慢心？全力を出せたか？

今年度から、うちのクラブは関西小学生大会に参加するようになりました。そして、昨日が北河内地区予選の１回戦。必勝を期して望みましたが...、残念ながら１－２で負けてしまいました。どのチームも一所懸命やっているのだから、勝つこともあれば負けることもある、仕方ないことですが、勝ちたい試合で負けるのは非常に悔しいです。それも、コーチとして悔いの残る試合でしたからなおさらです。

最近、勝敗は別にして比較的内容の良い試合が出来ていたので、今回の地区予選もある程度はいけると思っていました。ただ、チームの課題は明白で、相手に裏をとられて失点することが多いということです。ディフェンスラインを高くするように指導していますが、中盤でのプレスが効かない時に、精度の高いパスがディフェンスの裏に出されて失点というパターンが、しばらく続いていました。

昨日の１回戦は、まさにそのパターンでやられました。半身でのディフェンス、中盤でのプレスがないときに無理にラインを押し上げないなど、十分指導できていませんでした。課題が判っていながら、練習で取り組んでなかったり、試合前にきちんと子供たちに伝えていなかった...これはコーチとして出来ることを全てやっていたか(全力を尽くしていたか)？というと、Ｎｏです。子供たちには全力を尽くせと言っておきながら、自分が全力を出せていなかったことが悔やまれます。慢心もあったかもしれません。

それと、４－４－２のシステムをとっているのですが、サイドハーフの選手が本来の仕事が出来ていないということもチームが抱えるもうひとつの課題です。サイドの選手に対する動き方の指導が中途半端ですね。思い切って、４－３－３か４－５－１にしたほうが子供たちはプレーしやすいかもしれません。

昨日の試合では、上記の２つの課題を解決するために、ハーフタイムにシステムを変えて中盤を厚くして、パスの出所を押さえるなど打つ手はあったのですが、子供がやりたいポジションをやらせようと色気を出したことも悔やまれます。必ず勝つという気持ちが、私に足りなかったのかもしれません。

去年の正月明けのスポ少大阪府大会の時は、子供たちはガチガチで、どうしようもなかったのですが、今回は緊張してはいたけどもう少し私がきちんと対応していればなんとか出来たような気がします。しかし、いまさら後悔しても仕方ありません。次に向かって頑張りましょう。一度、子供たちとどんなサッカーをやるかきちんと話した方がいいかもしれませんね。３月の淡路島の合宿は、そういう機会にしようと思います。

負けたことで、次の大きな大会(スプリングカップ)まで、２ヶ月半の時間が出来ました。基本練習をしっかりして、チームを立て直して行きたいと思います。子供たちがついて来てくれるか心配ですが...。それよりも、５年生チームのチームワークに若干の心配があります。６年生のようにみんなが仲良く出来ればもっと良いチームになるのですが...。