僕の株式投資日記 令和6年6月2日(日)

5月31日の東京証券取引所日経平均株価は前日比４３３円７７銭高の３８,４８７円９０銭で引けた。TOPIXは４６．２９高の２,７７２．４９で引けた。２２５種のチャートを見ると５日平均と２５日平均のデッドクロスが間近になっている印象。債券市場では日本国債10年物金利が　　　　　１．０６５％をつけた。債券の金利上昇は価格の下落を意味するから低金利の時に１０年物を購入して保有している投資家は評価損を抱えることになるのだが、その損失補填の原資を何に求めるのか。来週も日本国債の金利動向に要注意だろうか。ちなみに日本政府財務省のホームページによると６月４日(火曜日)に２兆６千億円程度の１０年物利付国債発行が予定されている。応募額が募集額を下回る「札割れ」が発生するのだろうかなど零細な個人投資家でも興味津々だ。

 

北海道電力　１６４９．５円　６７円高

やはり千歳市にラピタスが進出することや苫小牧にデータセンターが建設されることにより見込まれるる電力需要の拡大が株価を押し上げているのだろうか。株価だけでなく市場での出来高も４月初旬以降急増している。市場では有望な投資テーマと見なされているのだろう。テクニカル的には５日平均線を株価が下回り始めるなどピークアウトの傾向は見られることなどから、短期的に一段の上昇は難しいかも知れないが、期待できる銘柄だろうと思う。

 

日本郵船　４,９８５円　２６円安

北電が保有する石炭専用運搬船を運航していると言うことでトレース。ちなみに四季報によると支配船腹は６５６隻、５,７１０万重量トンだそうで海運業界の首位に君臨すると言うからたいしたものだと思う。テクニカル的には株価が５日移動平均線を下回り始めたほか日足RSIも１４として下降気味になるなど一端、ピークアウトの様相だが、次の上昇波動では持っていても損はないか。

 

商船三井　５,１８４円　７９円安　

この会社も北電が保有する石炭専用運搬船を運航している。四季報では支配船舶は８３８隻とのこと。テクニカル的にはこちらも株価が５日移動平均線を下回るほか日足RSIも１４として下降気味になるなどピークアウトは確実な様相。ちなみに５月２２日付け日経では非海運業界の企業も視野に入れて一件で３,０００億円程度のＭ＆Ａも考えていると言うから事業の多角化という観点からすると面白い会社かも知れない。