わたしの癒しTime。

日々のことやお気に入りを綴ります。

ドリームガールズ

2023-05-15 11:43:52 | 映画&音楽&本

*この記事は、2016年5月28日にUPしていたものです。未公開にしていたのだけど、ブログを閉鎖するので自分用に再UPします。(本に残すため)


ものすごぉく久々の映画記事です。

昨年からマイケル・ジャクソンにメロメロ状態のワタシ。

その影響もあって、やっと観ました、『ドリームガールズ』


*ドリームガールズ(2006年・アメリカ)

<キャスト>
・カーティス・テイラーJr.…ジェイミー・フォックス
・ディーナ・ジョーンズ…ビヨンセ・ノウルズ
・ジェームズ・アーリー…エディ・マーフィ
・エフィ・ホワイト…ジェニファー・ハドソン
・ローレル・ロビンソン…アニカ・ノニ・ローズ
・マーティー・マディソン…ダニー・グローバー
・C.C.ホワイト…キース・ロビンソン
・ミシェル・モリス…シャロン・リール
・ジェリー・ハリス…ジョン・リスゴー

<あらすじ>
音楽での成功を夢見る「ドリーメッツ」の3人は、地元の人気シンガー、ジェームズ・アーリーのバックコーラスに抜擢されるが…。人気女性ボーカルグループ「シュープリームス」の実話を基に、ショービジネスでの成功を夢見る3人の女性たちの人生の栄光と挫折を中心に、恋や友情を絡めて描いた最高にゴージャスな夢のエンターテインメント。



私、この映画をずっと前にレンタルしたことがあるの。でも、なぜか観る気にならず、そのまま返却してしまいました。。 アカデミー賞授賞式でビヨンセとジェニファー・ハドソンがパフォーマンスしたから興味を持ったんだけど。

今回借りたのは、このお話がシュープリームスやモータウンをモデルにしているということなので、やっぱり観たくなったのでした。

主役のディーナ・ジョーンズのモデルはダイアナ・ロスだそうですし、カーティス・テイラーJr.のモデルはモータウン創始者のベリー・ゴーディJr.なんだって。

今のワタクシなら興味津々に決まっています☆

このお話は、劇中のグループ「ザ・ドリームズ」(=シュープリームス)の結成から解散までを描いています。

女の子の3人組「ドリーメッツ」は、最初はスターのジェームズ・アーリー(エディ・マーフィ)のバック・コーラスとして雇われるのですが、その後、レコードレーベルを立ち上げたカーティス・テイラー(ジェイミー・フォックス)によって、「ザ・ドリームズ」としてデビューするの。そして、たちまち大スターの座に就くのですね☆

↑ これが、

↑ こうなるの☆

「ドリーメッツ」の時は、声が良くてパワフルな歌唱力を持つエフィ(ジェニファー・ハドソン)がリード・ボーカルでしたが、「ザ・ドリームズ」が大勢の人々から人気を得るために、カーティスは美人のディーナ(ビヨンセ)を3人の真ん中に据えたのでした。ディーナも自分や周囲が思っていた以上の歌唱力を持っており、グループの人気は絶頂に達したの。

当時、カーティスはエフィとラブラブ でしたが、内心ではディーナのことを想っていたようです。(あの、フィクションですから。実際のダイアナ・ロスとベリー・ゴーディも〝仲良し〟ではあったようですケド) なので、エフィは段々2人に不信感を募らせていきます。彼女はレコーディングやステージで度々問題を起こすようになります。

そして、とうとうエフィと他の仲間たちの間に決定的な亀裂が。。(エフィは病院に行ってたの)

カーティスはエフィをクビにし、新しくミシェル・モリスをメンバーに迎えます。「ザ・ドリームズ」はますます隆盛を誇り、彼らは皆スーパー・リッチになるのです。

ディーナとカーティスは結婚して豪邸に住み、アーリーとローレル、エフィの兄のC.C.・ホワイトとミシェルもそれぞれ恋人になるの。

ですが、数年後の彼らは、それぞれの考え方にズレが生じ始めていたのでした。。(続きは映画を観てね☆)


この映画はミュージカルなので、キャストはほぼ全て歌唱力の高い人ばかりです。(ダニー・グローバー以外。彼はアーリーのマネージャー役なの)

アカデミー助演女優賞を獲得したジェニファー・ハドソンは実にお見事でした☆ 彼女の圧倒的な存在感のため、ビヨンセが霞んでしまったという評価もよく見かけます。

でも、やっぱりビヨンセのスター・オーラは素晴らしいです。 この映画の彼女の役は、大人しくて自己主張しない女性なので、居丈高にまくし立てるジェニファーの方が目立つのは仕方ないのかも。(彼女の役は悲劇的だしね) パフォーマンスしている時のビヨンセは、やはり〝大物感〟がすごいわ。歌い方もダイアナ・ロスっぽいし。

1960年代の黒人アーティストの状況なども分かり、非常に興味深い内容でした。良い曲を作っても白人歌手にパクられてしまったり、ビルボードで流してもらえなかったり、音楽界での人種差別も深刻だったようです。そんな中、シュープリームスをはじめとする当時の黒人スターの奮闘は、大勢のブラック・アメリカンの希望の星だったのでしょう。

こういうお話を聞くと、マイケル・ジャクソンやジャクソン5の成し遂げたことが如何に偉大なことなのかがよく理解できます。(前人未踏の1億枚を超えるアルバム・セールスや4曲連続の全米1位獲得☆)

先日、『The Very Best of The Jacksons』というCDを買ったの♪ ↓

これは、モータウンとエピック両方のレーベルのベスト盤なの☆ 異なる会社の曲が同時に入ったものは、これだけなのだそうです。(注:SONYから出ています) 1枚目はモータウン(Jackson5)、2枚目はエピック(The Jacksons)です。

ジャクソンズはポップで明るくてお日さまが似合いそうな感じですよね。 マイケルのソロと印象がかなり異なります。

80年代初め、マイケルは父や兄弟と一緒の〝心地よい場所〟を永遠に去り、ソロで音楽界の頂点に登りつめますが、このベスト盤を聴いていると切なくなってしまいます。「ジャクソンズのリードボーカルのマイケル」のままではいけないと彼が思う気持ちがよく分かります。

人は夢や野心を持ち、それに向かって努力することが大事なのですよね。ダイアナ・ロスもシュープリームスを脱退し、ソロとしても成功を収めました。

マイケルも憧れのダイアナの後を追い、並外れた才能と努力で〝KING OF POP〟になったのでしょう。

そういえば、『ドリームガールズ』にジャクソン5風のグループも出てたよ~~☆ マイケルとしか思えない可愛い男の子が、ディーナを待ち伏せしてる場面もあった。 (注:マイケルはダイアナを心から愛していました) しかもドアの外で立ち聞きしてるの。。

マイケル・ジャクソンとダイアナ・ロスは、年齢が15も違ってるのね。私、今日まで知らなかったわ。。(さっき調べた) なんて〝おマセさん〟なマイケルなの。超可愛い。


(お話は戻り)『ドリームガールズ』は、サクセスストーリーでもあるので、観ていると俄然ヤル気が出る感じ。 途中からは少しドロドロした内容になりますが、ラストはキレイに終わります。エフィが病院に行っていた訳も分かりますよ~。(ラストよりも前に分かる)

60年代のメイクやファッション、素敵なインテリアにも目が釘付け。 なんともゴージャスな映画です。

私は今回は(再び)レンタルしたんだけど、DVDを手に入れようかしら。。

あと、ジャクソン5がメジャーデビューした頃の音楽界の雰囲気も見ることができて、とても嬉しかった。

 

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免疫力を下げる(かもしれない)映画

2020-07-07 14:14:45 | 映画&音楽&本

今回は「心が弱っている時にはあまり観ない方がいいと思う映画」をご紹介します。

名作が多いのだけど、後味が悪かったり、心底恐怖したり、気が滅入ったり、「キーー!!」となるような作品は、「気分を上げたい」時は避けたいよね、やっぱり。

では、さっそく★


*レナードの朝(1990年・アメリカ)

これは実話をもとにした映画です。

嗜眠(しみん)性脳炎により11歳の時から昏睡状態だったレナードが、セイヤー医師の治療により30年ぶりに覚醒し、つかの間の穏やかな日常生活を過ごす。。。というのが大まかなストーリー。

メインキャストはロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズ。演技力があることで有名なお2人なのですが、デ・ニーロの迫真すぎる演技にドン引き。

美しい映像と途中までの甘いストーリーには気持ちが和みますが、この映画はハッピーエンドではありません。

これを観ようとした時、友人に「後味が悪いから覚悟を」と言われましたが、本当にそのとおりで、観終えた後は重苦しい気持ちでいっぱいに。

良い映画ではありますが、私は同じペニー・マーシャル監督の作品なら、『プリティー・リーグ』(1992年)の方が好き。これも柔らかなキレイな映像で、ノスタルジックな気持ちになる映画です。(第2次世界大戦中の女性プロ野球リーグのお話。マドンナが出てるよ♪)


*ジョニーは戦場へ行った(1971年・アメリカ)

これは私にとっては、最も気分を下げる映画かもしれない。それどころか思い出すだけで鬱になりそう。。。 心が弱っている時は絶対に観るべきではない映画なので、ご注意を。

なので詳細は省きます。(名作ではあると思います。。)

私はこの作品をちゃんと観たことはないのですね、実は。ずっと前にBSで放送していたものを、ほんの30分程度観ただけなの。主人公が可愛らしい恋人と甘美な一夜を過ごした時のことを回想している場面を覚えてる。

が、その後。。。。 (注・私は1度にではなく、時間を空けて少しずつ観たの。映画のあらすじは後でチェックした。。。恐怖感倍増

主演は『ラスト・ショー』(1971年・アメリカ)のティモシー・ボトムズ。こっちは好きだよ~。

もちろん、ハッピーエンドではありません。


*キャリー(1976年・アメリカ)

主演はシシー・スペイセク。他にパイパー・ローリー(『ツイン・ピークス』を思い出すわぁ)、端役でジョン・トラボルタが出ています。監督はブライアン・デ・パルマ。

デ・パルマの特徴である柔らかで優美な映像と、恐ろしくも悲しいストーリーで有名な映画です。

が、この映画は詳細を語っては台無しなのです。先入観を持たずに観るべき。

ただ、怖い映画が苦手な方、心が弱っている方にはお勧めしない。

そのラストシーン。。。当時の映画館では悲鳴が絶えなかったそう。(そりゃそうでしょう)


*悪魔のような女(1955年・フランス)

アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の陰鬱なスリラー映画。

<あらすじ>
パリ郊外の小学校。校長のミシェル(ポール・ムーリス)は、病弱な妻クリスティーナ(ヴェラ・クルーゾー)がありながら、同校の女教師ニコール(シモーヌ・シニョレ)と愛人関係にあった。粗暴なミシェルに我慢が出来なくなったニコールとクリスティーナは結託し、ミシェルを殺害して敷地内のプールに遺体を沈める。その後、ある理由でプールの水を抜かねばならなくなった時、沈めたはずのミシェルの遺体が無くなっていた。それからというものの、2人の周囲には、ミシェルがあたかも生きているかのような物証が次々と判明し、ついには警察の介入を招いてしまう。

この映画を観る時は、大雨の金曜日の真夜中などは避けるべき。 なるべくお天気の良い日中に観ましょう。

モノクロの映像で、とにかく神経を逆なでするようなエピソードが次々出てきます。どんどん不快になってくる気持ちに耐えながら、やっとでラスト近くに。。。という時、とんでもないショッキングなことが!

私は昔、1人で観ていましたが、思わず「ひょえぇぇぇ~~~」と声を出してしまいました。(曇り空の昼間だった)

他に刑事役でシャルル・ヴァネルが出ている。それと、後年リメイク版(シャロン・ストーン&イザベル・アジャーニ)も公開されましたが、ビックリするような駄作だった。 オリジナルとは比較にもならない。


*ボディ・ダブル(1984年・アメリカ)

<あらすじ>
B級映画専門の売れない俳優ジェイクが、留守番を頼まれた邸宅から望遠鏡でセクシーな隣人グロリアの姿を覗き見たことから巻き込まれた猟奇的な殺人事件を描く。

監督は、これまたブライアン・デ・パルマ。メラニー・グリフィスが出ています。演技力はなくとも超可愛い。

この映画の主人公は「馬鹿かオマエは」という輩で、私は激怒しておりました。 映画を観て本気で腹を立てることなど滅多にありません。

<あらすじ>のグロリアとかいう美女を尾行するシーン。彼女がランジェリーショップで〝おぱんつ〟を買い、それを穿いて出てくるのだけど、何故か途中でそれを脱ぎ、手すりか何か(忘れた)に置くの。(女も変だ) それをバカ男が拾ってお洋服のポケットに入れるの。

その後も尾行を続けるのだけど、トンネルの出口(?)で鉢合わせした2人は、見知らぬ同士なのに熱烈な口づけを交わすのです。 意味不明。。。

そのグロリアのお家をバカ男がまたまた覗くのだけど(このド変態が)、そこに殺人鬼がいて、彼女を殺そうとするの。バカ男はグロリアの元へ駆けつけようとするのですが、さすがボンクラ。足が遅くてアタマが悪いので、なかなか辿り着けません。(コイツは閉所恐怖症なのだそう) やっと家に入ったと思ったら、犬に噛みつかれて転ぶ始末。なんて役立たずなの。
女も殺人鬼に平然と背中を向け、ノンキに警察に電話してる。。。
私はイライラが最高潮に達し、映画が映っているテレビに向かってモノを投げつけておりました。

しかも、美女は結局殺されてしまうのですが、その殺害方法の残酷なこと。 (電気ドリルでね、身体の真ん中を貫通させてるの。ボンクラが犬に襲われてる最中に天井を見ると、美女の断末魔の叫び声とともに血が滴って、ゲロゲロ。。。え、詳述するな??)

その後に駆けつけた警察に、ポケットに入れた美女の〝おぱんつ〟を発見されるボンクラ男。ホンモノのアホだわ。

が、この映画はB級ながら結構面白く、デ・パルマらしく紗がかったような優美な映像もキレイだった。

そして、(何故か)ハッピーエンドなの。冗談のような半分コメディのような感じ。

あら? これは免疫力は下がらないかも。それどころかド怒りしてストレス解消になったりして。

思わず長くなってしまいました。。


*ワイルドバンチ(1969年・アメリカ)

サム・ペキンパー監督の西部劇(?)です。私にしては珍しいバイオレンス映画。

この映画は〝殺戮の美学〟だかと映画本に出ていた気がするけど、ラスト近くのスローモーションによる銃撃戦は、映画公開当時は観客に大変なショックを与えたそう。

私は〝残酷物語〟が苦手で、グロテスクな映画は滅多に観ませんが、これは何度も鑑賞しています。あの銃撃戦はショッキングですが、確かに映像美を感じるし、この映画に関しては私は嫌ではありませんでした。少なくとも汚らしい映像ではない。

ですが、心が弱っている時は避けた方がいいかも。69年当時のアメリカの観客は映画館の外に逃げ出し、オエ~~となっていたそうだから。(ホントかな~~?)

メインキャストはウィリアム・ホールデン、アーネスト・ボーグナイン、ウォーレン・オーツ、ベン・ジョンソン、ロバート・ライアンなど豪華。

この映画には善人が出ないのだけど、上記の人々は悪人という感じでもない。特にアーネスト・ボーグナインは『マーティ』(1955年)のイメージもあり、良い人に見える。。

ベン・ジョンソンは上で書いた『ラスト・ショー』でも有名。超カッコ良かった☆


*2001年宇宙の旅(1968年・アメリカ/イギリス)

この作品は、数ある映画ベストで常に上位にランクインするものですが、私にとってはイライラする映画の1つでございます。

監督はスタンリー・キューブリック。私はこの方の映画はあまりよく分かりません。スミマセン。。(『シャイニング』では奥さん役の女優さんの表情に最も恐怖していた)

若い頃に「名作なのだから」とレンタルしたのはいいのだけど、冒頭の〝おサルの大群〟のシーンが延々と続くところ、黒い巨大な板状の物体が何なのか意味不明なところ、ラストシーンがワケ分んないところにムカつくばかりでございました。

それから数年後、イイ大人になったのだから、今度は面白く感じるかも。。と期待して観直したのですが、やはり我慢できずに早送りしまくり。

このような名作を理解できずに申し訳ありません。m(_ _)m


*グリーンマイル(1999年・アメリカ)

こちらは名作中の名作なのかもしれない。これも1人で観たけど、ラストは大号泣。。

ですが、この中には最高に残酷な電気椅子による処刑シーンがあるのです。このシーンは、もうホントに目を覆いたくなるシロモノで、映画の中でも傍聴人たちが逃げ出していましたが、私も椅子にジッと座っているのが難しかった。

この場面は心が弱っている時にはキツすぎる。観ない方がいいと思う。

ただ、全体的にいえばファンタジックで良いお話です。ハッピーエンドではありませんが、悪人は全員駆逐されますし、心から感動している自分に気づくはず。

監督はフランク・ダラボンという方だそう。『ショーシャンクの空に』(1994年)もダラボン監督です。これはすごぉく爽快感があるよね。 後味の良い映画で、これまた名作でございます。

あ、『グリーンマイル』の主演はトム・ハンクスです。


他にもあるかもしれないけど、すぐには思い出せない。

どの作品も、1度は観てみるべきだと思うけど、気分が上がるモノでないのは確か。

こうして並べてみると、見事に名作ばかりね。


*7月8日追加

『タワーリング・インフェルノ』(1974年・アメリカ)、『ジュラシック・パーク』(1993年・アメリカ)もあったわ。

『ジュラシック・パーク』なんて今の時代ならあり得るかもしれないからコワいよね。これは本当は子どもよりも大人が怖がる映画なのではないでしょうか。

『イレイザーヘッド』(1977年・アメリカ)は未見だけど、『ジョニーは戦場へ行った』以上に具合悪くなる映画だと聞いたので、心が弱っている時は要注意かも。私なんて未だに観る勇気がない。(『ジョニー』は多くの人が自分史上最大の「鬱映画」と仰っています)(追加ココマデ)


お話は変わりますが、このコロナ禍の中、日本では大雨による被害が拡大しています。

被災地の皆さまに、1日も早く穏やかな日常が戻りますように。

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気分が上がる曲♪

2020-06-07 23:43:34 | 映画&音楽&本

新型コロナで入院されていた梨田昌孝さんのインタビューを、先日NHKと地元紙で見かけました。お元気になられて本当に良かったです。

それによると、梨田さんは普段は風邪もひかないくらいお元気だったそうです。元々用心深い彼は、コロナに感染しないよう常にマスクをし、プロ野球の取材の際もなるべく人に接触しないよう心掛けていたとか。(なので感染経路は不明)

入院で体重が15kg減り、髪の毛がたくさん抜けたそう。これは新聞で読んだので、もしやハ〇たのでは。。と心配しましたが、NHKの映像では以前と変わらずカッコ良かったので安心した。 体格もがっしりしてて、腕とかもたくましくて、一時重篤化した人とは思えないほどお元気そうでしたよ~☆

あんなに大柄なのに、コロナで弱っている時は力が全く入らなかったそう。今の見た目からはとてもそうは思えないけど。

風邪もひかないほど健康で(今は)タバコも吸わず、一般人よりもはるかに体力がある元アスリートでも、場合によっては重症化してしまうのですよね。やはり甘く見てはいけません。

諸外国ではスウェーデンが集団免疫を目指して大失敗、経済優先で感染対策をほぼしないブラジルは恐ろしい状況になっています。少し考えれば、こうなると分かり切った結果かもしれませんが。

日本もアジア諸国の中では致死率が高いようです。他国よりも清潔で几帳面でマスクをする習慣があり、お家の中では靴を脱ぐ民族であるにもかかわらず。。民度が違うなどと喜んでいる場合ではない。

これからは日本は高温多湿の季節になりますが、これでコロナちゃんが大人しくなってくれると良いのだけど。

あの暑さの中でマスクをするなど論外です。(それこそ死ぬ ) この夏はお外に出ない方がいいかもね。

コロナのことはあまり書かないつもりだけど、気が緩んで大事なことを失念している人も多いかな~~と思って。コロナちゃんは無症状でも、体内で悪さしているかもしれないのです。未だに何も分かっていない不気味な病気なので、単純に「感染して抗体を得るノダ★」などと思わない方がいいのではないかと。

最近は私も含め、みんな気がユルユルだと思うけど、第二波の足音がすぐそこに聞こえている気がする今日この頃。いちばんの予防は「人に接触しないこと」です。

人が密集していないところなら、その道中にも気をつけて、オシャレしてお出かけするのもいいかも。


さて、今はコロナの他にも国内外で様々なことがあり、気が滅入ってしまいます。

なるべくボジティブでいたいけど、そういう時は音楽が役立つ☆

今日は、私がブックマークに入れている曲の中から、気分が上がりそうなモノを少しご紹介したいと思います。

YouTubeの動画をそのまま貼ることは滅多にないけど、今回はこれがメインだから特別に。


*Greatest Love Of All

ホイットニー・ヒューストンの1986年の曲。

これを聴くと、「自分を大切に、前向きに生きたい」と思う。「自分さえ良ければ」ということではなく、自分を大切にして心が穏やかに豊かになれば、他の人にも優しく接することができるはずだから。

この曲は実はカバーで、オリジナルはジョージ・ベンソンという人が1977年に映画の挿入歌で歌ったものだそう。

*Greatest Love Of All-George Benson・・・

こちらもすごぉく良い。 ホイットニー版よりスローで懐かしい感じで、聴いてると胸がキュンキュンする。

ジョージ・ベンソンはギタリストとして超有名なのだそうです。ですが、歌もイイ感じ♪ ホイットニーの圧倒的な歌唱とは異なり、素敵な声で素朴に歌い上げています。(お上手ですので、念のため)


*Summer time cruisin'

これは、EXILEのATSUSHIが過去に結成した「COLOR」というグループの曲です。2005年に3枚目のシングルとして発売されたもの。

聴いているとHappyな気分になるサマーソング。(私が好きそうでしょ?)

「RED」というアルバムを出してるんだけど、これがとても良かったの。今は手放しちゃったんだけど、改めて欲しいな~~。メンバーは4人だったのだけど、全員が実力者でホントに心地よかった。

今はグループの名前を「DEEP」と変更し、メンバーも変わってるけど(ATSUSHIは脱退)、活動を続けているようです。


*ルパン三世のテーマ'78

最後は「ルパン三世」のオープニング曲(だったよね?)です。

私はこの曲がルパン三世のイメージだな~~☆ 多分、リアルタイムで観ていたはずだから。歌詞も何だかハードボイルドな感じ。(注:この動画は歌なしです)

昔の漫画やアニメは、〝憧れの女性〟は大人っぽくてセクシーな人が多かったよね、峰不二子みたいに。

この映像はとてもとても素敵です☆ 特にフルートの方。 思わずウットリと見てしまいます。。


私にとって、これらの曲たちは、聴いていて気分が上がるものです。

他にも色々あると思うけどね、すぐには思いつかない。


日々様々なことがあるけど、少しでも心を癒せるものを見つけて、なるべく楽しく気持ちよく過ごしたいよね。

昭和から平成になった時は消費税の導入やバブル崩壊、湾岸戦争に東西ドイツの統一、ソ連崩壊など、本当に大変なことがありましたが、平成から令和に変わった今も、何だかざわざわしています。

やはり時代の変わり目には事件がある。

心を健やかに保ち、今の状況を乗り越えなくては☆

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オシャレな映画で免疫力UP♪

2020-05-02 10:24:41 | 映画&音楽&本

今回は、「オシャレな映画」を3つ、ご紹介しましょう☆

オシャレな映画も免疫力をUPさせると思う。 ホントに心がキラキラしてくるものね。


では、さっそく。


*シャレード(1963年・アメリカ)

これは、前のブログでもご紹介していたのだけど、今は消しちゃったからねぇ。

オードリー・ヘプバーンの映画でいちばん好きなモノです。

共演は、ケイリー・グラント、ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディと、超豪華。

旅行先で夫との離婚を決意したオードリーがパリに帰ると、警察から夫が殺されたという知らせが。その上、アメリカ大使館から、戦争中に夫が軍から横領した25万ドルを返還してほしいと言われ、オードリーは大金を捜索する羽目になります。おまけに、夫の昔の仲間から「25万ドルをよこせ」と脅される始末。

旅行先で出会ったグラントと共に25万ドルを探すオードリーですが、次々と殺人が起き、

。。。と物語は続きます。

この映画も名作です。俳優たちの味わい深い演技に引き込まれるし、ストーリーも音楽も素敵。

さらに魅力的なのが、オードリー・ヘプバーンの可愛らしさです。 ファッションは全てジバンシィだし、旅行バッグはルイ・ヴィトンでした。オシャレ過ぎて気分アゲアゲ。

監督はスタンリー・ドーネン。「雨に唄えば」(1952年・アメリカ)でも有名ですね。

それにしても、前回もでしたが、簡単すぎる説明でゴメンナサイ。役名も省略しちゃって。。。


続いてはコチラ。


*プレタポルテ(1994年・アメリカ)

〝パリコレを舞台に、デザイナーやカメラマン、モデルなどのファッション業界の人々と、それを取材するファッションマスコミの人々をシニカルに描く群像劇コメディ。〟(ウィキペディアより)

とても簡潔で分かりやすいウィキの説明を引用しました☆

この映画はものすごくモードな感じ。オールスターキャストで、有名な俳優、スーパーモデル(まさに全盛期☆)、ファッションデザイナーが次々出てきます。お洋服もスーパーブランドや有名デザイナーのモノばかりで、観ているだけで気分が上がる。

ストーリー的には「一体何が言いたいわけ??」という感じですが、面白いのは確か。

豪華キャストを少しだけご紹介☆。マルチェロ・マストロヤンニ、ソフィア・ローレン、アヌーク・エーメ、キム・ベイシンガー、ローレン・バコール、ティム・ロビンス、ジュリア・ロバーツ、フォレスト・ウィテカーなど。

ファッションショーは本物が使われているの。クリスチャン・ラクロワ、クリスチャン・ディオール、ソニア・リキエル、イッセイ・ミヤケなど。高揚しまくり~~♪

私はティム・ロビンスとジュリア・ロバーツの絡みが好き。可愛くてお茶目。

監督はロバート・アルトマン。


最後はコレ。


*Sex and the City2(2010年・アメリカ)

アメリカの大人気ドラマの映画化の続編です。

私はドラマの方は観たことがないけど、映画はどちらも持ってる♪

この作品の特徴は、やはりゴージャスなセレブ生活や超オシャレなファッションでしょう。

特に今回は、アラブ首長国連邦の首都(だよね?)アブダビでのエキゾチックなシーンが満載で、こういうロマン溢れる風景に弱い私は、終始お目々をキラキラさせておりました。

観ているだけで気分が上がりまくり。

もう1つの特徴は、「どんなにセレブでお金持ちでも悩み事はみんな一緒」ということが描かれている点かな~~?? 

今回も、キャリーが「結婚したけど子どもは欲しくない」という気持ちに曖昧になったり、シャーロットは子育てに悩んで情緒不安定。。。など。原作者の方(お名前をド忘れしちゃった。。。)の小説『リップスティック・ジャングル』と似てる感じ。

キャストはサラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラル、クリスティン・デイヴィス、シンシア・ニクソン。

他にマイリ―・サイラスやライザ・ミネリ、ペネロペ・クルスもチラッと出ています。(ライザ・ミネリは冒頭の結婚式のシーンでパフォーマンスをしているので必見かも☆)


私が好きなのは、この3作かな~~??

『プレタポルテ』は持っていないので、欲しいと思って探したけど、なかなか見つからない。(思ったよりマイナー??) AmazonプライムビデオやTSUTAYAのレンタルで観てみてね。

ワタクシはヤフオクで未開封品をGETしましたわ。まだ届いてないけど。


新型コロナ騒動はまだまだ続く。。。緊急事態宣言が延長されそうです。ホントに疲れちゃうよね。

「コロナ終息のために、高齢者と病気がある人は隔離して、50代以下の人は日常に戻り経済を回し、みんなで感染して集団免疫を得る」という〝トンデモ論〟の出所が分かりました。

これ、タテにしてもヨコにしてもナナメにして読んでみても、どう考えても変なんですけど、こんなのに賛成する人が少なからずいるようです。

この考え方の根本にあるのは「若くて元気な人こそ価値がある!★」なのです。(男が考えそうなことである)

経済を回すためという大義名分で、弱者を蔑ろにし見捨てる考え方です。理屈では可能に思えても現実には不可能だろうし。

諸外国のように莫大な財出をして感染を徹底的に抑え込む努力を、わが国はほとんどしていません。このままでは、日本だけが「感染爆発、医療崩壊、経済も崩壊」になってしまい、気がついたら先進国の座から脱落。。。という悪夢が現実になってしまいかねない。

理屈ばかり捏ねず、血の通った解決策を模索すべきではないかと思います。

日本人は基本、ネガティブだからね~~。(その代わり我慢強い)


バカ政府が役に立たないなら、国民は自衛するしかない。

自衛の仕方は人それぞれだけど、感染を広げない努力をしながら「経済を回す」方法を考えなくては。

おカネに余裕がある人は、節約せずにお買い物をしまくるとか。 (〝焼け石に水〟かもしれないけど、何もしないよりマシ)

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好きなことをして免疫力UP♪

2020-04-23 10:04:23 | 映画&音楽&本

毎日毎日コロナの話題ばかり。飽きっぽい私は、自粛に疲れてきました。

ですが、今回ばかりは飽きてしまうわけにはいきません。頑張らねば☆


新型コロナウイルスに打ち勝つためには、免疫力UPが重要だと聞きました。

免疫力を高めるためには、お食事や体を動かすことも大事なのでしょうけど、嫌なことを無理やりするのは逆効果だと思う。

こんな時こそ〝好きなこと〟をしたいよね。

私の場合は、普段は買わないような高級スイーツを食べる、映画鑑賞、音楽鑑賞、読書 ハンドメイドかな~~??☆

逆に、ネチネチと政権批判だけをする、SNSに没頭し論敵をやりこめる、TVのワイドショーを熱心に観る。。。なんてことばかりしているのは、免疫力を低下させるかも。それに貴重な時間の無駄遣いだと思う。。(私も気をつけなきゃ★)

YouTubeも適度に観るようにしたい。好きなチャンネルを厳選してね♪


私が免疫力UPになると思う映画は、コレ。 ↓

*或る夜の出来事(1934年・アメリカ)
*お熱いのがお好き(1959年・アメリカ)
*アポロ13(1995年・アメリカ)

どれもハッピーエンドだし、映画の出来が秀逸で名作ばかりです。


「或る夜の出来事」は、かなり前の作品ですが(昭和9年!)、今観てもオシャレだし面白い。

ストーリーは今ではよくあるモノかもしれないけど、名優が演じるとやはり違う。 (リッチなお嬢様としがない新聞記者が、あるキッカケで共に旅をする、そして。。。というもの)

主演はクラーク・ゲーブルとクローデット・コルベール。この2人の息がピッタリで、ホントに微笑ましい。「三十九夜」(1935年・イギリス)のロバート・ドーナット&マデリーン・キャロルみたいな感じ♪

ゲーブルは「風と共に去りぬ」のレット・バトラー役で有名だけど、私はこのピーターの方が好き。 コルベールも超可愛い。 気が強いわがままお嬢の役でもキュートに見える。

道端でヒッチハイクするシーンでコルベールがスカートをめくって脚を見せるのは有名だけど、私はゲーブルがコルベールを抱えて川を渡るシーンが好き。ゲーブルが自分のトランクをコルベールに持たせて彼女のお尻をぶつところ。(変なことではありません、念のため)

余談だけど、エリー(コルベールの役ね)のパパも好き♪ 

観た後の気分は、とてもほのぼのする感じ。監督はフランク・キャプラ。


「お熱いのがお好き」は、マリリン・モンローの代表作のひとつ。共演はトニー・カーティス&ジャック・レモン。

この作品のマリリンは超キュート。 彼女が美人なのがよく分かる。役名は〝シュガー〟なの。可愛い。

2人の男性の女装も見ものです。(ポスターはカラーだけど、映画はモノクロだよ~~)

禁酒法時代のアメリカが舞台。シカゴで〝聖バレンタインの虐殺〟を目撃したためにギャングに追われるバンドマンが、女性ばかりの楽団に女装して潜入し、フロリダに逃避行するの。そこで同じ楽団のウクレレ奏者のマリリンに出会い、

。。。。。とお話は続きます。ちなみにギャング役はジョージ・ラフト。コワモテすぎてコメディという感じではない。

この映画は名シーンの連続ですが、その格を上げたのは、やはりジャック・レモンの演技力でしょう。 彼もとてもキュートです。大富豪役のジョー・E・ブラウンとダンスするシーンが好き。バラをくわえるところ。

トニー・カーティスが、マリリンとのキスシーンを「ヒトラーとするようなものだ」と語ったエピソードが有名ですが、これは事実ではありません。カーティス自身が否定しています。

監督はビリー・ワイルダー。(レモンはワイルダー作品の常連で、他に「アパートの鍵貸します」「あなただけ今晩は」などにも出演しています)

この3人も息がピッタリ。浜辺でヨットの話をするシーンが印象的です。


続いて「アポロ13」。

これは実話です。私はまだ生まれてなかったのでリアルには知らないけど、当時、世界中が固唾をのんで見守った事件です。

1970年4月、アポロ13号は月に向かって飛び立ちましたが、その途中で爆発事故が起きて酸素や電力をほとんど失い、緊急事態に陥ります。宇宙のど真ん中で事故に遭いたくない。

生還するのはほぼ無理と思われた絶体絶命のピンチを、アポロ13号の乗組員とヒューストンにあるNASAの管制室職員が、チームワークで乗り切るお話です。

主演はトム・ハンクスで、メインキャストはケヴィン・ベーコン、ビル・パクストン、ゲイリー・シニーズ、エド・ハリス。

私は宇宙がわりと好きなの。(ロマンを感じる ) なので、ロケットの発射シーンに興奮しまくりでした。 今観ても、すごい臨場感で気分爽快。

その後の緊迫のシーンとのコントラストが何とも言えない。手に汗握る展開だけど、みんなで力を合わせて難局を乗り切るお話は、観ている方も元気が出てくるので、今のような時にピッタリの作品だと思います。

トム・ハンクスはジャック・レモンと似てるよね。最初はコメディ俳優のイメージだったけど、元々演技力が高く、徐々に演技派になっていくところとか、キュートな外見とか。 (私はトムのコメディも好き)

トムは新型コロナに感染したのですよね。治って良かった☆

ビル・パクストンは数年前に亡くなりましたね。まだ若いのに残念です。彼はカッコ良かった☆(「タイタニック」が観たくなる)

監督はロン・ハワード。


*4月26日追加

今日気づいたのだけど、今年はアポロ13号の事故から50周年なのですね。

だから先日、元乗員のフレッド・ヘイズ氏をニュースで見かけたのか~~。(遠くからチラッと見ただけなので意識してなかった。今気づくなんて鈍いよね、私)・・・追加ココマデ。


この3作品はメジャーなので、大抵のレンタルショップにあるはず。(今はネットでレンタルすることをおススメします)

ぜひ観てみてね。


お勧めの本は何かな~~??

一条ゆかり先生の漫画が良いかも。 特に『それすらも日々の果て』(1983年~84年)がおススメ。

大学1年の女子大生の初夏から冬にかけての出来事を描いたお話なのだけど、とても心が揺さぶられる名作です。

はぁなんて切ないの。。。とイイ歳した今でも、胸がキュンとなる感じ。

バブル前夜のキラキラした時代のお話で、とても洒落てて憧れる。音楽に例えるとAORみたいな。。(え、分かりにくい??)

日本が最も美しかった時代はバブル期ではなく、80年代前半だと思うな~~、私。


コロナ騒動はまだまだ続きそう。最近は「コロナ禍」っていうの??

未だに「寝てれば治る」などと言ってる〝たわけ者〟がいるし、インフルエンザと比較する変なのもいるし、経済を動かすべきとデモする人々もいるし、この先どうなるのか分かりませんが、コロナの治療法がもう少し確立するまでは自粛した方が良いと私は思うのです。

経済活動を重んじるワタクシでも、そう思うワケ。

各国政府はどうせデフレなのだから、今は最大級に思い切った財政政策をすればよいのです。「国の借金」(正確には「政府の負債」)なんかを気にしていた今までの誤った価値観を払拭する絶好の機会です。

国家破綻など特に日本ではあり得ないので、営業できずにピンチに陥った企業や店舗を全て救済するべき。

老舗がどんどんお店を閉めていては、文化や伝統が廃れてしまいます。これにも危機を感じる。


私も大した足しにならないかもしれないけど、高級コスメやDVDなどを買い、細々と応援しております。

節約もしなきゃいけないので無駄遣いはしないけど、ただ「安い」だけのお買い物はしないようにしています。


気分を上げて免疫力を高め、この非常事態を乗り切りたい。

 

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『Thriller 25th Anniversary』Bookを☆

2019-04-21 17:34:39 | 映画&音楽&本

春らしい暖かくて爽やかな日が続いています。

あと少しでゴールデンウィーク。その途中で元号が新しくなります。キラキラした時代になるよう、努力しなくては☆

うちは多分、あまりお出かけはしないと思いますが、令和の始まりとともに、今までよりも充実した日々を送りたいと思っています。常にポジティブに、明るく楽しい毎日を過ごしたい。

なので、久々に読書しようかな~~と。

今はマイケルのことがあるし、心が落ち着かない。気を紛らわせるため、軽いミステリ小説などを読むつもり。

購入したまま読まずにいた2冊。 ↓

  

なぜか画像の大きさが違うんだけど。

私のお気に入りの〝コクと深みの名推理〟シリーズの新刊『沈没船のコーヒーダイヤモンド』と、〝お茶と探偵〟シリーズの新刊『セイロン・ティーは港町の事件』です。

『沈没船のコーヒーダイヤモンド』は読み始めています。私が好きそうなゴージャスなジュエリーにまつわる謎。

『セイロン・ティーは港町の事件』は、これからの季節に合いそうなイメージ。内容はまだ不明だけど。


そして、5月は私の誕生月。

というわけで、自分へのプレゼントに、この本を注文しました~♪ ↓

マイケル・ジャクソンの『Thriller 25th Anniversary: The Book, Celebrating the Biggest Selling Album of All Time』(2008年)です。

これは、史上最高の売り上げを誇るアルバム『Thriller』(1982年)の発売25周年を記念して出版された本です。

CDの『Thriller 25』は既に持っていて大切にしていますが、先日、Amazonを色々検索していたら、偶然見つけたの。私はこの本のことは知らなかったので、レビューやブログ記事を読み、購入を決断しました。

洋書だけど、辞書を片手に気楽に読んでみようかな~~。

この本の定価は分からないけど、世間では5000円以上で販売されているようです。私は中古の極美品を買ったのですが、お値段は3500円。(高いわ。。。

ですが、マイケルのためなら、いくらでもお財布のヒモが緩むワタクシなので、「誕生日だしぃ」と心の中で言い訳しながら、ぽちっとしちゃいました。

↑ 1984年に『TIME』誌の表紙を飾ったアンディ・ウォーホルの絵。

内容は、もちろん『Thriller』に関するものです。1982年~1984年頃のことかな~~?? レアなお写真が満載で、装丁も豪華な本なので、読むのが楽しみ♪

当時のマイケルは、とてもシャイで優しく大人しいながらも、世界のトップに登りつめた自信にあふれ、目がキラキラと輝いていました。後に自身が振り返っているように、彼の人生で最も幸福な時代だったと思います。

この頃は現在のような状況になるとは、誰も思っていなかったでしょうね。。今日も、モータウン60周年のイベント(詳細は知らない)から、ジャクソンズ(元のジャクソン5)が外されているという話を見かけ、あのドキュメンタリーの悪影響はかなりあるのだな~~と思いました。

モータウン出身の最大のスターは誰ですか?

この上もなく善人で、世の人々の幸福に尽力してきたのに、今、存在を消されそうになっているのは何故なのか?

ホントに酷い世の中です。

ただ、人々がマイケル・ジャクソンを完全に忘れ去ることはできないでしょう。彼の音楽やパフォーマンスを愛する人は圧倒的に多いし、その功績は誰よりも大きいのだから。

日本でも「エマニエル坊や」として人気だったエマニエル・ルイスとともに、ディズニーキャラに囲まれた可愛いマイケル。

エマニエルくんは、私よりもかなり年下だと思ってたけど、ナント! 同じ年齢(1971年生まれ)だったの~~~。 んまあ。(どうりでシッカリしていたわけね)

1984年当時、彼はマイケルに何度も抱っこされてる。。。(13歳なんですけど)

羨まぴ~~~~~。


早くマイケルの本が届かないかな~~。

 

Thriller 25th Anniversary: The Book, Celebrating the Biggest Selling Album of All Time
Michael Jackson
Ml Pub Llc
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サザンの80年代アルバム☆

2019-01-19 10:01:53 | 映画&音楽&本

元旦のNHK『クローズアップ! サザン 新春スペシャル』を録画していたのを先日観たのだけど、これ、とてもとても良かったです。

NHKさまのクッキリ美しい映像で、スタジオライブの臨場感がよく伝わりましたが、生で観た方々は最高だったと思う。羨ましい~~。この映像は長期保存しなくては☆ 録画用ブルーレイディスクを注文したけど、上手くできるかしら。。(うちは全員、機械オンチ)

長いこと聴いてなかった曲も、ライブだと新鮮に感じる。 いかにもサザンらしい〝夏!海! 〟な選曲だったけど、中には懐かしの〝エロ曲〟も。『女呼んでブギ』(1978年)って知ってる?? これをNHKで歌えるなんて。。NHKさまも丸くなったわね。

桑田さんらしい心地よいメロディーラインに、意味不明でどスケベな詞。 初期サザンの特徴が凝縮された曲です。私は初期のサザンは少し苦手。。(スミマセンねぇ) ライブでは、この後『いとしのエリー』(1979年)、『YOU』(1990年)と続いたのだけど、『女呼んでブギ』と『YOU』が同じバンドの曲だなんて思えない。。


昨年の終わり頃、とても散財してしまった私なのですが、その多くはサザンオールスターズのアルバムだったのでございます。

今はクイーンにもハマってるけど、それ以上に「サザン復活!」なのです。

というわけで、今日はサザンの主に80年代のアルバムのお気に入り曲をご紹介します♪


ちょうど1年ほど前の記事で、私は「サザンの全盛期は80年代前半~半ば」と言っていますが、その頃に出たアルバムを聴くと、今も続くサザンオールスターズの偉大さが、よく理解できると思うのです。

デビュー当時から数年のサザンは名曲もあるのだけど、何だか猥雑(わいざつ)でどスケベで桑田さんの歌い方も野卑な感じ(失礼しました)だし、『チャコの海岸物語』(1982年)は意味不明なパフォーマンスで桑田さんが何言ってるのか分かんないし。。。と、私の印象はあまり芳しくありませんでした。

それが、80年代に入ってしばらくすると、いきなりガラッと変化したわけ。「夏、海、都会的、洗練」を感じるバンドになったのですね。デビュー当時との共通点は「どスケベ」なことだけ。

私は子どもの頃から〝垢抜けていて、お洒落☆〟な世界に憧れる傾向がありました。なので、この時代のサザンが最も好き。


余談だけど、桑田佳祐さんの歌唱力について。桑田さんって歌の上手さについては、世間では過小評価されてるのかな~~と思います。私は彼を「日本屈指の歌唱力の持ち主」だと思ってるけど。音程は全然ハズれないし、表現力も高いしね。還暦過ぎてもキーを下げずに歌えるし。(世間の名歌手の皆さまは、年齢を重ねるほどに〝世界遺産〟と化している)

それに、サザンはメンバーが全員、魅力的だよね。 この前のライブを観て思った。


では、私が購入したアルバムと、その中の特に好きな曲をご紹介します♪  (私が購入したのは全て2008年リマスタリング盤です。このジャケットは紙製だった。。ま、いいけど)


*NUDE MAN(1982年)

イキナリこんなジャケットを出して申し訳ありません。。。 

このジャケットを子どもの頃に見た私は「やっぱりサザンは変」と感じたのだけど、このアルバムは初期サザンと中期サザンのちょうど狭間のような作品だったと思います。ジャケットが少々イカれていようとも、内容はとても良い☆ 名曲がチラホラ入っています。

*夏をあきらめて
*匂艶(にじいろ) THE NIGHT CLUB
*女流詩人の哀歌

『匂艶THE NIGHT CLUB』『女流詩人の哀歌』はダークな雰囲気が好きだった。『女流詩人の哀歌』は『すいか』(1989年)で聴いたのかな~~??(『すいか』はベストアルバム。当時はカセットにダビングしたものを聴いていた)
他にも有名な「Oh! クラウディア」などが入っています。これ、「いとしのエリー」に似てない?


*綺麗(1983年)

『NUDE MAN』と比べると、なんて〝綺麗(きれい)〟なジャケット。。

が、この麗しのフラワーの裏には、多分『旅姿六人衆』をイメージしたと思われるメンバーの不思議な写真があった。実に変である。

このアルバムからサザンはガラッと変化しました。曲調がものすごく垢抜けて〝綺麗〟になり、桑田氏のボーカルも洗練され、アレンジが〝80年代風〟に。前作よりも一段と纏まった感じです。

*そんなヒロシに騙されて
*NEVER FALL IN LOVE AGAIN
*サラ・ジェーン
*EMANON
*旅姿六人衆

『NEVER FALL IN LOVE AGAIN』は、とても好きな曲です。 毎年9月になると思い出すの。しっとりした失恋ソングで、しみじみと聴いてしまいます。この曲は私のサザン名曲ベスト10に入るかもしれない。
このアルバムを〝綺麗〟なイメージにしているのは、フラワー柄のジャケットと『EMANON』だと思う。この曲、昔は「なんて退屈な曲かしら」と思ってたけど(失礼)。
『旅姿六人衆』は名曲☆ お好きな方も多いでしょう。今は5人になっちゃったけど。。


*人気者で行こう(1984年)

『人気者で行こう』は、私が最も好きなサザンのアルバムです☆ これをベストに推す方は多いと思う。このジャケットもね、子どもの頃に格好良いと思ってた。今でも好き。笠(?)とゴールドの〝へのへのもへじ〟がねぇ。。意味は分からないけど。

とにかく、このアルバムは完璧。 「サザンの偉大さ☆」がよく分かる内容です。最初から最後まで、曲順も含め、とても良い。これと次作『KAMAKURA』は最高だと思う。まさにサザンの全盛期。

90年代以降も、もちろん良いんだけど、楽曲の質というか深みというか飽きがこないというか、とにかく80年代は「桑田さんの才能爆発☆」という感じなのです。硬質で洗練されている気がする。

*よどみ萎え、枯れて舞え
*ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
*女のカッパ
*Dear John

『ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)』の詞は、女の子には耳が痛い内容です。私が若い頃、時々この曲が頭の中に流れて戒めて(?)くれた。この曲は私のサザンの名曲ベスト10に必ず入る。
名アルバムのラストに相応しい優雅な曲『Dear John』。この「John」がジョン・レノンだということに気づいたのは、ほんの数年前。。。(ばか~~)


*KAMAKURA(1985年)

サザンのオリジナル・アルバムでは唯一の2枚組。(でしょ?) これをサザン史上最高のアルバムと評する方は多いと思います。私ももちろん好きだけど、『人気者で行こう』の方が好き。。

*追加・・・2枚組アルバムは『キラーストリート』(2005年)もでした。。失礼しました。私も買ったけどなぁ。記憶が。。

このジャケット、80年代な感じでお洒落だよね☆ 紙の質感も変わってるの、和紙みたいな。。こだわってますね。音楽的にもデジタル色が強く、やたらと〝テクノしてる〟感じ。前作までのAOR風(?)なイメージとは違うかな~~?

*メロディ(Melody)
*Bye Bye My Love(U are the one)
*Long-haired Lady

『メロディ(Melody)』と『Bye Bye My Love(U are the one)』は〝神 〟曲ですね。この2曲だけで桑田さんの偉大さがよく分かります。90年代サザンとは異なる独特の雰囲気がある曲。
『Long-haired Lady』みたいな洒落た気怠い曲は、意外に好きみたい、私。


。。と順番に並べると、80年代サザンのアルバムは、実に素晴らしい。 (拍手しまくり) 90年代アルバムより、微かに重厚感がある気がする。それに、やっぱり硬質で都会的な感じがする。

90年代サザンはオシャレだけど、情緒的で切ないイメージ。

『Southern All Stars』(1990年)は、私が個人的に最も完璧と思っているアルバム(上に書いた『YOU』も入っています)で、『KAMAKURA』の次に入手しようと考えていたのですが、世間で評価が高い『世に万葉の花が咲くなり』を先に買いまちた。


*世に万葉の花が咲くなり(1992年)

このアルバムから、完全に90年代サザンになった感じ。それに、小林武史さんが関わっているせいか、90年代のミスチルっぽい感じ。「都会的で垢抜けた」イメージはほぼなくなった感じ。。

*慕情
*涙のキッス
*IF I EVER HEAR YOU KNOCKING ON MY DOOR

『慕情』はサザン屈指の名バラード☆ お好きな方は多いはず。この曲を聴くと、同時に映画『慕情』(1955年アメリカ)を思い出します。。このアルバムが出た頃に映画も鑑賞したため。これも私のサザンの名曲ベスト10に入りますね、多分。
『涙のキッス』って頭で思い浮かべてる時は、「もう聴き飽きちゃった」と思うけど(スミマセンスミマセン)、実際に聴くと、やっぱり良いよね~~☆
『IF I EVER HEAR YOU KNOCKING ON MY DOOR』はレトロで懐かしい感じの曲調で安心する。。 (私がいかにも好きそうな曲)

あ、これも余談だけど、私は以前は『Southern All Stars』以降のオリジナル・アルバム(『稲村ジェーン』も含む)はすべて持っていました。今はほとんどを手放しちゃったので(モノが古くなったから)、気に入ったものだけ再入手しようかと。


今回は少し長くなっちゃいましたね。

今の閉塞感溢れる(安い)時代と比べると、80年代はキラキラです。

平成の次の時代が、昭和の終わり頃のように輝くことを祈って。

 



世に万葉の花が咲くなり(リマスタリング盤) Original recording
クリエーター情報なし
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ジーサンズ はじめての強盗

2018-04-07 19:51:43 | 映画&音楽&本

新ブログでは初めての映画記事。

映画記事一覧カテゴリも作ろうかな~~。


*ジーサンズ はじめての強盗
(2017年・アメリカ)

<あらすじ>
ウィリー、ジョー、アルの3人は慎ましくも幸せな老後生活を送っていた。ところがある日、長年勤めていた会社の合併によって、年金を止められてしまう。このことをきっかけに、彼らはある企てを決意。
なんとしてでも今までの生活を取り戻し、愛する家族と仲間たちとの幸せな余生を続けられるよう、3人は銀行のお金を奪おうと、大胆で危険な賭けに出るが……。

<キャスト>
*ウィリー・デイビス・・・モーガン・フリーマン
*ジョー・ハーディング・・・マイケル・ケイン
*アルバート・ガーナー・・・アラン・アーキン
*ブルックリン・ハーディング・・・ジョーイ・キング
*アーレン・ヘイマー・・・マット・ディロン
*アニー・サントーリ・・・アン=マーグレット
*ミルトン・カップチャク・・・クリストファー・ロイド


こんな豪華なオスカー俳優陣が主役なのに、何なの、この邦題は。

原題は「Going in Style」。〝in style〟は「①流行の ②立派な、堂々と」という意味なのだとか。日本語に訳しにくいタイトルなのだそうです。「(大それたことを)大胆にやってやる~♪」みたいな感じ??

う~~ん、「ジーサンズ」。。。。。

これ、とても面白かったです☆

プロローグで、マイケル・ケイン演じるジョーが銀行強盗に遭遇してしまいます。ジョーは家を差し押さえるという警告の手紙を貰ったため、銀行に来ていたのです。

ジョーは銀行の融資の返済額がイキナリ3倍になったこと、融資を受ける際に銀行の担当者(今まさに目の前にいるチャックという男)が「返済額が上がることはない」などとジョーを無理に説得したことを咎めましたが、チャックは平然と「説明した」と繰り返します。その時、突然、強盗が現れたの。

銀行強盗たちは素晴らしい手際で、わずか2分の間に大金を強奪し、風のように去って行ったのでした。3人の強盗の内の1人はジョーとチャックの傍らに来て、なけなしのおカネが入ったお財布を強盗に手渡そうとするジョーに「受け取れない」と断り、「年寄りは敬われるべきだ」と言い残して立ち去るのです。(チャックは横で失禁していた

その後、長年勤めた会社が他の企業と合併した挙句に年金の支給を中止すると発表し、ジョーたちは収入が完全になくなってしまいます。しかもバカ銀行はジョーたちの年金になるべきおカネで新会社の負債を支払うというのです。(ヒドイ ) さらにジョーは家を差し押さえられてしまいます。

これね、銀行のコンプライアンス違反が原因だよね。社会的弱者に(正確な説明をせずに)無理やり高金利の融資を受けさせ、支払いが滞ると財産を差し押さえるという。。リーマンショック前、アメリカで大問題になっていたサブプライムローンと似ています。

この映画は、今のアメリカ及び日本の深刻な問題を扱っており、こういうシーンの時は思わず真顔になってしまいます。わが国の政府など、このシーンを見ると喜びに打ち震えるのではないかと思います。こういう社会が彼らの理想のようですので。

こういう訳で、〝ジーサンズ〟は自分たちも銀行強盗をしようと決心したのですね。


で、まず手始めに、スーパーで万引きできるかを試すの。 アルは「強盗なんて、冗談はよし子さん」と当時は思っていたため、ウィリーとジョーの2人で食品を盗もうとします。が、(当然ながら)スーパーの警備員に見つかり追跡されます。

車で待っているはずのアルの姿はなく(彼はその時スーパー内でアニーという女性と一緒にいたの)、2人は電動カート(っていうの?)に乗って逃げようとします。

このシーン、可笑しい。 ジョーがどこかのオバちゃんからカートを奪い、ウィルに前のカゴに乗れと命じるのですが、ウィルは「俺はE.T.か?」と怒鳴ります。が、追われて結局カゴに。。 ↓

  

この時は年寄りだからと見逃してもらえましたが、2人は誰か「プロ」に強盗の手ほどきをしてもらおうと考えたのでした。そして、


。。とストーリーはテンポよく順調に進みます。この後がクライマックスだからね☆

「プロ」の助けを借り、強盗はとりあえず成功します。ただ、この後。。。。。 (ちょっとハラハラする)


余談ですが、この時〝ジーサンズ〟が身に着けているマスクは、フランク・シナトラ、ディーン・マーティン、サミー・デイビス・Jrです。チャックの「逆襲」も見もの。

3人がしたことは間違いなく犯罪だし、現実では許されない行為です。でもね、これ、映画だし。 
ハッキリ言って会社や銀行の方が悪いし、正直言って気分爽快。

主演の3人の演技力はもちろんですが、周囲の人々との微笑ましい人間関係、友人や家族に対する思いやりなど、コメディ的要素の中に大事なことがたくさん詰まっている映画です。


私が3人の中でいちばん注目してたのは、アラン・アーキン。 ↓

私が最初に彼を見たのは『暗くなるまで待って』(1967年)ですが、この時のアランは悪役。可愛い顔なのに超怖かった~~~。 あのラスト近くのシーン、ビックリするよね。。刺されたら、ずっと倒れたままでいてくれなきゃ。

最後にオードリーを〝モノにする〟つもりだったらしいアランは、しきりに彼女に「さ、寝室に行こう」と言っていました。その辺のソファではダメなの、キチンとした寝室のベッドの上でないと。 (オホホ)

『リトル・ミス・サンシャイン』(2006年)では、ホンモノのエロいお祖父ちゃん役。 彼はこのスケベな役により、アカデミー助演男優賞を獲得しました。

そして今回は、〝80過ぎても現役 〟。70代後半でも可愛くキレイなアン=マーグレットに誘惑され、〝仲良く〟してしまうのですね。 そして、その結果は。。。

アラン・アーキンって可愛いよね。

ちなみに〝ジーサンズ〟の現在の年齢は、モーガン・フリーマン80歳、マイケル・ケイン85歳、アラン・アーキン84歳です。どんな名優も年をとる。。。(最初はアラン・アーキンの代わりにダスティン・ホフマンがキャスティングされていたそう。彼も80歳だって。。。

そうそう、〝ジーサンズ〟のお仲間のクリストファー・ロイド(79歳)も懐かしかったです。

あまりにも真に迫っていて、ホントにボケているのではないかと思った。。超キュートだった。

さらに懐かしかったのは、FBI捜査官役のマット・ディロン。

今54歳だから、そんなにトシではないわね。。濃いお顔は若い頃のまま☆


この映画はリメイクなのだそうです。でも、とても面白かった♪ 若いコがほとんど出なくても、良い映画は撮れるということを証明していると思います。主なキャスト以外も味があり、何度も観直したくなる映画です。時々ホロリとなる。。

これ、買おうかな~~。


強盗をするシーンから何度かハラハラするけど、最後はやっぱりハッピーエンド。

とてもおススメです。

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サザンの想い出。

2018-01-27 09:52:39 | 映画&音楽&本

ものすごく寒い。。。 今年は何なの、一体。


昨日はあまりにも寒くてドンヨリしていたので、気分転換に音楽でも聴こうと思いました。

選んだのは、昨年出た桑田佳祐のソロ・アルバム『がらくた』。前ブログにもチラッと感想を書いていたのですが、消しちゃったからねぇ。

桑田さんのソロ・アルバムを買ったのは久しぶりでしたが、これは大当たりでした。おススメだよ~~♪

サザンのアルバム『葡萄』(2015年)もでしたが、何だか初期の頃の音楽に戻りつつあるような。。様々な雰囲気の楽曲たちですが、90年代の頃のような少し軽めで洒落た感じではなく、何となく〝昭和〟というか歌謡曲風。アレンジは当時より断然垢抜けてて、桑田さんの歌唱力も格段にUPしていますけどね。

私はサザンの〝全盛期〟は80年代前半~半ばだと思っていますが、『がらくた』はその頃の雰囲気が出ている気がします。(『葡萄』はデビュー当時っぽいと思う)


私がサザンオールスターズを初めて見たのはTBS「ザ・ベストテン」です。当時はまだ小学生だったので、「チャコの海岸物語」(1982年)を聴いた感想は、「何、このヘンテコな歌は」でした。(オホホ)

その時は確か、中村雅俊さんの「心の色」(1981年)が1位でサザンは2位だったと思う。中村さんは桑田さんに曲を書いてもらったことがあるらしく、「桑田さんにも曲を頂いたのに、ヒットしなくてゴメンナサイ」とかニヤけながら言ってたけど、「そんな余計なこと言わなくてもいいのにね。。」と思いました。

桑田さんの渋い顔も忘れられない。。(小学生だったのに)お二人の関係を心配してあげてたけど、その後、「恋人も濡れる街角」(1982年)を提供してるから、別に問題なさそうね。。(余計なお世話)

「チャコの海岸物語」のパフォーマンスは奇天烈な印象だったので、私の認識では「サザン、桑田佳祐=変な人」でした。桑田さん個人の身振り手振りも妙で、子どもの目には異様に映ってた。。

その数か月後、あるクリスマスの番組(忘れた)で、桑田さんはRCサクセションの忌野清志郎さんと共演していたの。清志郎さんは桑田さんに輪をかけて変だったので、桑田さんの印象は多少マシになりました。。

ただ、サザンの曲はエロい印象が強く、「チャコの海岸物語」を私同様にヘンテコに感じたうちの親は、次の「匂艶(にじいろ)THE NIGHT CLUB」(1982年)の歌詞に顔をしかめ、(まだ小学生だった)私に〝サザン禁止令〟を出しました。(が、当時の私はサザンに興味はなかった) さらに「ボディ・スペシャルⅡ」(1983年)のレコードジャケットなんて見たら、その後も許してくれなかったかも。。 どちらも良い曲だけど。


でもね、「匂艶THE NIGHT CLUB」の次は、「Ya Ya(あの時代を忘れない)」(1982年)だったの。これは、私の中ではサザンの名曲トップ10に入る大好きな曲です。 ネガティブな印象がガラッと変わったわ。

さらに、「ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAN-NEW DAY)」(1984年)、「Bye Bye My Love(U are the one)」(1985年)、「メロディ(Melody)」(1985年)とスペシャル☆なシングルが続き、私のサザンオールスターズへのLove度は増していきました。この頃がサザンが最も輝いていた時期だと私は思っています。アルバムも「人気者で行こう」(1984年)、「KAMAKURA」(1985年)と傑作が出ている☆

この80年代半ばの都会的で洒落た時代のサザンが最も好き。 桑田さんのソロも同様で、アルバム『Keisuke Kuwata』(1988年)がいちばん好き♪ 実際、これは超名盤です。ソロ・シングルでは「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」(1987年)は、私の桑田佳祐名曲トップ10に必ず入る☆

サザンも桑田さんのソロも、時代によって特徴があるので、好きな時期は人それぞれだと思います。

私の場合も、サザンや桑田さんから離れたり、また近づいたりして、数十年間も聴き続けているんだよね。。(遠い目)


さて(とハナシは元に戻る)、私が買った『がらくた』にはDVDが付いているのですが、昨日まで観てなかった。。

なので観てみました。 比較的こじんまりした場所でのライブ映像だったけど、すごぉく良かった。

桑田さんは還暦を過ぎてもお元気ですよね。生歌でもすっごく上手だし☆ (が、身振りはやはり妙。見慣れたけど)

余談だけど、ブックレットに載っているエッセイも必見だよ♪ 誰しもそうだと思いますが、彼も今の〝ヒット曲なし〟の音楽界を憂えていらっしゃるようです。。


今年はサザンオールスターズはデビュー40周年なのだそうです。

どこかで見かけたけど、記念に(?)アルバムは出すかもしれないって☆

期待して待ちましょう。


*注・下記でご紹介しているのは「通常盤」ですが、これにはDVDやエッセイ付きのブックレットは入ってないかもしれない。初回限定盤に入っていると思います。(「通常盤」しか貼り付けられなかったの。スミマセン。。)

がらくた (通常盤)
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Luxeな暮らし

2018-01-16 09:33:08 | 映画&音楽&本

マイケル・ジャクソンの記事の検索が多い。。。 スミマセン、非公開にしていて。
もう少しお待ちくださいませ。


さて、先日、ここ数年お気に入りにしている、ローラ・チャイルズの〝お茶と探偵〟シリーズの新作『ロシアン・ティーと皇帝の至宝』を買いました。 (いちばん下のリンク先を参照)

まだ読んでいる途中なのですが、今回は高価なジュエリーを狙う犯罪組織(?)が出てくるスケールの大きな作品なのだそうです。作品中にも煌(きら)びやかなジュエリーの描写が度々出てくるので、読んでいるだけでリッチになった気分。

この本に出てくる犯罪組織〝ピンク・パンサー〟は実在しており、今現在も世界各地で宝石の強奪を行っているのだとか。(んまあ)

世間には、その日のコメにも困っているビンボーな人々がワンサカいるというのに、なんて身勝手で自己中な人たち 。。と憤っても、相手には伝わらないでしょう。(というか、悪いことしてリッチになっても意味ない)

この〝お茶と探偵〟シリーズは、毎回ゴージャスな世界が描かれていますが、舞台が誇り高き歴史ある町・チャールストンのせいか、ゴテゴテした感じではなく、自然に馴染んでいて憧れてしまいます。

それに、優雅なお茶会の様子もステキ☆

登場人物の年齢が若返ったり、髪や目の色が作品ごとに変化していたり、細かい部分に「ん?? 」というところはありますが、それでも気軽に読めるコージーミステリとしては、良いシリーズだと思います。

私もたまには優雅な気分になりたいと思い、昨日、出先で見かけたケーキ屋さんに寄り、プチケーキを買ってきました。

お写真では分かりにくいけど、一般的なショートケーキに比べると、少し小ぶりなの。お店で見た時は、それこそキラキラしてまるで宝石箱みたいでした。

昨日はお天気がイマイチで、晴れたかと思うと直後に曇ったりして、キレイなお写真が撮れませんでした。。いちばん上のお写真は、「あ、晴れた~~!」という瞬間にマッハの速さで撮ったので、セロファンも剥がさず、微妙な構図のままですの。(オホホ)

私は抹茶味のを食べました。 うちで甘いものを好むのは私だけ。小さめなのでペロッと食べてしまったわ。もう2つくらいは楽々いけそう。。


旧ブログにも書いていたのですが、私は今年はリッチを目指そうと思っています。

一昨年から色んなことがあり、かなり貯金が減ってしまいました。こうなると自動的に節約モードになり、買うモノもプチプラになってしまいます。優雅とは程遠い生活。。

今は私が〝煌めきの時代〟と呼んでいる80年代後半~90年前半が流行っていて、ここ数年で最も華やかな雰囲気になっています。

落ち込みがちな気分を上げるためにも、少しでも「リュクスな生活」ができるよう、頑張りたいと思います。

ロシアン・ティーと皇帝の至宝 (コージーブックス)
ローラ チャイルズ
原書房
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