映画賞

　一週間ほど前に、今年の日本アカデミー賞が発表されました。
　その中で私が観たものは、作品賞では「キネマの神様」だけ。外国映画では「ミナリ」だけで、他の賞では「いのちの停車場」くらい。
　昨年の映画観賞は、賞とは関係ないものばかり観ていたようです。
見逃したのが「ドライブ・マイ・カー」と「老後の資金がないんです」の2本。「すばらしき世界」も良いと言われていたけれど観なかったな。

　「キネマの神様」で主演をした沢田研二さんの名前がないのが残念。とても良い演技をしていたと私は思ったんだけどな。
　いまだに暴力的な映画が多く選考されているような気がしてしまうのですが、そんなことはないですよね。
　取り敢えず、興行収入がよい映画との判断がなくなったのは嬉しいです。


　今年はすでに５本を観ているけど、ロードショー公開は１本のみ。世間の話題には追いつけそうにありません。
　年間180本ほどの新作日本映画の中で、私の感覚と映画賞の獲得に噛み合うのがあることの方が少ないのかもしれません。
　真木よう子さんが、最優秀主演女優賞と最優秀助演女優賞を受賞されたときは、両方とも観ていたという奇跡。昨年の「ミッドナイトスワン」も当たりでした。

　今年は何本観られるかな？