花、昆虫、風景など

日常感じる季節の諸々を、花、昆虫、風景などを通じてアップしていきたいと思います。

京橋駅で 2

2008年08月03日 | Weblog
遅い昼食を食べて直ぐ、またオカリナを持って京橋駅周辺に出掛けました。
一五一会の女性と朝電話しておいた書家の先生が来ているだろうからと、慌てて駅前広場にいった所、自転車置き場の前に書家の先生が店を広げているではないですか。
早速寄っていき挨拶をしました。
彼は寒いときとはうって変わって色も黒くなっており、着物を着流してなかなかの格好でありました。
久し振りだったから近況など話し合っていると、早速先生にはお客さんがついて、色紙を書いて貰おうとしています。
私はそのまま後ろに控えてみていましたが、その筆は以前にも増して冴え渡っておりました。
お客さんはどんどん列をなして来ます。
一五一会の女性は未だ来てなかったので、私は後ろの花壇に腰掛けて、オカリナを吹き始めました。
埴生の宿を吹いているとき、先生の筆を観ていた女性が寄ってきて聞いてくれていたのですが、そのうち歌い始めました。
それが、驚いたことに歌詞が合っていたのです。
そして、ローレライや庭の千草なんかも好きだというのです。
庭の千草はうろ覚えでしたが、ローレライに続けて一気に吹いてしまいました。
彼女はそれらも正確に歌ったのです。
よくご存じですねと声をかけると、昔バンドを組んでヴォーカルをしていたと言うことでした。
シャンソンやカンツォーネ、ジャズ、クラシックなど何でも来いだと言うことでした。
ただ、演歌だけは駄目だと言うことで、それでもカラオケにはよく行くんですという話でした。
その彼女、実は京橋では既にメジャーになっているギタリストとバイオリニストを待っていたのです。
今夜、この二人と一五一会の彼女は21時を過ぎても現れることはありませんでした。
実は私もよくこの広場には寄るのですが、この二人の演奏を聴くのが目的だったりするのです。
そう言う訳で、この夜はオカリナを満足行くまで吹き続けて、21時で書家の先生に挨拶して退散したのでありました。
明日もまた、オカリナを吹きに京橋に行くことにしようかな。