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そしてもう一つ気になっていたことがあります。
朝、出会った同じ色のセーターの女性「リサさん」です。
廊下でモナちゃんと寛いでると、今朝まで彼女が宿泊していた部屋に男性が入って行くのを確認。
「リサさんはもうその部屋にはいないってことだよね」
「どこに行っちゃったんだろう。今夜のホテルは見つかったかなあ」
「別のホテルに移っちゃったとしたらもう会えないのかなあ」
「よし メールしてみよう~~~~~~~~~~」
彼女が携帯しているパソコンのメールアドレスにメールをしてみます。
「今夜はどこに宿泊するの」
しばらくすると彼女から返信メールが届きました。
「良かった。このホテルの別の部屋に宿泊出来たんだ~」
「何号室に移動したの~」彼女から返信メールです。
「な~んだ~」
彼女のこんどのお部屋は… 思わず嬉しくなっちゃいました
「何と 私の部屋のお隣」
これってお隣同士のメールを、一度日本を経由して会話をしていたってことだね。
「何だか不思議」
ドアの向こうにいる人とのメールなのに、電波は一度日本に帰って戻ってくるなんて。
お互い一人旅なので、「あまり立ち入らないのがマナー」
今夜は会いに行かずにメールで明日の朝食を一緒に頂く約束をしました。
「ひと安心」
モナちゃんともたっぷり寛いだし ハイネケンでちょっぴり酔ってる
ダブルの大きなベッドがある広いお部屋でオリジナルボトルのハイネケンを楽しむことにしましょ
「だって今夜はアムステルダム最後の夜」
帰国する日の朝。初めて待ち合わせの朝食。
「当たり前よね。一人旅だもの。」
いつものダイニングで彼女と朝食を頂きましたよ。
このプチホテルの可愛らしいダイニング。オランダらしい甘いパンやたくさんのチーズ
そして同じ一人旅で出会った同じ色のセーターを着ていた女性。
「何だかロマンティック 映画みたい」
彼女は昨日の朝食後に早速パスポートの件で警察などに連絡をしたそうです。
パスポートはそのまま使用して旅の続きが出来ることになったそうです。
クレジットカードはすぐにストップ
その分の資金をお母様からこちらで引き出せる銀行に送金して頂くことに。
「少しはお役にたてたかな」
そして元気が戻って笑顔で会話が弾んだのが何より嬉しかった。
アムステルダムの後はストックホルムに行く予定らしいですからね。
「羨ましい私もそんな旅をしてみたいなあ。」
このアムステルダムの旅を通して、「次回の旅にはモバイルパソコンを持ってこよう」と決めましたよ。
携帯電話だけより世界が広がるよね。
情報を手に入れやすいから助けられることがたくさんあるって感じました。
「彼女を見習うことにします」
彼女も旅の持ち物の中で「一番持っていて良かったもの!」そう話してくださいました。
日本からの情報を受け取ることが出来たら安心の大きさはかなり違いますね。
続く
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