●今も生きている結界
盛り塩(もりしお)を知っているかな。
我が家はうどん屋をシテイたが 何時も盛り塩をシテイた。
角家なので玄関の角に道路側につまんで三角に立てたものだった。
何時もなぜこんな事するのか変に思っていた。
でも子供心にこれは決して触ってはいけないものとして何時も見ていた。
時にはじっと観察もしたことがある。
いくらにらめっこしても答えは出でこなかったけど。
いつの頃か自然とその意味を理解するようになった頃は
アチコチでしなくなっていた。
昔はアッチコッチの商売屋では店頭に必ずしていたのに。
盛り塩をしなくなったのと
お金地上主義とが台頭していた頃とが一致するように思える。
若い頃 お金儲けを悪とする思想が自分の中に有り
よく周りの者と口喧嘩したもの。
その頃から今に至るまで 私は気違い扱い。
大事なものだけど 何故かアクに感じてしまう自分が今も存在している。
どうしても人と接しているとそういうものが出でいるのか
相手は感じて 引いていく人は多い。
生きている間は金儲けしないと行けない風潮が世には
氾濫し過ぎている様に感じるのは私だけなのかも知れない。
昔から塩は清めるものと言われていた。
大相撲などで仕切りの前に塩を撒くのはこう云う事も関係しているようだ。
●盛り塩(もりしお)とは、塩を三角錐型あるいは円錐型に盛り、玄関先や家の中に置く風習である。主に縁起担ぎ、厄除け、魔除けの意味を持つ。
http://bit.ly/u152ZU
岩塩などを盛り塩皿に盛り塩固め器などの器具を用いて三角錐や円錐に盛る。敷板が併せて用いられることもある。
日本の盛り塩の風習は奈良・平安時代には既にあったとされる。
日本由来説
盛り塩の由来は神事・葬送儀礼から来たのではないかとする見方がある。葬送儀礼では葬式後に塩を撒く風習があり、また神道の方では神棚に盛り塩を供えるといった風習があるためである。これは塩が清浄や生命力の更新といった意味合いがあるからである。日本では『古事記』に海水で禊ぎ・祓いをした記載があり、これを潮垢離(しおごり)と言う。
以下、盛り塩の意義を大きく2つに分けると、
・人寄せのための縁起担ぎとしての盛り塩
・神事・葬送儀礼としてのお清めの塩、また神に捧げる神聖な供え物としての塩
となる。正確な由来は茫漠としており判明としないが、日本においては神事・仏事としての盛り塩から一般に広まったとするのが穏当と見られ、中国の故事由来説は話の面白さのために広まったのであろうと学者間で考えられている。ただ、神事・仏事のどちらが根本的な由来かはわからず、後代になるほど両者における意味合いが相交渉し、融合するため、明確には区別がしづらい。
●
●おんとう【穏当】
《名・ダナ》おだやかで、しかも筋が通り無理がないこと。
「―を欠く」
●
●大相撲(おおずもう)は、http://bit.ly/vDIxdB
大相撲(おおずもう)は、
1.日本相撲協会が主催する相撲興行。
2.がっぷりと四つに組んだ力士同士の力が拮抗する取組。取り組みがおおよそ4分を超えると「水入り」になる場合がある。
公益財団法人日本相撲協会が主催する大相撲(おおずもう)は、世界中で行われる相撲興行の中で、最も有名かつ権威のある競技興行である。東京での開催場所は国技館である(詳しくは国技館、国技#日本の国技を参照)。 土俵に立つものおよび出場できるものは男性に限られる。
●
●結界(けっかい)は、仏教において、サンガ(saṃgha, 僧伽(そうぎゃ)釈)がひとつの「現前(げんぜん)サンガ」(sammukhībhūta-saṃgha)[注釈 2]の空間領域(sīmā =界)を設定することを言う。結界についての規定は律蔵の犍度(けんど)の第一章に見られる。http://bit.ly/toLAEC
後世、界の概念と密教の神秘主義が合体することにより、原初のインド仏教にはなかった、「特殊なエネルギーを保持した神秘空間としての界」という観念が生じ、聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限るという意味あい(けっかい、Siimaabandha)も生じた。さらに日本では、古神道や神道における神社などでも、同様の概念があることから、言葉として用いられている。
大和言葉では端境(はざかい)やたんに境ともいう。
●
●こしんとう(‥シンタウ)【古神道】http://bit.ly/v2GdUg
仏教や儒教などの影響を受ける以前のわが国固有の神道。
〔宗教(仏教以外)〕日本民族の伝統的信仰で、祭祀(サイシ)を重んずる多神教の宗教。その神には自然神と人間神とがあるが、一般には人間神、すなわち皇室や国民の祖先である天照大神をはじめとする神々が多く祭られ、祖先崇拝が中心となっている。かんながらの道。神道(シンドウ)。
《参考》神道は、皇室神道・神社神道・教派神道・民間神道に分けられるが、一般には神社神道をさす場合が多い。
●
●古神道 - Wikipedia http://bit.ly/sMDqtR
古神道(こしんとう)とは、
1.日本において外来宗教の影響を受ける以前に存在していたとされる宗教をいう。純神道、原始神道、神祇信仰ともいう。通常はこちらを古神道という。
2.江戸時代の復古神道の略称。
3.江戸時代の復古神道の流れを汲み、幕末から明治にかけて成立した神道系新宗教運動。仏教、儒教、道教、渡来以前の日本の宗教を理想としている。神道天行居や出雲大社教、神理教、古神道仙法教などの教団が存在している。大本などに影響を与えた。
●
●神道(しんとう) - Wikipedia http://bit.ly/uCor6v
日本の民俗的な信仰体系であり、日本固有の 多神教の宗教である。
惟神道(かんながらのみち)ともいう。
教典や具体的な教えはなく、開祖もいない。
神話、八百万の神、自然や自然現象などにもとづく
アニミズム的・祖霊崇拝的な民族宗教であ。
自然と神とは一体として認識され、神と人間を結ぶ具体的作法が祭祀であり、
その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされた。
明治維新より第二次世界大戦終結まで政府によって事実上の国家宗教となった。
この時期の神道を指して国家神道と呼ぶ。
●
●大和言葉 - Wikipedia http://bit.ly/voSCBs
大和言葉(やまとことば)とは、古くは和歌や雅語、女房言葉のことを意味したが、現在ではもっぱら日本語の語種(単語の出自)の一つであり漢語や外来語に対する日本の固有語を指す。
飛鳥時代頃まで大和国や大和飛鳥を中心に話されていたと思われる。
現在、「大和言葉」といえば一般には、漢語と外来語を除いた日本語の固有語を指すよう になっている。
また「和語」もこの意味で扱われることが多いが、学術上では区別される こともある。
●
●わご 【和語/▼倭語】
(1)わが国の言葉。日本語。国語。
(2)漢語・外来語に対して、日本固有のものと考えられる単語。「やま(山)」「かわ(川)」「そら(空)」の類。やまとことば。
●
●はざかい 【端境】
新米と古米とが市場で入れ替わる9、10月ころ。
季節性のある野菜・果物・生糸の取引などにもいう。
●
●はざかいき【端境期】
端境の時期。また一般に、物事の入れ替わりの時期。
「端境期で在庫が品薄になる」
●
●風水は結界 http://bit.ly/w518og
見慣れない言葉かもしれないが、今回のテーマは結界(けっかい)。オカルトマニアやゲームマニアは知っているかもしれない。
これはもともと仏教用語で、自分の修行や何かの目的で修法を行う時に、その妨げをする有形無形のものが入って来ないように、その場所をなんらかの方法で区切ってしまうことである。
区切るというといかにも即物的だが、じっさいに目で見える形で、何らかの形のあるものを媒介にして界を結ぶことが多い。
人為的に区切っているように見えなくとも、よく目を凝らしてみると、なんらかの約束事や法則が見えてくるものである。
結界とは、いわばある種の力の及ぶバリアをきっちりと決めて、その力の邪魔をする他の要素が入って来ないようにすることなのである。
それにはさまざまな種類やノウハウがある。
結界を摩訶不思議なもののように捉えずに、広義、狭義、いろんな角度から考えてみよう。
●
●仏教用語一覧(ぶっきょうようご・いちらん)http://bit.ly/uaRM41
仏教の用語を、日本語にしているものを中心として一覧形式で表す。
●
●仏教用語 - 三条教区・三条別院
https://sanjobetsuin.or.jp/faq/words/
知って楽しい、使っておもしろい、仏教用語
よく耳にする仏教用語の意味を解説。
さらに、普段何気なく使っているけど実は仏教から生まれた言葉たちについても、その由来をご紹介します。
よく使われる仏教用語.
・念仏(ねんぶつ).
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」ととなえることを言います。法然上人の開かれた浄土宗では「念仏をとなえること」を大切にしますが、親鸞聖人の浄土真宗では「信心を伴って念仏をとなえる」ことが大切だとされます。
・お斎(おとき)
お斎(おとき)法事などのお勤めの後に振舞われる料理のことを言います。精進もの(肉や魚を使わない)が基本になります。
●
●仏教用語(ぶっきょうようご)
仏教用語は、仏教発祥の地であるインドが起源であり、そこで生まれた様々な用語は中国において、般若や三昧など、発音に漢字を当てはめた音訳、或いは識、空など意味の該当する漢字に置き換えた意訳の2種の方法によって中国語化され、更にそれらの漢字化された仏教用語は日本に伝わり、有頂天や玄関など一部の言葉は、一般社会においても日常語として使用されるようになった。
また一説によれば「瓦」(kapāla、鉢)や「鳥居」(torāna、仏塔の垣門)も、仏教用語が起源であると言われている。
●
●仏教の用語あれこれ 仏教の用語 仏教は奥が深いのです
http://www.valley.ne.jp/~sigemori/omake/omake_yougo.html
お葬式 阿弥陀仏
色即是空 忍土 発心 法事 塔婆 位牌 仏壇 飲酒
十界 仏子 節分 仏さま 諸行無常 布施 生老病死 法華経
お盆 観音様 蓮華 欲 釈尊降誕会 彼岸 摂受 感応
●
●結界について(簡単な張り方) http://bit.ly/uS1m0X
結界は分けるもの
結界とは、区別するものです。
一般的には俗な世界と神聖な世界を区切るものです。
又は修業の場を作るものです。
ですから、当然に社寺などに結界は必要ですし、全てに存在しています。
山門や鳥居なども結界の例です。
女人結界などという言葉もあります。
そして、もう一つの意味は、それらを実効上に担保する為の障壁の一種です。
この項目では結界という言葉を特にこの意味で使います。
●
●「麻」の力でお部屋の波動を良くする | ハッピー浄化生活 2013/04/23
https://ameblo.jp/joukaseikatsu/entry-11517318972.html
今日は、書籍「人生を豊かにする浄化生活」にも掲載している、
「麻」の浄化作用についてです。
「麻」は、自然素材の中でもエネルギーが高く、邪気を祓い清める
働きがあり、古来から神聖なものとして知られている植物です。
日本の神道の世界では、お祓い用の御幣(おおぬさ)や注連縄、神殿に
吊るされている鈴の縄、聖域を囲むための結界用の紐などに使われています。
また巫女さんの髪紐や、位の高い人の着衣にも使われます。
邪気(悪い波動)を寄せ付けないようにして、神聖な場を維持し、
身を守るためです。
伊勢神宮のお札のことを「神宮大麻」と言いますが、
昔は大麻草からお札が作られていたそうです。
この「麻」を毎日の生活で使うことによって、毎日過ごすお部屋などの
生活環境の波動を良くすることが出来るようになります。
良い波動の場で生活することで、心身も元気になり、
運気も良くなっていきます。
●
●結界用麻縄
注連縄は神域と現世を隔てる結界の役割をします。
そして、四隅の中を神域として、厄や禍を祓います。
また、注連縄は、御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)として神がここに宿っているという印ともされています。
古神道においては、神域はすなわち常世(とこよ)であり、俗世は現実社会を意味する現世(うつしよ)であり、注連縄はこの二つの世界の端境や結界を表し、場所によっては禁足地の印ともなっています。
●
●注連縄(しめなわ)は、神道における神祭具で、宗教上の意味を持つ紙垂(しで)をつけた縄をさす。
しめ縄・標縄・七五三縄・〆縄とも表記する。 http://bit.ly/tVVwRl
●
●しめ縄
【意味】 しめ縄とは、神事の神聖な場所と下界を区別するために張る縄。新年に悪気が入らないよう家の出入り口に張ったりする。
【しめ縄の語源・由来】
しめ縄は、『万葉集』に「標縄(しめなは)」の例が見られる。
一般の者の立ち入りを禁じ、皇室や貴人が占有した野の「標野」の「標」と同じく、標縄の「標」は「占める」の意味である。
漢字「注連縄」の「注連(ちゅうれん)」は、中国で死霊が入り込まないよう、水を注いで清め連ね張った縄を意味し、一定の間隔で藁を三・五・七本と垂らすため、「七五三縄」とも表記される。
また、古代には「しめ縄」を「尻久米縄(しりくめなわ・しりくべなわ)」といった。
「くめ」とは「出す」の意味で、藁の尻をくめ置いて垂らした縄なので、こう呼ばれた。
●
●紙垂(しで)とは、注連縄や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らす、特殊な断ち方をして折った紙である。http://bit.ly/tVBEez
単に垂とも表記し、四手とも書く。
文献での紙垂の例として、古事記の天の岩戸伝承のなかで書かれている、岩戸の前で賢木の枝に下げた「白丹寸手(しらにきて)」「青丹寸手(あをにきて)」がその初出と言われている。
「しで」という言葉は動詞「垂づ(しづ)」の連用形で、「しだれる」と同根である。
古くは木綿(ゆう)を用いていたが、現在では紙(通常は奉書紙・美濃紙・半紙)を用いるのが一般的である。
断ち方・折り方はいくつかの流派・形式がある。
吉田流・白川流・伊勢流が代表的な流派である。
四垂が一般的であるが、ほかに二垂・八垂などの場合もある。
また、注連縄作りの伝承の中で、旧字「絲」の象形に見えるように「いと、いと、いと」と発声しながら折るという口伝もある。
落雷があると稲が育ち豊作なので、紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払う。
玉串・祓串・御幣につけた場合は祓具としての意味だが、注連縄に垂らして神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印となる。
また、相撲の横綱は、土俵入りの際に紙垂を垂らした綱をつける。
●
●注連縄につける「紙垂(しで)」の作り方
http://turugamine.com/shidetuku.html
注連縄につける「紙垂(しで)」の作り方.
しめ縄についている、ひらひらした紙のことを紙垂(しで)といいます。様々な形のものがありますが、よく神社で使われている形のものについて簡単・きれいに出来る方法をご紹介します。
紙
半紙、奉書紙などを用います。
半紙を使う場合、学校の習字で使うような薄いものは上手に行かない事が多いようです。
●
●みたましろ 【御霊代】
神霊の代わりとして祭るもの。御神体。
●
●御神体(読み)ゴシンタイ
デジタル大辞泉の解説
神体を敬っていう語。
●
●神体(読み)シンタイ
デジタル大辞泉の解説
神霊が宿っているものとして神社などに祭り、礼拝の対象とする神聖な物体。古代では山岳・巨岩・大木などが神体または神の座として考えられたが、今日では鏡・剣・玉・鉾(ほこ)・御幣・影像などが用いられることが多い。みたましろ。
●
●依り代、依代、憑り代、憑代(よりしろ) http://bit.ly/tIDQGS
神霊が依り憑く(よりつく)対象物のことで、神体や場合によっては神域をしめす。
●
●常世(とこよ)、かくりよ(隠世、幽世)
永久に変わらない神域。https://ja.wikipedia.org/wiki/常世
死後の世界という解釈もされるが、そちらは黄泉がある。
「永久」を意味し、古くは「常夜」とも表記した。
日本神話や古神道や神道の重要な二律する世界観の一方であり、
対峙して「現世(うつしよ)」がある。
変化の無い世界であり、例えるなら因果律がないような定常的であり、
ある部分では時間軸が無いともいえる様な世界。
●
●現世(げんせ、げんせい、うつしよ)とは、現在の世のこと。
古くは「げんぜ」とも読んだ。http://bit.ly/vANjbL
●
●玉串(たまぐし)とは、神道の神事において参拝者や神職が神前に捧げる、紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた榊の枝である。http://bit.ly/vX6NEQ
櫟(北海道)やガジュマル(沖縄県)の枝などを用いることもある。また、神宮大麻の祓い串のように参拝の証として持ち帰り、千度祓い万度祓いを行う例もある。
●
●イチイ(一位、櫟、学名:Taxus cuspidata)
イチイ科イチイ属の植物。またはイチイ属の植物の総称。
常緑針葉樹。 https://ja.wikipedia.org/wiki/イチイ
別名はアララギ。長野県松本地方ではミネゾと呼ばれている。
北海道や北東北の方言ではオンコと呼ばれ、アイヌからはクネニと呼ばれた。
英語ではJapanese Yewと呼ばれ、同属のヨーロッパイチイ T. baccataは単にYewあるいはEuropean Yewと呼ばれる。
属の学名 Taxusはヨーロッパイチイのギリシャ語名で弓を意味する taxosから、種小名 cuspidataは「急に尖った」の意味。
●
●大麻 (神道)(祓串(はらえぐし))
https://ja.wikipedia.org/wiki/大麻_(神道)
大麻(おおぬさ、たいま、太麻)、神道の祭祀において修祓(しゅはつ、祓い)に使う道具の一つで、木綿(ゆう)や麻、後世には布帛や紙が用いられる。「ぬさ」は麻の古名で、幣あるいは麻、奴佐と当て字される「ぬさ」の美称が「おおぬさ」である。大幣(おおぬさ)とも。白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)とも言う。
伊勢神宮で祓に用いる玉串。細い木に細かく切った紙片をつけたもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shinto_Onusa.jpeg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shinto_oonusa_whole_hemp.jpg
大麻(おおぬさ)。こうした木串を使ったものは資料によって小麻(こぬさ)に分類される。左が紙垂と麻苧(あさお)の両方がついた今日一般的なもの。右は麻苧だけのもの。下にあるのは大麻を立てるための大麻筒(ぬさづつ)で、大麻の棒を納めて立てて置くことができる。『神道集成』ではちょうど、この両者を真ん中で合わせたように、左半分が紙垂、右半分が麻のものも。
●
●御幣(ごへい・おんべい・おんべ)https://ja.wikipedia.org/wiki/御幣
神道の祭祀で、捧げられ、用いられる、幣帛(へいはく)の一種で、2本の紙垂を竹または木の幣串に挟んだものである。
幣束(へいそく)、幣(ぬさ)ともいう。
通常、紙垂は白い紙で作るが、御幣にとりつける紙垂は白だけでなく五色の紙や、金箔・銀箔が用いられることもある。
「幣」は麻(麻布)、「帛」は絹(白絹、絹布)を意味する。両者は捧げ物の代表的な事物であることから、本来、「幣帛」で神々への捧げ物の「総称」を意味する。
「幣帛」は「充座」(みてぐら)、「礼代」(いやじり)ともいう。「幣帛」は、広義では神饌(食物)も含むが、狭義では神饌に対する特に布類を指す。布類では麻布が主流なので、主に「幣」の字が用いられることになる。現物の代わりに「幣帛料」として捧げられる金銭を「金幣」という。
「御幣」とは、神々への捧げ物を意味し、貴重な品を示す「幣」(へい)に、尊称の「御」(ご)を付けたものである。
捧げ物としての御幣の中心は、両側に長く折り下げられた部位(紙垂)ではなく、串に挿(はさ)まれた部分、そのものにある。
なお、「貨幣・紙幣」の「幣」も、御幣の「幣」に由来する。
かつて、神に布帛を奉る時には木に挟んで備えていたが、それが変化したのが今日の御幣である。その由来から、元々は神に捧げるものであったが、後に、社殿の中に立てて神の依代あるいは御神体として、あるいは祓串のように参拝者に対する祓具として用いるようになった。
なお、長い棒や竹の先端に幣束を何本か取付けたもののことを、特に梵天(ぼんてん)という。
紙が普及する以前は、ヤナギ、ニワトコ、ヌルデ、クルミ、マツなどの木の肌の一部を薄く削ぎ、渦状にちぢらせて残し垂らしておく飾り棒削り掛けも、御幣、幣の古い形の祭具として用いられた。
削り花(削花、ハナとも)、穂垂(ほたれ)、掻垂(かいたれ)とも。
アイヌにも同様のイナウがある。
●
●幣帛(へいはく)https://ja.wikipedia.org/wiki/幣帛
神道の祭祀において神に奉献する、神饌以外のものの総称である。広義には神饌をも含む。みてぐら、幣物(へいもつ)とも言う。
●
●神体(しんたい)とは神道で神が宿るとされる物体で、礼拝の対象となる。
宗像大社では沖ノ島、大神神社では三輪山が神体とされ、皇大神宮では三種の神器の1つの八咫鏡とされるなど様々である。
http://bit.ly/sTmzMu
その他、神道における「世界観の世として」の神代(かみしろ)や古神道の神奈備(かんなび)や皇室神道の神器(じんぎ)や古代からある神殿や神社神道の社(やしろ)や注連縄の飾られる場所やものなど、いわゆる御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)といわれる神の宿る、降りる(鎮座する・隠れ住まう・居る)場所や物も神体という。
盛り塩(もりしお)を知っているかな。
我が家はうどん屋をシテイたが 何時も盛り塩をシテイた。
角家なので玄関の角に道路側につまんで三角に立てたものだった。
何時もなぜこんな事するのか変に思っていた。
でも子供心にこれは決して触ってはいけないものとして何時も見ていた。
時にはじっと観察もしたことがある。
いくらにらめっこしても答えは出でこなかったけど。
いつの頃か自然とその意味を理解するようになった頃は
アチコチでしなくなっていた。
昔はアッチコッチの商売屋では店頭に必ずしていたのに。
盛り塩をしなくなったのと
お金地上主義とが台頭していた頃とが一致するように思える。
若い頃 お金儲けを悪とする思想が自分の中に有り
よく周りの者と口喧嘩したもの。
その頃から今に至るまで 私は気違い扱い。
大事なものだけど 何故かアクに感じてしまう自分が今も存在している。
どうしても人と接しているとそういうものが出でいるのか
相手は感じて 引いていく人は多い。
生きている間は金儲けしないと行けない風潮が世には
氾濫し過ぎている様に感じるのは私だけなのかも知れない。
昔から塩は清めるものと言われていた。
大相撲などで仕切りの前に塩を撒くのはこう云う事も関係しているようだ。
●盛り塩(もりしお)とは、塩を三角錐型あるいは円錐型に盛り、玄関先や家の中に置く風習である。主に縁起担ぎ、厄除け、魔除けの意味を持つ。
http://bit.ly/u152ZU
岩塩などを盛り塩皿に盛り塩固め器などの器具を用いて三角錐や円錐に盛る。敷板が併せて用いられることもある。
日本の盛り塩の風習は奈良・平安時代には既にあったとされる。
日本由来説
盛り塩の由来は神事・葬送儀礼から来たのではないかとする見方がある。葬送儀礼では葬式後に塩を撒く風習があり、また神道の方では神棚に盛り塩を供えるといった風習があるためである。これは塩が清浄や生命力の更新といった意味合いがあるからである。日本では『古事記』に海水で禊ぎ・祓いをした記載があり、これを潮垢離(しおごり)と言う。
以下、盛り塩の意義を大きく2つに分けると、
・人寄せのための縁起担ぎとしての盛り塩
・神事・葬送儀礼としてのお清めの塩、また神に捧げる神聖な供え物としての塩
となる。正確な由来は茫漠としており判明としないが、日本においては神事・仏事としての盛り塩から一般に広まったとするのが穏当と見られ、中国の故事由来説は話の面白さのために広まったのであろうと学者間で考えられている。ただ、神事・仏事のどちらが根本的な由来かはわからず、後代になるほど両者における意味合いが相交渉し、融合するため、明確には区別がしづらい。
●
●おんとう【穏当】
《名・ダナ》おだやかで、しかも筋が通り無理がないこと。
「―を欠く」
●
●大相撲(おおずもう)は、http://bit.ly/vDIxdB
大相撲(おおずもう)は、
1.日本相撲協会が主催する相撲興行。
2.がっぷりと四つに組んだ力士同士の力が拮抗する取組。取り組みがおおよそ4分を超えると「水入り」になる場合がある。
公益財団法人日本相撲協会が主催する大相撲(おおずもう)は、世界中で行われる相撲興行の中で、最も有名かつ権威のある競技興行である。東京での開催場所は国技館である(詳しくは国技館、国技#日本の国技を参照)。 土俵に立つものおよび出場できるものは男性に限られる。
●
●結界(けっかい)は、仏教において、サンガ(saṃgha, 僧伽(そうぎゃ)釈)がひとつの「現前(げんぜん)サンガ」(sammukhībhūta-saṃgha)[注釈 2]の空間領域(sīmā =界)を設定することを言う。結界についての規定は律蔵の犍度(けんど)の第一章に見られる。http://bit.ly/toLAEC
後世、界の概念と密教の神秘主義が合体することにより、原初のインド仏教にはなかった、「特殊なエネルギーを保持した神秘空間としての界」という観念が生じ、聖なる領域と俗なる領域を分け、秩序を維持するために区域を限るという意味あい(けっかい、Siimaabandha)も生じた。さらに日本では、古神道や神道における神社などでも、同様の概念があることから、言葉として用いられている。
大和言葉では端境(はざかい)やたんに境ともいう。
●
●こしんとう(‥シンタウ)【古神道】http://bit.ly/v2GdUg
仏教や儒教などの影響を受ける以前のわが国固有の神道。
〔宗教(仏教以外)〕日本民族の伝統的信仰で、祭祀(サイシ)を重んずる多神教の宗教。その神には自然神と人間神とがあるが、一般には人間神、すなわち皇室や国民の祖先である天照大神をはじめとする神々が多く祭られ、祖先崇拝が中心となっている。かんながらの道。神道(シンドウ)。
《参考》神道は、皇室神道・神社神道・教派神道・民間神道に分けられるが、一般には神社神道をさす場合が多い。
●
●古神道 - Wikipedia http://bit.ly/sMDqtR
古神道(こしんとう)とは、
1.日本において外来宗教の影響を受ける以前に存在していたとされる宗教をいう。純神道、原始神道、神祇信仰ともいう。通常はこちらを古神道という。
2.江戸時代の復古神道の略称。
3.江戸時代の復古神道の流れを汲み、幕末から明治にかけて成立した神道系新宗教運動。仏教、儒教、道教、渡来以前の日本の宗教を理想としている。神道天行居や出雲大社教、神理教、古神道仙法教などの教団が存在している。大本などに影響を与えた。
●
●神道(しんとう) - Wikipedia http://bit.ly/uCor6v
日本の民俗的な信仰体系であり、日本固有の 多神教の宗教である。
惟神道(かんながらのみち)ともいう。
教典や具体的な教えはなく、開祖もいない。
神話、八百万の神、自然や自然現象などにもとづく
アニミズム的・祖霊崇拝的な民族宗教であ。
自然と神とは一体として認識され、神と人間を結ぶ具体的作法が祭祀であり、
その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされた。
明治維新より第二次世界大戦終結まで政府によって事実上の国家宗教となった。
この時期の神道を指して国家神道と呼ぶ。
●
●大和言葉 - Wikipedia http://bit.ly/voSCBs
大和言葉(やまとことば)とは、古くは和歌や雅語、女房言葉のことを意味したが、現在ではもっぱら日本語の語種(単語の出自)の一つであり漢語や外来語に対する日本の固有語を指す。
飛鳥時代頃まで大和国や大和飛鳥を中心に話されていたと思われる。
現在、「大和言葉」といえば一般には、漢語と外来語を除いた日本語の固有語を指すよう になっている。
また「和語」もこの意味で扱われることが多いが、学術上では区別される こともある。
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●わご 【和語/▼倭語】
(1)わが国の言葉。日本語。国語。
(2)漢語・外来語に対して、日本固有のものと考えられる単語。「やま(山)」「かわ(川)」「そら(空)」の類。やまとことば。
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●はざかい 【端境】
新米と古米とが市場で入れ替わる9、10月ころ。
季節性のある野菜・果物・生糸の取引などにもいう。
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●はざかいき【端境期】
端境の時期。また一般に、物事の入れ替わりの時期。
「端境期で在庫が品薄になる」
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●風水は結界 http://bit.ly/w518og
見慣れない言葉かもしれないが、今回のテーマは結界(けっかい)。オカルトマニアやゲームマニアは知っているかもしれない。
これはもともと仏教用語で、自分の修行や何かの目的で修法を行う時に、その妨げをする有形無形のものが入って来ないように、その場所をなんらかの方法で区切ってしまうことである。
区切るというといかにも即物的だが、じっさいに目で見える形で、何らかの形のあるものを媒介にして界を結ぶことが多い。
人為的に区切っているように見えなくとも、よく目を凝らしてみると、なんらかの約束事や法則が見えてくるものである。
結界とは、いわばある種の力の及ぶバリアをきっちりと決めて、その力の邪魔をする他の要素が入って来ないようにすることなのである。
それにはさまざまな種類やノウハウがある。
結界を摩訶不思議なもののように捉えずに、広義、狭義、いろんな角度から考えてみよう。
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●仏教用語一覧(ぶっきょうようご・いちらん)http://bit.ly/uaRM41
仏教の用語を、日本語にしているものを中心として一覧形式で表す。
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●仏教用語 - 三条教区・三条別院
https://sanjobetsuin.or.jp/faq/words/
知って楽しい、使っておもしろい、仏教用語
よく耳にする仏教用語の意味を解説。
さらに、普段何気なく使っているけど実は仏教から生まれた言葉たちについても、その由来をご紹介します。
よく使われる仏教用語.
・念仏(ねんぶつ).
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」ととなえることを言います。法然上人の開かれた浄土宗では「念仏をとなえること」を大切にしますが、親鸞聖人の浄土真宗では「信心を伴って念仏をとなえる」ことが大切だとされます。
・お斎(おとき)
お斎(おとき)法事などのお勤めの後に振舞われる料理のことを言います。精進もの(肉や魚を使わない)が基本になります。
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●仏教用語(ぶっきょうようご)
仏教用語は、仏教発祥の地であるインドが起源であり、そこで生まれた様々な用語は中国において、般若や三昧など、発音に漢字を当てはめた音訳、或いは識、空など意味の該当する漢字に置き換えた意訳の2種の方法によって中国語化され、更にそれらの漢字化された仏教用語は日本に伝わり、有頂天や玄関など一部の言葉は、一般社会においても日常語として使用されるようになった。
また一説によれば「瓦」(kapāla、鉢)や「鳥居」(torāna、仏塔の垣門)も、仏教用語が起源であると言われている。
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●仏教の用語あれこれ 仏教の用語 仏教は奥が深いのです
http://www.valley.ne.jp/~sigemori/omake/omake_yougo.html
お葬式 阿弥陀仏
色即是空 忍土 発心 法事 塔婆 位牌 仏壇 飲酒
十界 仏子 節分 仏さま 諸行無常 布施 生老病死 法華経
お盆 観音様 蓮華 欲 釈尊降誕会 彼岸 摂受 感応
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●結界について(簡単な張り方) http://bit.ly/uS1m0X
結界は分けるもの
結界とは、区別するものです。
一般的には俗な世界と神聖な世界を区切るものです。
又は修業の場を作るものです。
ですから、当然に社寺などに結界は必要ですし、全てに存在しています。
山門や鳥居なども結界の例です。
女人結界などという言葉もあります。
そして、もう一つの意味は、それらを実効上に担保する為の障壁の一種です。
この項目では結界という言葉を特にこの意味で使います。
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●「麻」の力でお部屋の波動を良くする | ハッピー浄化生活 2013/04/23
https://ameblo.jp/joukaseikatsu/entry-11517318972.html
今日は、書籍「人生を豊かにする浄化生活」にも掲載している、
「麻」の浄化作用についてです。
「麻」は、自然素材の中でもエネルギーが高く、邪気を祓い清める
働きがあり、古来から神聖なものとして知られている植物です。
日本の神道の世界では、お祓い用の御幣(おおぬさ)や注連縄、神殿に
吊るされている鈴の縄、聖域を囲むための結界用の紐などに使われています。
また巫女さんの髪紐や、位の高い人の着衣にも使われます。
邪気(悪い波動)を寄せ付けないようにして、神聖な場を維持し、
身を守るためです。
伊勢神宮のお札のことを「神宮大麻」と言いますが、
昔は大麻草からお札が作られていたそうです。
この「麻」を毎日の生活で使うことによって、毎日過ごすお部屋などの
生活環境の波動を良くすることが出来るようになります。
良い波動の場で生活することで、心身も元気になり、
運気も良くなっていきます。
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●結界用麻縄
注連縄は神域と現世を隔てる結界の役割をします。
そして、四隅の中を神域として、厄や禍を祓います。
また、注連縄は、御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)として神がここに宿っているという印ともされています。
古神道においては、神域はすなわち常世(とこよ)であり、俗世は現実社会を意味する現世(うつしよ)であり、注連縄はこの二つの世界の端境や結界を表し、場所によっては禁足地の印ともなっています。
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●注連縄(しめなわ)は、神道における神祭具で、宗教上の意味を持つ紙垂(しで)をつけた縄をさす。
しめ縄・標縄・七五三縄・〆縄とも表記する。 http://bit.ly/tVVwRl
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●しめ縄
【意味】 しめ縄とは、神事の神聖な場所と下界を区別するために張る縄。新年に悪気が入らないよう家の出入り口に張ったりする。
【しめ縄の語源・由来】
しめ縄は、『万葉集』に「標縄(しめなは)」の例が見られる。
一般の者の立ち入りを禁じ、皇室や貴人が占有した野の「標野」の「標」と同じく、標縄の「標」は「占める」の意味である。
漢字「注連縄」の「注連(ちゅうれん)」は、中国で死霊が入り込まないよう、水を注いで清め連ね張った縄を意味し、一定の間隔で藁を三・五・七本と垂らすため、「七五三縄」とも表記される。
また、古代には「しめ縄」を「尻久米縄(しりくめなわ・しりくべなわ)」といった。
「くめ」とは「出す」の意味で、藁の尻をくめ置いて垂らした縄なので、こう呼ばれた。
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●紙垂(しで)とは、注連縄や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らす、特殊な断ち方をして折った紙である。http://bit.ly/tVBEez
単に垂とも表記し、四手とも書く。
文献での紙垂の例として、古事記の天の岩戸伝承のなかで書かれている、岩戸の前で賢木の枝に下げた「白丹寸手(しらにきて)」「青丹寸手(あをにきて)」がその初出と言われている。
「しで」という言葉は動詞「垂づ(しづ)」の連用形で、「しだれる」と同根である。
古くは木綿(ゆう)を用いていたが、現在では紙(通常は奉書紙・美濃紙・半紙)を用いるのが一般的である。
断ち方・折り方はいくつかの流派・形式がある。
吉田流・白川流・伊勢流が代表的な流派である。
四垂が一般的であるが、ほかに二垂・八垂などの場合もある。
また、注連縄作りの伝承の中で、旧字「絲」の象形に見えるように「いと、いと、いと」と発声しながら折るという口伝もある。
落雷があると稲が育ち豊作なので、紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払う。
玉串・祓串・御幣につけた場合は祓具としての意味だが、注連縄に垂らして神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印となる。
また、相撲の横綱は、土俵入りの際に紙垂を垂らした綱をつける。
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●注連縄につける「紙垂(しで)」の作り方
http://turugamine.com/shidetuku.html
注連縄につける「紙垂(しで)」の作り方.
しめ縄についている、ひらひらした紙のことを紙垂(しで)といいます。様々な形のものがありますが、よく神社で使われている形のものについて簡単・きれいに出来る方法をご紹介します。
紙
半紙、奉書紙などを用います。
半紙を使う場合、学校の習字で使うような薄いものは上手に行かない事が多いようです。
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●みたましろ 【御霊代】
神霊の代わりとして祭るもの。御神体。
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●御神体(読み)ゴシンタイ
デジタル大辞泉の解説
神体を敬っていう語。
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●神体(読み)シンタイ
デジタル大辞泉の解説
神霊が宿っているものとして神社などに祭り、礼拝の対象とする神聖な物体。古代では山岳・巨岩・大木などが神体または神の座として考えられたが、今日では鏡・剣・玉・鉾(ほこ)・御幣・影像などが用いられることが多い。みたましろ。
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●依り代、依代、憑り代、憑代(よりしろ) http://bit.ly/tIDQGS
神霊が依り憑く(よりつく)対象物のことで、神体や場合によっては神域をしめす。
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●常世(とこよ)、かくりよ(隠世、幽世)
永久に変わらない神域。https://ja.wikipedia.org/wiki/常世
死後の世界という解釈もされるが、そちらは黄泉がある。
「永久」を意味し、古くは「常夜」とも表記した。
日本神話や古神道や神道の重要な二律する世界観の一方であり、
対峙して「現世(うつしよ)」がある。
変化の無い世界であり、例えるなら因果律がないような定常的であり、
ある部分では時間軸が無いともいえる様な世界。
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●現世(げんせ、げんせい、うつしよ)とは、現在の世のこと。
古くは「げんぜ」とも読んだ。http://bit.ly/vANjbL
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●玉串(たまぐし)とは、神道の神事において参拝者や神職が神前に捧げる、紙垂(しで)や木綿(ゆう)をつけた榊の枝である。http://bit.ly/vX6NEQ
櫟(北海道)やガジュマル(沖縄県)の枝などを用いることもある。また、神宮大麻の祓い串のように参拝の証として持ち帰り、千度祓い万度祓いを行う例もある。
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●イチイ(一位、櫟、学名:Taxus cuspidata)
イチイ科イチイ属の植物。またはイチイ属の植物の総称。
常緑針葉樹。 https://ja.wikipedia.org/wiki/イチイ
別名はアララギ。長野県松本地方ではミネゾと呼ばれている。
北海道や北東北の方言ではオンコと呼ばれ、アイヌからはクネニと呼ばれた。
英語ではJapanese Yewと呼ばれ、同属のヨーロッパイチイ T. baccataは単にYewあるいはEuropean Yewと呼ばれる。
属の学名 Taxusはヨーロッパイチイのギリシャ語名で弓を意味する taxosから、種小名 cuspidataは「急に尖った」の意味。
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●大麻 (神道)(祓串(はらえぐし))
https://ja.wikipedia.org/wiki/大麻_(神道)
大麻(おおぬさ、たいま、太麻)、神道の祭祀において修祓(しゅはつ、祓い)に使う道具の一つで、木綿(ゆう)や麻、後世には布帛や紙が用いられる。「ぬさ」は麻の古名で、幣あるいは麻、奴佐と当て字される「ぬさ」の美称が「おおぬさ」である。大幣(おおぬさ)とも。白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)とも言う。
伊勢神宮で祓に用いる玉串。細い木に細かく切った紙片をつけたもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shinto_Onusa.jpeg
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shinto_oonusa_whole_hemp.jpg
大麻(おおぬさ)。こうした木串を使ったものは資料によって小麻(こぬさ)に分類される。左が紙垂と麻苧(あさお)の両方がついた今日一般的なもの。右は麻苧だけのもの。下にあるのは大麻を立てるための大麻筒(ぬさづつ)で、大麻の棒を納めて立てて置くことができる。『神道集成』ではちょうど、この両者を真ん中で合わせたように、左半分が紙垂、右半分が麻のものも。
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●御幣(ごへい・おんべい・おんべ)https://ja.wikipedia.org/wiki/御幣
神道の祭祀で、捧げられ、用いられる、幣帛(へいはく)の一種で、2本の紙垂を竹または木の幣串に挟んだものである。
幣束(へいそく)、幣(ぬさ)ともいう。
通常、紙垂は白い紙で作るが、御幣にとりつける紙垂は白だけでなく五色の紙や、金箔・銀箔が用いられることもある。
「幣」は麻(麻布)、「帛」は絹(白絹、絹布)を意味する。両者は捧げ物の代表的な事物であることから、本来、「幣帛」で神々への捧げ物の「総称」を意味する。
「幣帛」は「充座」(みてぐら)、「礼代」(いやじり)ともいう。「幣帛」は、広義では神饌(食物)も含むが、狭義では神饌に対する特に布類を指す。布類では麻布が主流なので、主に「幣」の字が用いられることになる。現物の代わりに「幣帛料」として捧げられる金銭を「金幣」という。
「御幣」とは、神々への捧げ物を意味し、貴重な品を示す「幣」(へい)に、尊称の「御」(ご)を付けたものである。
捧げ物としての御幣の中心は、両側に長く折り下げられた部位(紙垂)ではなく、串に挿(はさ)まれた部分、そのものにある。
なお、「貨幣・紙幣」の「幣」も、御幣の「幣」に由来する。
かつて、神に布帛を奉る時には木に挟んで備えていたが、それが変化したのが今日の御幣である。その由来から、元々は神に捧げるものであったが、後に、社殿の中に立てて神の依代あるいは御神体として、あるいは祓串のように参拝者に対する祓具として用いるようになった。
なお、長い棒や竹の先端に幣束を何本か取付けたもののことを、特に梵天(ぼんてん)という。
紙が普及する以前は、ヤナギ、ニワトコ、ヌルデ、クルミ、マツなどの木の肌の一部を薄く削ぎ、渦状にちぢらせて残し垂らしておく飾り棒削り掛けも、御幣、幣の古い形の祭具として用いられた。
削り花(削花、ハナとも)、穂垂(ほたれ)、掻垂(かいたれ)とも。
アイヌにも同様のイナウがある。
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●幣帛(へいはく)https://ja.wikipedia.org/wiki/幣帛
神道の祭祀において神に奉献する、神饌以外のものの総称である。広義には神饌をも含む。みてぐら、幣物(へいもつ)とも言う。
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●神体(しんたい)とは神道で神が宿るとされる物体で、礼拝の対象となる。
宗像大社では沖ノ島、大神神社では三輪山が神体とされ、皇大神宮では三種の神器の1つの八咫鏡とされるなど様々である。
http://bit.ly/sTmzMu
その他、神道における「世界観の世として」の神代(かみしろ)や古神道の神奈備(かんなび)や皇室神道の神器(じんぎ)や古代からある神殿や神社神道の社(やしろ)や注連縄の飾られる場所やものなど、いわゆる御霊代(みたましろ)・依り代(よりしろ)といわれる神の宿る、降りる(鎮座する・隠れ住まう・居る)場所や物も神体という。
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