今、サッカーを教えている子供たちは、多分今のクラブがサッカーの出発点です。もしかしたら、今後のサッカーへの関わりについて、今が最も影響を受ける時期かもしれません。将来の才能の芽を摘むことがないようにしなければ...、この年代のコーチの役割はある意味大きいかもしれません。
以前、当クラブがまだ4種登録していなかった頃、私は毎年6年生のコーチをしていました。ちょうどJリーグが始まった頃で部員も増え、世の中ではJリーガーを目指そうという子もたくさん出始めた時期でしたが、うちのクラブにはまだまだ本気でJリーガーになりたいと思っている子はいないと思ってました。
その頃、コーチした子に(と言っても既に社会人になってますが..)、もっと小学校の時にキチンとサッカーを教えてほしかったといわれたことがあります。そしたら、もしかしたらJリーガーになっていたかもしれないと。実際に中学では大阪府の大会で準優勝し?、高校は京都の名門校に進み、高校までは競技者としてサッカーをやってました。
その子は、小学校の時に、キチンとボールを止める技術や蹴る技術、ドリブルにターン・フェイントなど基本をしっかり身につけることが大事だと言ってました。自分はそのことで中学・高校で苦労したとも...。私には耳の痛い話でした。その頃はサッカーの技術をキチンと教えることより、子供たちと一緒にボールを蹴って遊ぼうという気持ちが強く、その子の欲求に応えることが出来ていませんでした。
その後、当クラブも4種登録したりして、遅ればせながら真剣にサッカーをやろうという子供に対しても少しはその要求に応えられるようになってきていると思っています。まだまだ足りないところはあるとも思いますが...
となると、コーチングが問題ですよね。自分がやってきたサッカーを指導するのは簡単です。自分の経験を伝えればいいのですから。けど自分がやってきたサッカーと今のサッカーはだいぶ様変わりしています。コーチも日々勉強が必要です。最近の指導法や、その映像などを見て、練習に取り入れようとしています。けど自分がやってきたことについてはキチンとそのポイントを伝えることが出来ますが、そうでないのはキチンと子供に伝えることが出来ているかちょっと自信がありません。
Jリーグ開始ごろから、アイコンタクトとか、ボディシェイプ(体の向き)とか色々なサッカーに関する言葉が使われだしました。自分がサッカーをやっているときにはそんな言葉を聞いたことがありません。頭では分かっているし、実際のプレーではやっていたと思うのですが、それらを身につけるためにこんな練習をしたという記憶はありません。けど今は、サッカーの基本技術を教えるのに便利な言葉とその指導法の本やDVDはたくさんあります。
まあ、そういった自分が経験していない練習方法で子供たちにサッカーの基本的なスキルを身につけさせなければならないところに、実は私のちょっとした不安があります。早く、サッカーを教えていた子供たちが大学生になってコーチとして戻ってきて、コーチしてくれないかと願うばかりです。そうすれば、私は精神論だけぶって偉そうにできるわけです!?
もっと小学校の時にちゃんと教えてくれていれば...彼が言ってくれたその一言が、今の私のモチベーションでもあります。
以前、当クラブがまだ4種登録していなかった頃、私は毎年6年生のコーチをしていました。ちょうどJリーグが始まった頃で部員も増え、世の中ではJリーガーを目指そうという子もたくさん出始めた時期でしたが、うちのクラブにはまだまだ本気でJリーガーになりたいと思っている子はいないと思ってました。
その頃、コーチした子に(と言っても既に社会人になってますが..)、もっと小学校の時にキチンとサッカーを教えてほしかったといわれたことがあります。そしたら、もしかしたらJリーガーになっていたかもしれないと。実際に中学では大阪府の大会で準優勝し?、高校は京都の名門校に進み、高校までは競技者としてサッカーをやってました。
その子は、小学校の時に、キチンとボールを止める技術や蹴る技術、ドリブルにターン・フェイントなど基本をしっかり身につけることが大事だと言ってました。自分はそのことで中学・高校で苦労したとも...。私には耳の痛い話でした。その頃はサッカーの技術をキチンと教えることより、子供たちと一緒にボールを蹴って遊ぼうという気持ちが強く、その子の欲求に応えることが出来ていませんでした。
その後、当クラブも4種登録したりして、遅ればせながら真剣にサッカーをやろうという子供に対しても少しはその要求に応えられるようになってきていると思っています。まだまだ足りないところはあるとも思いますが...
となると、コーチングが問題ですよね。自分がやってきたサッカーを指導するのは簡単です。自分の経験を伝えればいいのですから。けど自分がやってきたサッカーと今のサッカーはだいぶ様変わりしています。コーチも日々勉強が必要です。最近の指導法や、その映像などを見て、練習に取り入れようとしています。けど自分がやってきたことについてはキチンとそのポイントを伝えることが出来ますが、そうでないのはキチンと子供に伝えることが出来ているかちょっと自信がありません。
Jリーグ開始ごろから、アイコンタクトとか、ボディシェイプ(体の向き)とか色々なサッカーに関する言葉が使われだしました。自分がサッカーをやっているときにはそんな言葉を聞いたことがありません。頭では分かっているし、実際のプレーではやっていたと思うのですが、それらを身につけるためにこんな練習をしたという記憶はありません。けど今は、サッカーの基本技術を教えるのに便利な言葉とその指導法の本やDVDはたくさんあります。
まあ、そういった自分が経験していない練習方法で子供たちにサッカーの基本的なスキルを身につけさせなければならないところに、実は私のちょっとした不安があります。早く、サッカーを教えていた子供たちが大学生になってコーチとして戻ってきて、コーチしてくれないかと願うばかりです。そうすれば、私は精神論だけぶって偉そうにできるわけです!?
もっと小学校の時にちゃんと教えてくれていれば...彼が言ってくれたその一言が、今の私のモチベーションでもあります。