2022年7月5日(火)晴れ。台風の影響で少し涼しくなったかな?と思った昨日。でも今日は再び暑い日となる。
痛風再発による足の痛みは大分よくなったが、まだまともには歩けない。痛みが出てから14日になる。2回目は痛みが長引くようだ。つま先付近に炎症が起きているから、気分がすぐれない。気分がすぐれないと体までおかしくなる。運動もできないよ。
アレルギーマーチ
孫が保育園に通っているので気になったら、厚生労働省では、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン 」を平成23(2011年)年3月に策定して、アレルギー疾患への対応を指導している。ダメなイメージしかない厚生労働省がこういう事やってるからびっくりしたが、形だけのものでないことを祈る。
2019年4月には改訂版も出している。
その中で、基本的な知識の項目には、「アレルギーマーチ」という言葉がある。
○ アレルギー疾患とは、本来なら反応しなくてもよい無害なものに対する過剰な免疫 (めんえき)反応と捉えることができます。
○ 保育所において対応が求められる、乳幼児がかかりやすい代表的なアレルギー疾患 には、食物アレルギー、アナフィラキシー、気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アレ ルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎などがあります。
○ 遺伝的にアレルギーになりやすい素質の人が、年齢を経るごとに次から次へとアレルギー疾患を発症する様子を“アレルギーマーチ”と表します。
と書いている。
保育所はまだ小さな子供がアレルギーをその後の人生の中でも抱え込んでしまうか、あるいはアレルギーに強くなるかの重要なカギを握る大切な場所となる。この場面で、この指導文書が役立ってほしい。
アレルギーマーチのことについては、次のように書いている。
アレルギー疾患の発症の様子は“アレルギーマーチ”という言葉で表現されますが、これは遺伝的にアレルギーになりやすい素質(アトピー素因)のある人が、 年齢を経るごとにアレルギー疾患を次から次へと発症してくる様子を表したものです。もちろん全員がそうなるわけではなく、一つの疾患だけの人もいますが、多くの場合、こうした経過をたどります。
アトピー素因・・・アレルギーの原因となる要因に対しての IgE 抗体を産生しやすい、本人もしくは親兄弟に気管支ぜん息やアトピー性皮膚炎、あるいはアレルギー性鼻炎などの疾患が見られることを言う。
年齢に応じて、発症するⅠ型アレルギーが変わっていく様子がアレルギーマーチということだ。
赤ちゃんの時には腹痛・下痢などの消化器症状や湿疹などの皮膚症状を起こしやすい。
年齢が上がるにつれて、アレルギーの原因物質が食物たんぱく質からダニやハウスダストへ、さらに花粉へと変化していく。
そして、ひとつの症状が改善したら、次の症状が出るケースが多い。
アレルギーは体質的な関係も指摘されている。アレルギー体質であれば、いつかは発症してしまう可能性が高いという。
だから、それまでアレルギーと無縁に過ごしてきた人でも、40歳を過ぎてぜんそくで入院ということもある。
花粉症になる年齢層が高いのは、リンパ球が抗原と何度も接触を繰り返し、できたIgE抗体がある水準まで蓄積されたときに発症のスタンバイがやってくるという事だ。☞アレルギー③種類とIgE抗体
参考