青空ーすべてはバランス

節分 夫は外嫁は内?

 

2019年2月3日は節分の日。翌日2019年2月4日は立春となります。

春分の日や秋分の日は祝日だから、身近な存在だけど、立春と言われても・・・と関係ないと言う人は多いかと思います。二十四節気そのものを全く考えない人も多いかも。私も仕事上では、二十四節気の表示は努めてしないように上部から指導が来ていたので、そのようにしていました。

二十四節気で最も重要とされている二至二分は季節の中間点を意味する・・・冬至、春分、夏至、秋分。次いで季節の始まりを意味する四立(しりゅう)・・・立春、立夏、立秋、立冬。
これらの季節の変わり目を八節と言います。分かりやすく1月から順番に並び替えると、立春春分 立夏夏至立秋 秋分立冬冬至となります。ちなみに、今年は、立夏→5月6日、立秋→8月8日、立冬→11月8日となります。日が変わることについては、春分の日や秋分の日が変わる?すごい特別の日!!!こちらを参考にしてください。

 節分は、季節を分ける、と書く。立春、立夏、立秋、立冬の四立の前日を節分と呼びますが、豆まきの行事として残っている節分は立春の前日の節分のみとなっています。
日本は、以前は太陽太陰暦を使用してました。これがいわゆる旧暦です。旧暦で計算すると2019年の旧正月は2月5日となっています。しかし、明治6年に「太陽暦(グレゴリオ暦)」が採用され、改暦して正月は1月1日となりました。立春は、二十四節気の第一節気で、旧暦では一年の始まりとされていた日です。旧暦では、正月と同じ年の初めの日だったからです。だから立夏、立秋、立冬とは重要度がまるで違います。年の初めだから厄除け、邪気除けをして1年を無事に過ごせるように願ったことが納得できます。

一般的には「鬼は外、福は内」と声を出しながら福豆(煎り大豆)をまいて、年齢の数だけ(あるいは1つ多く)豆を食べる厄除けを行います。また、邪気除けの柊鰯(ひいらぎいわし)などを門口に立てます。
柊鰯(ひいらぎいわし)・・・柊の小枝に鰯の頭を突き刺して門口に立てる。くさい臭いで邪気を払う。西日本では、やいかがし(焼嗅)、やっかがし、やいくさし、やきさし、ともいうらしい。昔から季節の変わり目に邪気が入りやすいと考えられていたから、季節の行事が大事にされていたのです。

ところで、こんな話もあります。
平安時代、大江山(京都府)を拠点とする鬼・酒呑童子が多くの鬼を従えて都を荒らしまわっていた。そこで、武将・源頼光は渡辺綱らによる討伐隊を結成、鬼退治に行き、見事に酒呑童子を仕留めた。その後、酒呑童子配下の鬼・茨木童子が仇をとるために討伐隊を襲撃したが返り討ちに遭い、渡辺綱に腕を切り落とされた。
そこで、全国の渡辺という名前の方は豆まきをしなくても鬼が怖がって寄り付かないそうです。渡邊、渡邉などの方も大丈夫そうです。

豆まきは、いつ頃から始まっているのだろう?文献に現れる最も古い記録は、室町時代の応永32年(1425年)だそうです。全国各地で色んな方法がありますが、豆まきの行事は依然として健在です。大豆は体にいいですよ。節分の日だけなく、いつも煎り大豆をお菓子に食べるといい。無添加だし。 私はそうしてます。



ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「生活・文化」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事