2022年11月17日(木)晴れ時々くもり。冬の到来を間近にして貴重な日差しだ。時々外に出て陽の光を浴びた。
庭の柿は少し残して収穫を終えた。車庫の整理も終わった。なんとたくさん捨てたことか。除雪車のガソリン満タンにして予備タンクへのガソリン補充も終えた。あとはタイヤ交換だ。
朝晩は大変寒くなったぞ!!!
グルタミン酸の歴史
グルタミン酸が初めて発見されたのは1866年。ドイツの科学者が小麦のたんぱく質であるグルテンの加水分解物から発見した。
その後1907年、当時の東京帝国大学理学部化学科・池田菊苗(きくなえ)教授により昆布から抽出した物質ーグルタミン酸が旨味物質である事が発表された。
それまで「甘味、苦味、塩味、酸味」という4つの基本的な味に「旨味」が加わった歴史的なできごとになった。
1909年には、この研究から引き継がれた会社により、グルタミン酸をナトリウムと結合させた化学調味料がすでに発売されている。
この化学調味料の誕生は世界中を驚かせ、英語でも「umami」と表現されている。
そして、グルタミン酸は旨味だけでなく、人間の生命維持でも重要な働きをしている。
・神経伝達物質として脳の働きを活動的にする。神経をつなぐ役割がある。
・アンモニアの有毒を中和して利尿効果をもたらす。
・免疫力や筋力を強化するたんぱく質を構成する働きにもかかわっている。
グルタミン酸は日本人が昔から食べてきた食品に多く含まれているから、欠乏する恐れはないかもしれないが、食生活が大きく変わっているから分からない。
ヨーロッパでは小麦から発見。日本は昆布から発見。なんとも興味深い。
昔から食べてきた食品を長い時をかけて体が利用して健康維持に利用していることをあらためて感じる。「アレルギー」のカテゴリーでの主題テーマだ。