花、昆虫、風景など

日常感じる季節の諸々を、花、昆虫、風景などを通じてアップしていきたいと思います。

最終日の東京

2008年08月25日 | Weblog
私が東京を離れるのは実は26日早朝5時46分の予定でした。
と言うのは26日19時から田辺である会議があったからで、その会議にはどうしても出たかったものだから、ぎりぎりではあったものの、18切符で間に合う様に予定を組んでいたのです。
時間がそこそこに余ったので、そうそう、電話の支払いに行って充電の無料サービスがあったんですよ。
聞けば一時間は充電しないとと言われたので、充電をお願いして、隣の建物に入ったのです。
ここには和紙を使ったお人形が沢山展示されていました。
その人形は今は卒寿を迎えられた方が、創始された技法だそうで、お弟子さんも大勢居られ、可成り活発に活動をされているという事でした。
作品の数々を拝見しながら、受付に居られた女性と話をしたのですが、76歳だという年だとは思えない元気で美しい方でした。
これもいつも人形制作に力を入れて明るく過ごされているからかなあと感心したのですが、幾つになっても何かに熱中するというのは非常に良い事だと心からそう思いました。
この方は熊野古道を歩かれたという事だったので、私の名刺やしおりを差し上げて熊野古道の説明などさせて頂きました。
充電の終わる一時間が経ったので、近いうちに是非又お越し下さいと行ってその展示場を後にしました。

実は東京に来たもう一つの目的というのが、立教大学の観光学部訪問だったのです。
退官されましたが、ここの学部長であったM先生は田辺にも来られ、講義もしてくださった方で、私も親交があるのです。
実は昨年この学部がある埼玉県新座市で学外講座があり観光学部が、世界遺産について講義してくれていたのです。
私も一寸無理を言ってその講義に参加させて頂いたのですが、その折講義してくださった二人の先生に感銘を受けていたので、再会したいと思い、ずっと電話を入れていたのですが、連絡が付かなかったのです。
今回は先生方にお会いするのは不首尾に終わりましたが、今私が計画している公民館を使った地域住民による観光開発について是非話を聞いて頂きたいと考えているのです。
次回東京に来た時には是非という事で今回は諦めたのです。

もう一つの目的が、先月大津で開かれた研究会でお会いしたコンサルタントの方にお会いする事でした。
その会社は府中市にあるのですが、電話で話したのですが、可成り忙しいみたいで、この方との再会も次回に期待する事にしました。

あと、翻訳家をしている大学の同級生や、私を支援してくれている郷里田辺から出て来ている発明協会の先輩など、何人かに連絡を入れたのですが、突然じゃあ矢張り駄目ですよねえ。
結局今回会える人は居ませんでした。

そうこうしているうちに時間も迫ってきたので、東京駅に行く事にしました。
八重洲口の方からネオンのきらめく街に入ろうと雨の中を歩きました。
そして都合の良い翌朝5時までやっている店を見つけたのです。
そこでビールとおつまみを注文して一休みしました。
2時間ばかり寝たかなあ。
その後は焼酎をボトルで注文して、ちびちびと朝までやったのです。
そうそう、その時だったのですが、一人だけ襟を立てていたウエイトレスが居たので非常に気になり店長さんですかと聞いてみたのです。
そしたらそれは一人しか着ていないけど、新しい制服だという答でした。
で、一寸だけ世間話をしたのですが、兄妹3人のうち二人はイラストレーターを使う技術屋さんだという事でした。
興味があるなあという話をして、もしご兄弟に興味があればと言う事で、木の名刺を渡しておきました。
どこでどんな出会いがあるか、世の中って本当に判らないものですよ。