第25話《リヴァプールの街のクリスマスマーケット》

 

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「やっぱり現地で暮らす人は面白いものを知っているよね」

「お土産探しに頼りになるなあ」

キャットストッキングを買い占めたので、昼食をテイクアウトして一旦ホテルに戻ります。

「いつもながらこういう時には街や駅から近いホテルは便利」

 

まだ行ってないところがありました

「リヴァプールワンに行かなきゃね」

LFCオフィシャルショップでのお買い物はリヴァプールに来た時には楽しみの一つです。

少し駅から離れているので、クリスマスマーケットを楽しみながら散策。

「昼間はまだあまり人々が街に出ていない感じね」

「陳列作業しているショップもあるから、賑やかになるのはきっとこれからかも。」

「街のウィンドウもクリスマス用に飾られてとても可愛い」

ヨーロッパのクリスマスって日本と違って国民全員で楽しんで過ごしているものね。

のんびり歩いていると、もう馴染みな感じになっているリヴァプールワンに到着

エスカレーターを上がってまずはLFCオフィシャルショップでお買い物です。

「いつだってウキウキしちゃう」

「迷っちゃうなー」

 

この辺りには可愛い雑貨屋さんもあります。

「前回、Nahoさんに教えて頂いたショップに行ってみよう」女の子用の可愛い雑貨屋さんはお客さんで一杯。

「みんな自分用かなあ　プレゼント用かな」

私もお友達用の小物衣類を探したり、ショップ用の猫グッズを探します。

「いつもあれこれ見ているうちに時間がかかっちゃうんだよね」

気が付くとレジもかなり並んでいます。「やっと私の番になった」

一つ一つ袋に入れて最後にニッコリしながら何か言っています。

「プレゼント用に薄紙と包装紙とシールを入れてくれるんだ」

私は何か要求したわけではないけれど、店員さんは笑顔で品物と一緒に入れてくださいました

「ありがとう」

日本だと１つ１つ別々でも、プレゼント用の包装をしてくれますね。

こちらでは、包装紙を頂いて自分で包装をするようです。

 

そう言えば以前11月に来た時に、リヴァプールのオフィシャルショップでお買い物した時のこと

『クリスマスプレゼント』

そう聞かれて店員さんがクリスマス用の包装紙を品物と一緒に入れてくれたっけ

「お店にはギフト用のパッケージセットがたくさん売ってるし。」

「こちらでは自分でギフト用にパッケージするんだね」

 

リヴァプールワンでお買い物をして、また荷物を置きにホテルに帰ります。

「随分お買い物しちゃった」

「この辺りは脇道も結構覚えたなあ」

クリスマスマーケットの様子を見ながら違う道をあちこち歩いてみるのも楽しい

途中、鳥たちが一杯人間のおこぼれで食事中

「えっ　もしかしてツグミ」

日本だったら通りでおこぼれの食事をしてるのは黒いカラス

カラスは嫌われ者で追い払われたりしてるけど、ツグミは人波を避けながら食事中です。

あまり街の中で嫌われている感じがしません。

「小さいからかなあ」

「歩き方が『チョコチョコピタッ』って独特で可愛いからかな」

思わずビートルズの「ブラックバード」を思い出しちゃいました

 

ホテルにお土産を置いてこんどは暗くなり始めた街に出て行きます。

「マーケットや頭上のイルミネーションが綺麗ね」

「やっぱり夜は賑やかでいいわあ」

日曜日だからかご家族連れがとても楽しそうにお買い物をしています。

「クリスマスって夜のイルミネーションにウキウキ」

もちろんこちらの人達も同じ気持ちの様ですよ。

「撮影していると笑顔で参加してくれちゃうんだもの」

昼間に比べるとご家族連れが多くなって、笑顔が一杯で会話も弾んでいるようです。

マーケットでお買い物をしたり、露店の美味しそうな物を食べている人の姿が多くなりました。

ショップの陳列棚はすでにかなりの商品が無くなっているところもあったり。

「一年で一番盛り上がる日って納得」

 

「せっかくだから私も露店で美味しそうなもの買おう」

「今夜のお酒のお供～」

「もちろんワインも欲しいよね」

歩いていると良い匂いがして来たので、目に入って来た温かなソーセージを買ってみました。

「駅のマークス＆スペンサーでビールとワインを買わなきゃ」

「明日はNahoさんとチェスターの観光」

「朝が早いから休むことにします...」

 

 

 

 

続く