最近、閲覧が多いブカレストのライブについて書いた記事。
その中に、マイケルの有名なパフォーマンス「アンチ・グラヴィティ」について書かれたBBCニュースの記事をリンク先として載せているのだけど、削除されたら困るので、ここに転載しようと思います☆
*リンク先は私のブログの閉鎖により、今は削除しています。
*11月20日追加
このパフォーマンスの正式名称は「アンチ・グラヴィティ」なのだそうです。
「ゼロ・グラビティ」とは「無重力」、「アンチ・グラヴィティ」とは「反重力」なのだそうです。(んまあ)
LahさんがTwitterで「大事な事なので5回言います」と仰っていたので、訂正しました。
大変失礼いたしました。(追加ココマデ)
では、さっそく。
*マイケル・ジャクソンのありえないダンスの動き、医者が解説(2018年5月24日)
【一般的な頭の下げ方(左)と、マイケル・ジャクソンの頭の下げ方。
左図は尻が支点なのに対し、右図ではかかとが支点になり、アキレス腱に大きな負荷がかかっている。】
1987年に発表されたこの楽曲で、マイケルは棒のように体を伸ばしたまま、45度の角度でかかとから体を傾けている。
大勢が真似しようとしてきたが、あれは実は特別設計の靴と、マイケルの体幹の強さによって現実となったイリュージョンだ。
度肝を抜かれる動きだが、けがにつながるかもしれないので、やめたほうがいいと脊柱(せきちゅう)の専門家は警告している。
インドのチャンディーガルにある医学教育研究大学院研究所のマンジュル・トリパティ氏と同僚は、脊柱と神経外科学の学術誌「Journal of Neurosurgery: Spine」に発表した論文で「強い体幹を持つ最も訓練されたダンサーでも、この前傾の動きの角度は最大25度から30度だ。一方でMJ(マイケル・ジャクソン)の傾斜は45度。重力をものともしない、とてもこの世のものとは思えない動きだった」と書いている。
MJはどうやったのか。
「スムース・クリミナル」の前傾姿勢を試してみれば、背中の脊柱起立筋よりも両かかとのアキレス腱により大きな負担がかかるのに気づくだろう。
たとえマイケルに匹敵するような高い運動能力を持っていても、これではごく限られた角度でしか体を傾けることしかできないとトリパティ准教授は説明する。
マイケルがさらに深く前傾できたのは、手の込んだ履物のおかげだった。
マイケルが履いているスパッツの両かかとの底には、V字型の切れ目が入っていた。その切れ目を、地面に取り付けられた頑丈なびょうや、「ヒッチメンバー」(接続器具)に引っ掛けていたのだ。ダンサーはこれを使って回転したり、極端に前傾したりと、重力を感じさせない動きを披露する。
【脊柱を伸ばしたまま体を傾ける方法。通常は20度が限界だが、
切れ目の入った靴と地面に取り付けた接続器具とで、重力を感じさせない45度という体の傾きを実現する。】
特許取得済みの履物が発明される前には、マイケルは補助ケーブルと腰に巻き付けたハーネスに頼って幻想的な動きを作っていた。
マイケルは、仕事仲間のハリウッド関係者2人と一緒に、米国の宇宙飛行士が履いていたブーツを参考にした。宇宙飛行士が無重力下で作業する際、固定レールにつなぐことができるブーツだ。
しかし、特別に設計された履物や接続器具の助けを借りても、この動きは非常に難しいと、医師たちは言う。強い脊椎と下肢の筋肉が作り出す、しっかりした体幹が必要なのだ。
研究チームは「筆者を含めた何人ものMJファンが、この動きを真似しようとしては失敗してきた。けがすることも多い」と警告する。
トリパティ博士は「かかとをけがする可能性はかなり大きい。強い体幹筋肉と、かかとの周りにしっかりとした支えが必要だ。決して簡単なトリックではない」と念を押す。(記事はココマデ)
マイケルは元々かなり運動神経が良いようですが、最も大きな点は「体幹の強さ」だそう。
アンチ・グラヴィティをこなすためには、強靭な腹筋及び背筋が必要だと以前目にしたことがありますが、お医者さまがそれを実証したという記事なのですね。
この〝仕掛け〟を考案したのは、マイケルの衣装を長年担当してきたデニス・トンプキンスとマイケル・ブッシュです。というか、デニスが思いついて作り、ブッシュに練習をさせたそうですが(気の毒に )、彼の身体は痣だらけになったそう。
カッコイイ動きは思わず真似したくなりますが、一般人は慎重に行動すべきですよね。大怪我したら大変ですから。マイケルは特別な人だということを忘れてはいけません。
少し前の記事(今は削除済み)で、YouTuberのHIKAKIN&SEIKINが真冬の川に飛び込んで遊んでいる(?)動画をご紹介しましたが、これも絶対真似しちゃダメ!★ この人たちは普段は天然で冗談のような動画をUPしていますが、実際は一般人とかけ離れた運動神経の持ち主なのですから。ものすごぉく能力が高いわけ。
HIKAKINさんも念入りに強く戒めているので、そんなに真似する人はいないと思うけど。
そして、マイケルに関係する、もうひとつの重要な記事も記録のために載せとく。
*マイケル・ジャクソンの会社に対する訴訟が棄却
故マイケル・ジャクソン関連会社2社への訴訟が棄却された。
ジェームズ・セーフチャック(42)が、10歳の頃から数年に渡りマイケルに性的虐待を受けていたとして、MJJプロダクションズとMJJヴェンチャーズを提訴していたが、ロサンゼルス郡上位裁判所は関係性が不十分だとして訴えを退けた。
昨年公開されたドキュメンタリー作『ネバーランドにさよならを』で、セーフチャックはマイケルから被害を受けたと明かしていた。
(2020年10月26日・アフロ)
当然の結果ではありますが、ホントに呆れる。(それに疲れる。。。)
ウェイド・ロブソンとジェームズ・セイフチャックの話は齟齬(そご)が多すぎるので、正常な人なら嘘に違いないと判断するはずです。(彼らを信じる人は異常かって?? そのとおり!★)
こ奴らがマイケルに被害を受けたと言っていた日に、当のマイケルはネバーランドにいなかったという話も聞きました。(きっと「どこでもドア」を使ったのだろう )
今に天罰が下る。
とりあえずは良かった~~。