正社員への道

年に２回、準社員経験１年以上の者を対象に、「正社員登用選考試験」を実施している。上司の推薦書と筆記試験（安全、品質、防災、ＴＰＭの４科目）と面接試験で合否を決定する。私は、面接官の１人として、選考に参加している。今期は採用枠９名で、選考対象者は３０名である。筆記試験での「足切り」はせず、全員、面接を受けさせる。一人当たり１５分の時間で、２日間かけて実施した。上司の指導のもと、面接試験の練習はしてくるようだが、いざ、本番となると、やはり、日頃、努力してきた者と、そうでない者との差は、歴然である。正社員に合格する者は、総じて次のような特徴を有している。
　・質問されたことに、落ち着いて、回答できる。
　・シッカリと自分の意見を言える。
　・仕事をとおして、何らかの「達成感」を味わっている。
　・だれとでも、コミュニケーションがとれる。
　・自己啓発をしている。
　・「安全」の重要性を理解している。
　・なぜ、正社員になりたいのか、その理由を言える。
　・元気がある。イキイキとしている。
　・自分のセールスポイントをシッカリと言える。
　・挨拶がシッカリできる。
　・良い先輩を持っている。（先輩に恩返しがしたい）　等々。
真剣に正社員になりたいと想っているヤツは、日頃から、挨拶をシッカリして、「元気で、イキイキしているヤツ」が多い。
おしまい

化学プラントの爆発事故に想う

ここ最近、各地で化学プラントの爆発事故が散発している。報道されている原因をみると、どうも、設備的なトラブルというよりも、人的要因、つまりヒューマンエラーによって引き起こされているようだ。突き詰めて考えると、ベテランが退社し、新人への世代交代の時期であったり、設備の老朽化が進み、更新設備のデジタル化、システムの高度化等により、若い世代への「技術の伝承」がうまく行われていないとか、新しいシステムになり、そのメカニズムが十分訓練されず、理解できないまま、運用していたり。つまり、危険予知能力の欠如。異常な兆候が読めない、感じない。ちょっとしたカン・コツが判らない。点検の手抜き。システムが複雑でトラブルの対応が出来ない。ひいては、人材の不足。コスト削減のため、欠員を補充しない。等々。ベテランから若手へのバトンタッチが上手くいっていないことが原因のような印象が強い。経験の不足ということなら、時間がかかる。まずは、決められたルールを当たり前に、愚直に守ること以外に解決の道はない。
おしまい。

「６現主義」とは何か？

少々、アカデミックな話題を１つ。社会科学的問題解決法のアプローチのポイントとして、「３現主義」という考え方がある。これは、「現物を、現場で、現実的に観る」という意味で使われる。製造現場で起きる「問題」（特に慢性問題）を解決しようとする場合、特に重要なポイントである。これに「２現」つまり「原理」と「原則に基づいて」という考え方を加味すると「５現主義」となる。さらに、問題解決法に取り組むのは、やはり、「人間」（ニン現）である。「人を大切にすることが原点にある」という考え方を加味すると「６現主義」となる。整理すると、問題解決に取り組むとき、『現物を現場で現実的に観て、原理、原則に基づいて科学的にアプローチしてみよう、全体的に「人」に対して「安全」が確保されているか常に考えること。』となる。ＱＣ的問題解決に役立ててみてチョーダイ。
おしまい。

ロンドン五輪に「苦言を呈す」

ロンドンオリンピックをテレビで観戦してて思うこと。柔道、レスリング、ボクシングなど、「体重」によってクラス分けをしているので、「同じ土俵で勝負している」という納得感があるじゃん。でもさァ、陸上競技や水泳などをみていると、明らかに、日本人は、体型的に劣っていて、諸外国の選手と比較しても、「身長」＝「手足の長さ」がまるで差があって、勝負の前にすでに、負けちゃってる感じ。実際、「よーィ、どん」でスタートして、足の長さの違いがそのままストライドの違いであり、大人と子供の勝負みたいだよな。遺伝学的にも日本人と欧米人の体格差は統計学的に見ても明らかなわけだよ。予選落ちはあたりまえで、いくらあがいても「決勝レース」にはとても残れない。つまり、「不公平」だよ。この際、せめて、陸上競技なども、柔道と同じように「体重別クラス分け方式」を取り入れるべきだと。オレは思う。そんな中で、メダルをとってくる日本人は、本当に「すごい」と思う。その体格差を乗り越えるだけの努力で、結果を出しているということだもんな。それにしても、日本人は諸外国と比較すると、やっぱり「小さい」よ。どうしようもないよな。・・・では、「頭脳」で勝負かといっても、いまや、世界的にみても日本人の学力は相当落ち込んでいる。日本の教育現場はどうなっているのか？！日本の政治はどうなっているのか？！・・・腹が立ってくるので、もう寝る。「なでしこジャパン」頼むぞ！
おしまい。

『一笑健明』がクラスの目標

新聞に、広島市の中学生の投稿記事が載っていて、「いいな」と思った。クラス全員の課題として、この「一笑健明」に取り組み、１年間笑いの絶えない健康で明るいクラス仲間として成長したいと頑張っているという記事。素晴らしいことだと思うよ。このクラスには、もちろん「いじめ」なんかないだろうし、これを皆が理解して、実践していけば、おそらく、皆がお互いを大切にする「絆」ができてくると思う。なんだか、うれしくなっちゃうよね。こうゆうの応援したくなるのよ。たぶん教室のどこかに「一笑健明」とでっかい文字で書いたものが掲示してあるんだろうな。オレもこの「一笑健明」を実践していこうと心に決めた。まずは、１日１回以上「笑う」そして、「健康」に注意し、「明るく」過ごす！　まてよ？　すでに毎日やっているじゃないか・・・・・ワッハッハ！
おしまい。

ＧＷを振り返って

今回のＧＷは、転居後、初の大型連休ということもあって、目的は２つ。１つは、周辺の探索。もう1つは妻の実家訪問。である。周辺の探索については、小倉駅を中心のその周辺の探索。「旦過市場」「魚町」の商店街、インポートマート、リバーウォーク、小倉城周辺、それと小倉には１畳ほどのスペースの「トランクルーム」を契約した。スキー道具やら、キャンプ用品、冬用タイヤ等を収納。更には「門司港レトロ」界隈にも足を運んだ。その他に福岡の大型ショッピングモール「ＣＯＳＴＣＯ」で、懐かしい「ＲＯＯＴ　ＢＥＥＲ」を購入。さらには、芦屋方面では「トト市場」、その他、黒崎でフォルクローレグループのコンサート等。２つ目の目的であった「妻の実家」へも訪問し、昼食会を近所のゴルフ場のレストランで開催。さらには妻の旧友宅を訪問。ＧＷ期間中、「夜の外食」も数回実施した。また、天気も良かったので、ＧＷ期間中は毎朝、「海辺の散歩」を楽しむことができた。そんなこんなで、このＧＷは「安、近、短」で結構忙しく、動き回った。
おしまい

入社前研修

今年の高卒定期採用者を一足早く、会社に召集し、入社前研修を実施した。工場での直接採用なので、全員で１２名である。まず、私から新入社員へ次のような話をした。①社会人としての自覚　②自己の健康管理　③挨拶をシッカリする　④交通安全　⑤業務安全　⑥コンプライアンスとＣＳＲ　⑦社員としての誇り　⑧両親に感謝すること　以上の８項目について、その重要性について講義した。　そして、４月１日に　また元気に会おう。
おしまい

部下のやる気を引き出す

いまの若者とどう向き合うのか？　仕事の対するモチベーションをいかに高めるか？　まずは、「本気」で向かい合うこと。そして、①双方向のコミュニケーションを大切にする②個々人に合った接し方を大切にする③個々人に常に関心をもつ。それを継続する。つまり、やる気３原則とは、「双方向」「個別対応」「継続性」である。それだけではないが、まずは、その本人がやる気を起こし、モチベーションを高めるための「ベース」をつくることが大切である。
おしまい

地元の情報の仕入れ方

まずは、近所の「焼き鳥屋」「居酒屋」などの、カウンターに腰かけ、その店のおやじと酒を飲みながら、世間話をすること。そして、おやじさんから、いろいろな地元の話を仕入れること。いいことだけでなく、よくないことも。ついでに、自分のＰＲもしておく。そして、大事なことは、「ボトル」をキープして帰ること。ここ数日の成果としては、焼き鳥屋が２件、居酒屋が１件、ラーメン屋が１件、クリーニング屋のおばちゃん。そして、青年会館の管理人さんといった情報ソースが手に入った。そして、周辺の地図を購入してきて、位置関係を頭に入れていく。そして、自分の車で、ルートを探索すること。そして、ストレス解消のための、「ゴルフ練習場」だが、隣町に行かなければ、まともな練習場がない！。このあたりは海釣りは盛んだが、ゴルフはイマイチのようだ。
おしまい

片道切符

今日、２月２８日は新任地への移動日。当然、「片道切符」だ。那須塩原駅から新幹線で東京へ。ＪＲで浜松町へ。モノレールで羽田空港へ。スターフライアーで北九州空港へ降り立った。そして、高速バスで小倉駅へと。そこからタクシーで目的地へ到着。やってきました北九州。よろしく頼むぜ。車と荷物を受け取り。ひとまず安心。明日、３月１日より新任地での仕事がスタートする。
おしまい