初のシェイクスピア作品。
シェイクスピアといえば、吉田剛太郎さんがどうしても浮かんでしまうし、難しい作品と思っていたので、事前にYouTubeで勉強をしてからの鑑賞。登場人物とストーリーが分かっているとつまらないと言われてしまいそうだけれど、私には良かった。登場人物が分かっていると役者さんの行動や台詞回しが理解できる。
このお芝居は、出演者全員が舞台後方のベンチで控えている。舞台にセットが置かれていないのも面白い。椅子が必要なときだけセッティングされ、照明で時間が分かる。また、舞台自体が傾斜していてベンチに座っていても足元まで見える。
服装もシェイクスピアの時代を想起させるものではなく、現代の服装そのもの。そのせいか、わかり易くなっていた。
役者さんも若手とベテランで上手く配役されている。
ずっと舞台にいるということは、ずっと役のままでいる緊張感は大変だろうなと思って観ていた。1階の後方席だったので、舞台全体が見えて良かったけれど、双眼鏡もしっかり持参しました。
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