連休初日。
天気も良く、新たに調達したニュー散歩カメラを持って試し撮り…の筈だった。
が、知人の子供とその友達を連れて上野にパンダを見に行く羽目になり、「えーい、どうせパンダは白黒でい!」と半ば自棄にモノクロフィルムを詰めて件のカメラも持ち出したものの、子供達のアテンドでとても撮影どころではなく(彼女らはiPhoneで好き勝手に撮りまくっていたが)、結局一枚も撮れなかったうえ、夕飯に特選黒豚とんかつ定食まで食べさせて、親元に送り届けて一日が終わった。
ところでこの定食、たかだかトンカツの分際で破廉恥に高く、入る店を間違えたと言えばそれまでだが、一人前で件のニュー散歩カメラが3台買える計算になる。それが都合3人分。ニュー散歩カメラ9台分(笑)。
まことに素晴らしい一日であった。ヽ(`Д´)ノ ウワアアアン!!
というわけで、写真は今回の連休とは関係なく、かつて戦前の二眼レフを近所に持ち出して試した時のもの。
75年以上前のカメラとは思えない写りにも驚いたが、古いカメラで現代を撮る場合、どこかに懐かしさを感じる風景を選ぶ無意識が働いているように思った。
@Fujisawa, Japan
Carl Zeiss Jena Triotar 1:3.5 f=7.5cm, Rolleicord II (1937)