五穀豊穣を祈願し 国選択無形文化財の人形劇が演じられました
祭りの登場人形達
人形の頭と胴は 竹ひごの籠に美濃和紙を貼り 山柿の渋を何度も塗って作ったものです
農人形の着物や袴は手作りの布を使用しています
素朴ながら歴史の厚みを感じさせる人形劇です
ひんここ祭とは 稚児 獅子渡り 稚児 獅子の舞 猩々 竜の舞 ひんここの舞などの総称です
会員二十数人が 山の中腹まで登り 笛や太鼓の囃子や 「ヒンココ チャイココ チャイチャイホ―イ」の掛け声に合わせ
高さ七メートルの大蛇の人形を 巧みに操り 物語を演じられた
見学に訪れた 行楽客や住民らは ふもとから 上を見上げて鑑賞します
この場面は 農民が麦蒔きをしているところへ
大蛇が現れて 農民に次々と襲いかかって 飲み倒している所です
大蛇が 大きな口を開けているところが 見どころです
そこへ須佐之男命(すさのおのみこと)が現れて 大蛇を退治する物語です
物語の由来が わからないまま見ていても 理解するのが大変です
今回ブログのお友達の説明と資料により 楽しく 面白く 拝見することができました