with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第85話《スキポール空港のお寿司屋さん》

2023年03月13日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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出国手続き後は私が寄りたかったお寿司屋さんに向かうよ。

「飛行機を眺めながらカウンターでお寿司を頂く

往路で見つけた時から決めていたんだ。

日本人の方が握っている本格的なマグロとサーモンと海老のお寿司。

ビールはアサヒスーパードライ。お醤油だって見慣れているヤマサ。

日本茶やわさびやガリも日本のテイクアウトで見かける袋と一緒

「リヴァプールへの乗り継ぎで見つけた時は本当に驚いちゃった~

早速カウンターに腰をかけて、マグロのにぎり寿司とスーパードライを注文



カウンター内では白衣の女性の方がお寿司を握ってるよ。

「勇気を出して話しかけてみましょ 日本語だしね


「こちらで暮らしていたの

「いいえ、 日本で暮らしていてこの仕事を探したんですよ

驚き 日本で暮らしている彼女がネットでこの仕事を見つけたんだって

「日本のお寿司屋さんで仕事をしていたの

「いいえ、 パティシエの仕事をしていたんですよ

またまた驚き 包丁さばきはとても素晴らしいんだもの。

「語学が得意だったから

「いいえ、 今でもお客様の言うことが中々理解出来ないことが多くて


笑顔がキュートな板さんの彼女には本当に驚き

それに日本のマグロのにぎりと同じお寿司をこのスキポール空港で頂けることにも本当に驚き

だってスーパーで売っているお寿司のお米ったらボソボソ。

ロンドンよりはアムステルダムの方がマシだったけれど。

「いつもお寿司を買ってるの って突っ込みは無しで

ロンドンで暮らす日本人の方が、ここのお寿司を頂きにわざわざ来ることもあるらしいですよ

「日本円で1000円ちょっとのお値段でこのお寿司が食べられる。」

その魅力に惹かれて飛行機に乗って来ちゃう人もいるんだね。

ヨーロッパ線の航空運賃って安いって聞いてるけど・・・

それにしてもそんなお話にも刺激を受けちゃいます


早めに空港に到着してよかった

ここで飛行機を眺めたり、カウンターの中でお寿司が握られているのを見たり。そして板さんと日本語で楽しい会話をしたり

今回の旅の最後の時間もとても楽しく過ごせたよ。

見ていると多くの外人さんもお寿司を食べに来てましたよ。

やっぱり「Sushi」って人気があるのかな


その後は買い残したオランダのお土産を購入。チーズやワッフルをチェックしながら空港内を見て回ります。

そうこうするうちにフライトの時間も迫って来たのでゲートに向かいましょ。

日本への直行便です。

ゲートのベンチに掛けて待っていると、次々と同じ便に搭乗する日本人の方々が集まって来ましたよ~。

「みんなどこに行ってきたんだろうなあ」

「あっ 手荷物検査

スキポール空港はこうして搭乗する最後の時に手荷物検査でした。最初に手荷物検査をまったくしなくて心配だったんだ。

「搭乗ゲートでするんだったんだあ。」

それぞれ空港で違うから、成田と同じって考えない方がいいね。

でも、この空港は本当に分り易い! 私にとってはとても楽チンでしたよ。


そして一人旅の私にとってとても嬉しいこと トイレの個室がとても広い

これは一人旅の人にとっては嬉しいよね。

ショッピングカートと一緒に個室に入れちゃう。成田空港なんかはスーツケースと一緒に入るのさえギリギリ

「ちょっと辛いよね

そんな細かなところも良く出来た空港だと感心しちゃいました。

一人旅って気が付くところも違ってくるんです。

 

 

 

 

続く

 



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