本日、実際に面談をさせていただいて、話をしたことがあります。
子どもたちに対して、「何が良くなかった?」と問いかける機会がありまして。
「見直しの時間が無かった」「見直しをしなかった」という回答が出てくることがあります。
一見スルーしがちなところを敢えてこだわってみます。
と言うことは、
①見直しをすれば
②自分の間違えに気付くことが出来
③正解にたどり着くことが出来る
結果として、得点がアップする。
今回○○点だった科目を、次回は見直しをしっかりすることによって、得点アップさせますってことですか?
はっきりと申し上げます。
見直しをすることだけでは、根本の解決にはなりません。
※見直しを否定するつもりはありません。見直しは必要です。
そもそも、見直しをしたとして、自分の間違いに気付くことが出来るでしょうか。
これまでの人生、テストで自分のミスに気付けたケースってどれぐらいあります?
仮に自分の間違いに気付くことが出来たとして、
正しい正解を導くことが出来るでしょうか。
このタイミングでミスをしないと断言出来ますか?
何が言いたいのかと言うと、ミスをしている根本の課題を解決しない限り、
またミスを繰り返すと言うことです。
根本の課題を解決せず、見直しだけに解決の糸口を求めるべきではないでしょう。
そして何より、見直しが得点アップにつながるという考えは、
そもそも間違え(て)る前提ですよね?
最初から正解を導く前提で、問題に取り組むべきではないですか?
最初からフォアボール前提で投げるピッチャーいます?
最初から三振前提のバッターいます?
最初から負ける前提で試合に臨む人います?
そんなの精神論だと言われるかもしれませんね。
そうだとしても、勉強もスポーツも、
上達するための、勝利するための根本は変わらないと信じています。