朝、餌を食べた後、ゴロゴロしていたカリンの
目ヤニを取ってやろうとしたら、
カリンが嫌がって、酷く噛み付いた。
私も油断してたけど、
親指にザックリ牙の跡で流血~
「カリン! 」と怒鳴る間も無く、ダッシュで逃げられた…
とりあえず、水で洗って、血止めのアルコール消毒して、
畑に、小松菜を蒔き、大根畑の草取りをしてたら…
曇ってきて、寒くなってきた…
カリンは、お昼の餌を強請りに来ない。
ほとぼりの冷めるのを待ってるな…
夕方、いつもの時間より少し早く、車庫前に戻ってきて、
「カリン、車庫に帰ってきたぞ~」と、ダンちゃんの声。
しばらくして、様子を見に行くと、
ニャーニャー と、父ちゃんにまとわりついて、
ブラシで撫でてもらっている。
「ほれ、母ちゃん来たぞ、怒っとるで、あやまってこい」
言われたカリンが、くるりと私の方をむいて、
ニャーァぁ…と甘えた声で、近寄るしぐさを見せたが、
しかし、母ちゃんは、まだ噛まれた指の痛みも治まらないから
当然ながら、ご機嫌斜めである、
殺気を感じてか、すぐ逃げられる距離でお座りして
頭を、うなだれている。
「……カリン! ごめんなさいは?!」
カリン、父ちゃんを見やり、助けを求める。
「ほれ、ごめんなさいしないと、餌もらえんぞ」
再び母ちゃんをむいて、うなだれる。
「謝ってるし…」
「駄目よ、この仔のごめんなさいは、餌もらうまでなんだから、
もらったとたんに、ヴーっ!そこどけ!て、威嚇する気なんだから 」
と答えると、ダンちやん、大笑。
鼻先に、指ビンタくらわして、首根っこ掴んで、小屋に連行。
小屋に行くまでは、仰向けにされても、服従して、
目ヤニ取りも、耳掃除の間も、大人しくしてましたが。
餌を食べたとたん、やっぱり「ヴヴヴヴヴうーーーっ!」
いつもの様に、母ちゃんの座ってる、座椅子の席を譲れと言うのです。
今日は、こっちも負けずに、 「フギャヴヴヴヴ゛う!」
膝から逃げ出そうとするのを、胸に抱えて、しばらくお互いに唸りあい。
カリン根負けして、唸るのを止める。
母ちゃんに、抱え込まれて、暖かいので、目つきもトロンとしてきた。
ターキッシュ・バーンだか、ターキッシュ・アンゴラの血を引いているだけに
常に、人間より、自分が優位に立とうとする傾向がある。
頭が良いだけに、油断禁物。
あ 夕飯の支度してて、夕景撮影し忘れた。