私も夫も長子ではないので墓守ではないのだが、
毎年7から9か所の墓参りをする。
私関係の墓は6か所以上あるけれど、これは亡き父から頼まれた。
「もう誰も墓参りする人がいないから、行ってくれないか」と。
養子ではない夫が当然のように行ってくれるので有難いと思っている。
今日はお墓で一人の婦人に声をかけられた。
と言っても挨拶だが。
互いの手桶から「○○さん」とよびあうと、どちらも墓守ではないということが分かった。
他愛のないしばしの会話だけれど、ほのぼのした気分になった。
この季節になると思い出す。
偶然かどうか、私の祖父と曾祖父、祖母と曾祖母の命日が同じである。
そして、祖父の命日に夫は何かに導かれるように墓に行ったことを。
始めて行った日、ちょっと出かけたはずの夫の帰りが遅くて心配していると、帰ってきた夫が「墓参りしてきた」と言う。
「え?なんで?」
「分からないけど急に行きたくなった」
その日のうちに命日だということが分かって二人でゾ~ッとした。
二回目は、車で出かけたら道に迷って気がついたらお墓に居たという。
不思議な出来事だと思っている。
墓参りに関しては不思議な事が沢山有る。
複雑すぎて理解できない、整理がつかないので、まだ書けない。
今年の墓参りは、あと一か所だけ予定にしている。
毎回、墓参りで本家の従兄夫婦と一緒に食事をするのだ。
先回はコロナで食事はやめにしたが、今回は!会えるのを楽しみにしている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます