2024年4月28日(日)今日も晴れ。若い親たちがちっちゃな子供を連れて街中を歩いている姿をよくみかけた。今日も全国的に暑かったようだ。
このところ、毎朝ウグイスの鳴き声で目を覚ましている。なんと優雅なこと。あまり近くで鳴かれるとかなりうるさいそうなので、私の家から適度の距離があるようだ。
私にとってウグイスは、退職後の冬場、庭の柿がかなり熟して柔らかくなってきた頃、メジロとともにやってきたのを見たのが初めてとなる。
今日のNHKの番組「ダーウィンが来た!」は、そのウグイスのことをやっていた。
本来ウグイスは、春から夏の終わりまで山で暮らし繁殖し、秋から冬は平地に降りてくるそうだが、最近は一年中平地で暮らすウグイスが増えてきているそうだ。
何と、庭のなかの茂みに巣をつくり卵を産んでいるとか、幹線道路沿いの茂みにも巣があるとか、びっくりの映像が出てきていた。
いくつか理由が挙げられていた。
1 山間部の藪の中が本来の生息地なんだけど、近年鹿が増え、下草を食べつくして藪が少なくなってきている。
2 意外と人間の近くの方がカラスとか外敵に襲われにくいことを知った。
なのだそうだ。
その他にも初めて知ったことがある。
ウグイスのオスは、複数のメスにあの魅力的な鳴き声で引き寄せカップルとなり、自分の縄張りの中で子育てをするが、オスはこの縄張りの中で監視を行い巣に近づく外敵が来たらメスに警戒を知らせる鳴き声を発するという。監視役に徹しているそうだ。
なるほど、それで私は優雅にウグイスの鳴き声で目を覚ますことができるんだね。