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リズ・テイラーの言葉

2022-05-01 12:37:19 | MJ

*この記事は、2019年3月21日にUPしていたものです。未公開にしていたのだけど、ブログを閉鎖するので自分用に再UPします。(本に残すため)


『Leaving Neverland』のハナシをあまり聞かなくなってきた。(日本では元々話題になってない)

欧米では視聴率がイマイチらしいし、マイケル・ジャクソンの商品の売り上げに減少はなく(増えている)、ロスのラジオでは曲がかかっており、お店でTシャツも販売しているそう。

『Leaving Neverland』は、反論できない死者を真偽不明な情報で一方的に告発するという、非常に不公平なドキュメンタリーです。「主役」の2人はMJエステートに多額の借金があり、おカネを必要としていました。

さらに、過去2つの事件でマイケル・ジャクソンの〝悪事〟は一切見つかっておらず、今回のことも含め、彼が無実であることは明白です。


マイケル・ジャクソンは、自分の才能と努力で得た莫大な収入の一部を、世界中の不幸な人々を幸福にするための活動に使っていました。特に子どもたちの幸せを願っており、ほんの一瞬でも楽しい時を過ごす機会を与えたいと思っていたようです。

こういう感覚を持つ人はセレブには特に多く、マイケルの他にも大勢が慈善活動に熱心です。(私の持論なんだけど、芸能界などで大きな成功を収める人たちは、ココロがキレイなことが多いと思う。邪悪な人間が人を感動させるなんて難しいでしょ??)

マイケル・ジャクソンが個人で寄付した金額は、公表されたものだけで500億円以上(ギネス認定)、非公表のものを含めると600億円を超えると言われています。彼を批判する人々は、この事実を知っていたでしょうか。

そんなマイケルにとって、1993年、2003年の事件(裁判は2005年)はあまりにも残酷な〝濡れ衣〟であり、マイケルのイメージに傷をつけた嘘つきの告発者及びメディアの罪は重い。その上に今回の事件。。。彼はもういないのに。

私は数日前まで、マイケルが存在した証までが、この世から消されるのではないかと不安でした。


そうそう、『Leaving Neverland』で〝主役〟の2人がマイケルに〝セクシャルな行為〟をされたと訴えている日は、マイケルはデンジャラス・ツアーで外国に行っててネバーランドを留守にしていたそうですよ。もしかして「どこでもドア」を使ったのかな~?

この2人は「嘘発見器」にかけるべき。


さて、今日は、マイケル・ジャクソンの親友だった、大女優エリザベス・テイラーの言葉をご紹介。

『救済』(ジェラルディン・ヒューズ著)からの抜粋です。

その前に、この本には1993年の事件で「和解」した際の21億円の支払いについて、重要な事実が記載してありましたので、ここに記録しておきます。

【保険会社から支払われたことを明確に示す書類は公表されてはいないが、2005年裁判でマイケルの無罪を勝ち取った弁護士トム・メゼロウが、2005年3月22日にカリフォルニア州上位裁判所へ提出した書面に「マイケル・ジャクソンは支払いに反対していたものの、マイケル・ジャクソンの保険会社が〝ネグリジェンス(過失)〟に対して支払った。これはマイケル・ジャクソンがコントロールできないものだった」と明記されている。(〝The memorandum of law submitted by Tom Mesereau in 2005〟)】

この「過失」とは、マイケルがエヴァン・チャンドラーに対して「(彼の息子の愛情を奪い)精神的苦痛を与えたこと」なのだそうです。おカネはエヴァンの他、息子のジョーディ、元妻ジューンにも支払われました。

この和解金が「マイケルの意思に反して支払われた」ことは、とても重要です。


マイケルは、1993年12月22日に自らが無実であることを宣言する声明を出しました。

その中で、彼は次のように述べています。

「今までの人生において、僕は子どもたちが幸せに生きられるよう、何千、何万もの子どもたちを助けようとしてきただけです。どんな子どもでも苦しんでいるのを見ると涙があふれるのです。

僕はこれらの容疑について無実です。ですが、もし僕が罪を犯したとするなら、世界中の子どもたちを助けるために力を尽くしてきたことでしょうか。年齢、人種にかかわらず、子どもたちを愛してきたことでしょうか。子どもたちの無垢な笑顔を見ることに喜びを見出したことでしょうか。僕自身が過ごすことのできなかった子ども時代を、彼らを通して見ることを楽しんだことでしょうか……」

上記の言葉で、彼が憧れた子ども時代をただ体感したいと思っていただけなのが、よく分かります。

彼はとてもピュアでしたが、アホでも幼稚でもありません。聡明な人でした。

それに、他人には計り知れない孤独を感じていた。


*2022年5月1日追加

トム・メゼロウは『Leaving Neverland』関連の裁判において、エステートの弁護士チームに参加しているそうです。今、この裁判がどうなっているのか私は知らないけどね。(1年ぐらい前の話)

*2023年1月13日追加

昨年知ったこと。ジョーディ・チャンドラーは、93年の事件の後、両親と不仲になり別居しています。

彼は事件後もずっとマイケル・ジャクソンを慕ったままだったそう。自室にマイケルの物を飾り、様々なこと(音楽など)に彼の影響を受けていたようです。今はどうしているのでしょうか。。

ジョーディは優しい良い子だったそうです。なのでマイケルは彼を責めなかったのでしょう。(追加ココマデ)



エリザベス・テイラーは、マイケル・ジャクソンを最も理解していた数少ない1人です。

1993年に事件の速報が世界に流された時、彼女はマイケルの元にすぐさま駆けつけたそうです。本当に苦しんでいる時、親身に手助けしてくれる人は、実はあまりいない。リズがマイケルの傍にいて良かった。


リズの言葉は、マイケルの本質をよく表しています。


「マイケル・ジャクソンは誠実を絵に描いたような人よ。愛らしさと子どものような無邪気さを持っているの。〝子どもっぽい〟というのではなく、〝子どものように純粋〟ということ。私たち2人ともそういうところがあるし、それに共感できるのよ」

「マイケルが特に素晴らしいのは、おそらく、このように偉大な功績や数々の受賞にもかかわらず、彼の感受性や、他人の幸せを思いやる心がちっとも変っていないことだと思うの。家族や友人たち、そして、特に世界中の子どもたちに対する彼の思いやりの心や愛情は決して変わることがないの。彼の心は深い優しさで満ち満ちていて、それがこの世のものとは思えない、特別で、無垢で、子どものように純粋で、そして賢い人間を創り上げているの。それがマイケル・ジャクソンなのよ」

「マイケルはとても知的で、賢くて、直感力、理解力があって、そして、欠点ともいえるほど寛大すぎるの。彼はとても正直で、見ていて痛々しいほど正直で、傷つきやすいのよ」

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