その方が、チームとして勝つためにどのようにしたらいいか、そのための役割分担など、子供たちなりに戦術を考えるだろうと思っているからです。

 URL: http://www.kcat.zaq.ne.jp/wood/SOCCER/temp/play.xls

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