2021年12月11日(土)雲は多いけど何とか晴れてくれた。暖かい日だった。
今日の山は日差しもあれば厚い雲もある。
日本に退避したアフガン人は計488人となっている。大分避難できてきた。
アストロウイルス
消化管感染症を引き起こす3大ウイルスを見てきたが、もうひとつある。症状は軽い。通常は乳児および幼児が罹患するアストロウイルスだ。
胃腸炎の原因となり、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状をもたらすものの軽症のようです。
アストロウイルスはアストロウイルス科のRNA型ウイルスの総称で、エンベロープがない。1~8型の血清型がある。あまり検出されないが冬期に発生する。粒子の直径は約28nmで星型をしている。
感 染
糞便による経口感染ですが、汚染された食物を介した集団感染の可能性もある。下痢は2週間ほど続く。
乳幼児が感染すると、急性胃腸炎を引き起こす。保育施設での集団発生もありうる。
下水から海に流れたウイルスが貝類の内臓に蓄積されているそうだから、そんな経路にも気を付けないとね。十分な加熱が必要。
接触感染や空気感染もある。潜伏期間は1~4日程度です。
消化管感染症を引き起こすウイルスだけでなく、体のいろんな器官で感染症を引き起こすウイルスがたくさんある。最近の電子顕微鏡の進歩により、ウイルスが私たちの目に捉えることができるようになってから、謎の何かが?ではなくウイルスという実態が見え現実のものになって研究が進められているから、私は恵まれている。ワクチンも2回無料で接種できている。感謝している。
参考