青森県の三内丸山遺跡などが世界文化遺産に登録される?
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関が2021年5月26日、世界文化遺産に登録するように勧告してくれたのです。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関が2021年5月26日、世界文化遺産に登録するように勧告してくれたのです。
ユネスコの諮問機関「イコモス」は、昨年現地調査に来ていましたが、文化庁によると4段階ある評価のうち最も高い「記載」の勧告だったというから、ほぼ間違いなく登録されるでしょう。
今月10日に鹿児島県の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄本島北部と西表島にある森林なども勧告されていますから、日本の文化遺産は20件に、自然遺産は5件になるはずです。
明るいニュースありがとう!ですね。
明るいニュースありがとう!ですね。
縄文遺跡の価値を書き出したら、とんでもなく長くなりますから省略しますが・・・。
縄文時代のイメージを大々的に変えた青森市の「三内丸山遺跡」。
鹿角市の「大湯環状列石」は、「秋田のストーンサークル」と呼ばれ、大小の石が配置された最大径が52メートルと44メートルの2つの環状列石などからなる祭祀遺跡。この二つの遺跡はとびきり価値がある。
世界的には旧石器時代から新石器時代になる。この新石器時代は農耕・牧畜を営むことが定義されているため、日本はこれに当てはまらないが、日本独自の「木」の文化を持ち、小規模ながらも栽培も行っていた。約1万数千年も続くこの時代は独特の生活様式と精神文化を育ててきた。新石器時代ではなく縄文時代として。
縄文時代に興味を持ち愛する私にとって本当にうれしいニュースでした。
下の写真は私の地元の遺跡から発掘された土偶で今回世界遺産勧告された遺跡のものではありません(間違いのないように。)。東北の遺跡に行って写真を撮ってきたいと願っているのですが(すごい土偶があるんです。)。耳の所に穴が開いているものは、お面として使われていたと考えられている。
縄文時代のイメージを大々的に変えた青森市の「三内丸山遺跡」。
鹿角市の「大湯環状列石」は、「秋田のストーンサークル」と呼ばれ、大小の石が配置された最大径が52メートルと44メートルの2つの環状列石などからなる祭祀遺跡。この二つの遺跡はとびきり価値がある。
世界的には旧石器時代から新石器時代になる。この新石器時代は農耕・牧畜を営むことが定義されているため、日本はこれに当てはまらないが、日本独自の「木」の文化を持ち、小規模ながらも栽培も行っていた。約1万数千年も続くこの時代は独特の生活様式と精神文化を育ててきた。新石器時代ではなく縄文時代として。
縄文時代に興味を持ち愛する私にとって本当にうれしいニュースでした。
下の写真は私の地元の遺跡から発掘された土偶で今回世界遺産勧告された遺跡のものではありません(間違いのないように。)。東北の遺跡に行って写真を撮ってきたいと願っているのですが(すごい土偶があるんです。)。耳の所に穴が開いているものは、お面として使われていたと考えられている。
最後に遺跡群のデータを。
〇正式名は?
「北海道・北東北の縄文遺跡群」
〇正式名は?
「北海道・北東北の縄文遺跡群」
北海道、青森県、岩手県、秋田県にある17の縄文遺跡をひっくるめたもの。
北海道・・・「北黄金貝塚」「大船遺跡「垣ノ島遺跡」「入江貝塚」「高砂貝塚」「キウス周堤墓群」の6つの遺跡。
青森県・・・青森市の「三内丸山遺跡」、 「大平山元遺跡」「田小屋野貝塚」「二ツ森貝塚」「小牧野遺跡」「大森勝山遺跡」「亀ヶ岡石器時代遺跡」「是川石器時代遺跡」 の8つの遺跡。
岩手県・・・「御所野遺跡」。
秋田県・・・鹿角市の「大湯環状列石」、「伊勢堂岱遺跡」の2つの遺跡。