4月29日(水)「昭和の日」で祝日。山口県立美術館で開催中の「篠山紀信展 写真力」を鑑賞に出かけた。写真家・篠山紀信は、1950年代後半から現在にかけて、「時代の写し鏡」として、作家、アイドル、俳優、スポーツ選手ら国内外の著名人をはじめ、日本の芸能、ヌードと自然、都市と建築など、様々なテーマで多くの作品を世に送り出してきた。そして、1991年、写真集『Santa Fe』は、僕も今でも持っています。当時、165万部を売り上げ、社会現象にもなった。今回の作品展は、写真家・篠山紀信が「写真」そのものに備わっている強力な「写真力」をあらためて世に問う展覧会だそうだ。彼が50年以上にわたり撮り続けてきたポートレート約110点を厳選して、①「GOD」②「STAR」③「SPECTACLE」④「BODY」⑤「ACCIDENTS」という5つのセクションで紹介しています。こだわりのオレとしては、「夏目雅子」さんのポートレートの「首元に薄赤色に残るキズ」が気になりました。全体をとおして、作品の「描写力」「表現力」「構図」など、カメラをやる者にとっては、とても勉強になる作品展でもある。
おしまい
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おしまい
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