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青空ーすべてはバランス

My News 14=人工肉

最近、アメリカでは人工肉を使ったバーガーが普通に売られているそうです。

人工肉を作っている会社は?
ビヨンド・ミート
カリフォルニア州エル・セグンドに本部がある会社。植物由来の人工肉を製造・開発し、2013年から全米のスーパーマーケットのチェーン店であるホールフーズ・マーケットで販売しているそうだ。このスーパーマーケットは比較的高級志向の食料品小売店とされている。

インポッシブル・フーズ
カリフォルニア州レッドウッドシティに本部がある会社。植物由来の人工肉や乳製品を製造・開発し、アメリカと香港の1000以上のレストランで同社の人工肉を使用した「インポッシブル・バーガー」を提供している。 

インポッシブル・バーガー
インポッシブル・フーズが2019年9月スーパーでも「Impossible Burger」
を販売し始めた。レストランやファーストフード店ではすでに提供されていたものです。米国食品医薬品局では原料として使っている大豆レグヘモグロビンが火を通してなくても安全だという最終判断で認可されたみたいです。 
味は牛肉と変わりないそうです。


どんないいことがあるかな?
・牛にエサ(食料と水)を与え飼育する必要がない。
・牛を殺す必要もないね。
ベジタリアンでも安心。
・将来の食糧不足にも対応できる。
なるほど環境問題に先進的に取り組むカリフォルニア州で人気なのもうなずける。

単に大豆や黒豆から作るのとは全く違う、牛肉と同じ味を求める作り方はどんなものか?

・ヘムという化合物
この会社は「ヘム」という化合物に目をつけた。
ヘムは、血液中ではヘモグロビン、筋肉中ではミオグロビンというたんぱく質に存在している。肉の色や味を作るためにはこの物質が必要だった。
これらの「グロビン」と呼ばれるたんぱく質は大豆の根粒にもある。グロビンの一種であるレグヘモグロビンです。これを使おうということになる。
しかし、これには大量の大豆が必要となるので、遺伝子操作を行うことにした。

・遺伝子操作
大豆レグヘモグロビンたんぱく質を合成する遺伝子を、ピキア・パストリスという酵母の一種に注入
次に、この遺伝子改変された酵母を培養糖とミネラルを供給)し、土壌で栽培された大豆の痕跡の一片をもつヘムを複製・製造する。 
以上は大量のヘムを作り出す基本であって、この後「香り」や「食感」など細かい過程を経る必要がある。

これから急速に人工肉を扱う企業が増えてくると思われます。野菜など農作物では大分前から工場で作る試みが大企業などで行われているから、こちらも加速しそうです。

すごい時代を迎えることになります。

イラストは記事内容のバーガーと関係ありません。
ななかさんによるイラストACからのイラスト

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コメント一覧

watari25
@onbazara コメントありがとうございます。
今後もう自分だけ別の道を・・・ということができなくなるでしょう。
当然、地上の生物は循環し、つながって関係性を保っていますから、細胞・DNAは少しづつ変化するでしょう。紆余曲折し現代病と言われるような苦しみを受けつつも進化していくかもしれません。どう進化していくかは分かりませんが。そいう風に考えています。
onbazara
watari25さん
ある種、すさまじい情報、ありがとうございました!
人工肉…。いよいよって感じで衝撃を受けてます。
日本は、少子高齢化まっしぐらって感じですが、かたやアフリカ大陸やインドなど、人口がぐんぐん伸びている所もありますよね!
餓死という、この近代社会でありえない事態を防ぐための究極策とも言えますが…。
果たして、本当に害はないのか…。
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