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青空ーすべてはバランス

多民族国家としての覚悟は?

「大阪府・市と大阪商工会議所など関西経済3団体のトップは25日、大阪市内で意見交換会を開いた。吉村洋文知事は2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の準備などで労働力が不足するとして、外国人材受け入れ強化への協力を要請。府・市の中小企業支援機関を統合して昨年発足した大阪産業局を中心に新組織をつくるなど、環境整備を進めることで一致した。」日本経済新聞の記事です。

2025年の準備が終わったらこれらの労働力(人たち)はどうなるのだろう?必要な時に必要な労働力がそろえば外国人でも誰でもいいのか?その後のこの人たちは解雇して終わりなのだろうか?あとは帰れというのか?

2019年4月に創設された新在留資格「特定技能」での在留外国人に頼るようです。

新在留資格とは、今まで認められていなかった建設業や造船・舶用工業、宿泊業、外食産業などの業種も外国人の雇用が認められるようになったということです。要するにもっと外国人たくさん受け入れようとするものです。
これには「特定技能1号」と「特定技能2号」がある。
「特定技能1号」
滞在年数は最長で5年。雇用契約満了後は、本国へ帰国させられる。家族と一緒に生活することは基本的には認められない。
「特定技能2号」
永住が可能となり、家族の同帯も認められる。ひとつの企業で働き続けることができ、家族との生活ができるようになる。
しかし、解禁される業種は、建設業と造船・舶用工業のみとなる。

これまでの制度でも、日本に住み続ける外国人は増加の一途をたどっている。
労働力が足りないから、安価な便利な労働力を求めるという安易な考え方は将来に深刻な問題を残すことが予想される。国は国民に外国人が増加していくことと共に暮らしていくことへの覚悟について十分な説明を行うべきだと思うけど、何もない。
国内の日本人で働けない人たちがたくさんいる問題を解決せず、ロボットのように外国人労働力を安易に得ようとする。

日本で働く外国人は当然日本で生活しないといけない。生活上の決まり事がたくさんある。社会の一員として受け入れなければいけない。子供は学校に行かなければならない。日本で生まれた子供はしっかりと受け入れなければ日本に特別な感情を持つ。日本人はこれから多民族国家としてやっていけるのか?外国人労働者を使い勝手の良いロボットのように扱ってはいけない。

現在の制度で受け入れた外国人に対し、誰もやりたがらない過酷な労働を強いたり、パワハラなどもあるようだ。行方不明になるもの、就業中の死者も出ている。

受け入れ体制を整えることと同時に労働力の受け入れを行うことが必要なのではないか?
日本国内の働かせ方改革を進めて、労働していない日本人の労働力を確保することからも目をそむけてはいけないと思う。

昔大陸から多くの人が日本列島にやってきた。その時代は弥生時代と呼ばれています。それから約4000年後の今、新しい人種の流入が始まっている。多民族国家の始まりとなるのだろうか?後の時代から〇〇時代と呼ばれるのだろうか?

訂正:下線部分は2500年後に訂正します。
写真は
RRiceさんによる写真ACからの写真


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コメント一覧

watari25
コメントありがとうございます。
この国で生きるものみんなが協力しなければ。
通りすがりの某
仰ることに ♯Me too!
愛国心、自衛のための軍備、そして集団的安全保障...。
日本を訪ねてくる人に当り前に優しくあたたかく礼を尽くさずして
なんのための愛国? なにを自衛? 集団とは何?
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