水(ミネラルウォーター)について考える

人間の生活で欠かすことのできない水・ミネラルウォーターについて。

水のおいしさを決める要素

2013-07-06 10:39:05 | 日記
水の酸化還元力の違いは見た目ではわかりませんが、体内に入ったときに大きな差となって現れることはまちがいありません。
よく、現代人は活性酸素から体を守るために、ビタミンC やビタミンE 、β・カロチン、あるいは赤ワインで有名になったポリフェノールといった抗酸化物質をたくさん食べるとよいと言われます。
ガン予防に緑黄色野菜、動脈硬化の予防に赤ワインというのも同様のことです。静岡県のお茶どころではガンが少ないという調査結果がありますが、これも日本茶に含まれるカテキンなどのポリフェノール物質が体内の活性酸素を分解するためではないかと考えられています。
しかし、いくら抗酸化物質を心して食べていても、もっとも基本である水が酸化力の高いものであれば、その水がすべて邪魔して活性酸素をのさばらせてしまうことになります。
もし食生活に注意がたりなくて、酸化した油などを日常的にとっている場合には、体内の酸化=老化はほかの人よりもさらに急速に進むことでしょう。活性酸素は、最近になってアレルギー性疾患との関連がささやかれています。酸化還元電位の低い、還元力の強い水を飲むことによってアトピー性皮膚炎を治療しようと試みている医師もいます。
言い換えれば、塩素が多く含まれた酸化力の高い水をいつも体に入れていることが、皮膚炎やゼンソクなどの疾患につながっている可能性もないとはいえないのです。
それが水のせいであるとは誰にもわかりませんが、1つの疑わしい要因であることは確かということにはなるでしょう。
当たり前の、どうということのないような「水」ですが、目には見えない分子レベルでは構造や電位が常に簡単に変化していて、それが生命にとっての活性を高めたり低めたりしているのです。それがすなわち、おいしい水とまずい水の秘密であると考えることもできるわけです。

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