青空ーすべてはバランス

ハキリアリが会話

2024年9月17日(火)晴れました。ありがたい。今日は中秋の名月。
どんどん日が過ぎていく。私の人生の終わりが近づいてくる。毎日全力だ!と心で思うけど・・・とほほ。

ハキリアリ

中南米にハキリアリというアリがいる。
葉を切り、切った葉を使ってキノコを育てるそうだ。
ハキリアリがこんなことをして生きてきたのは、おおよそ5000万年前からと考えられているらしい。

切った葉の方がハキリアリより大きいので、まるでたくさんの葉が自分で地面を歩いていくように見えるらしい。
彼らは、葉を運ぶ者、運んでいる道のわきを警備する者、巣を守る兵隊アリ、地下の巣の中でキノコを育てる者等、30以上の役割を持つ。

私の知識では、それぞれのアリがその役割を淡々とこなしているだけだと思っていたが、違っていた。

キノコの育て方
巣の中の栽培するスペースに葉を敷き詰めて、菌を植え付けて自分たちの糞を肥料にしたりしてキノコを栽培して、収穫して食べる。雑草を抜いたりするそうだ。
すごい!!!

病原菌はどうする?
ハキリアリは何種類かの抗生物質を使っているという。
しかも、長い間同じ抗生物質を使い続けているにもかかわらず、病原菌が耐性を持つことがほとんどないそうだ。

おしゃべりしている
30以上もの役割をこなす時、コミュニケーションが必要なのでは?と思われる。 岡山理科大学理学部動物学科の村上貴弘教授は、アリの特徴的な鳴き声は、いろんな場面で微妙に違ってくるという。
葉っぱの種類によって違う音が出る。女王アリの警報。ゴミ捨ての時。攻撃される時。幼虫の世話の時。キノコ畑の世話の時。巣穴の見張り。それぞれに違う音を出すらしい。
アリは足で音や振動ををとらえるから、この音を出せないようにすると、畑の世話がうまくいかず、半分以上の畑が減少してしまったという。
 

参考:DIAMOND online  ナショナル ジオグラフィック  JBpress
参考:岡山理科大学理学部動物学科の村上貴弘教授 研究結果

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