どんなときも 自己責任

自己責任論。一時期、イラク人質事件で流行ったけど、今はもっと狡猾な形（貧乏人や病人や障害者や困ってるヤツは自分でなんとかしろっていうお国の方針）となってなんか定着してますな。僕はこれになんとなく気持ち悪いっつーか、居心地悪いっつーか、いやーな感じ感を感じている。
んで、自己責任論を批判する識者の意見を読んでもなぜかしっくりこない。一方、自己責任論を主張する人の意見を読んでもなんか納得しようと思えばできる。
つーか、どっちもあってもいいんだけど、なんでこんな自己責任論だけが肥大してしまったんだろう。
「あー、てめーで危ないって分かって行ったんだから（自分が失敗して落ちぶれたんだから）、しょーがねーんじゃねーの」「まぁまぁまぁまぁ」みたく、飲み屋でヨッパライが持論を展開してなだめられるっつーくらいじゃなかったのか？自己責任論って。僕も世が世なら飲み屋でオレ竜自己責任論を展開していただろう。なんでこんなに公然と当たり前のように、何の後ろめたさもなく、強者や安全な場所にいる人がシラフで弱者に責任を押し付けることがまかり通るようになったんだろう。
以前ニュースで、小学校に不審者が入ってきた時の避難訓練をやってて、その時先生が体育館の壇上で生徒に向かって「自分の身は自分で守ると思って、、」と言っていた。その先生は酔っぱらってはいなかった。