みなさんおはようございます。
今日から8月! これからが夏本番 熱中症にならないように・・・
熱中症と言えば 昨日一昨日紹介した
空調服(ファン付) が載っている記事をみつけました。
ちと読んでやってください^^
エアコンを不要にする究極のクールビズ - 空調服/中ノ森 清訓
2010年7月8日(木)
夏です。暑いです。クールビズが普及してきたとはいえ、エアコンの利用がまったくなくなる訳ではありません。工場や倉庫などでは、空調がまったく効いていない所もありますし、ましてや屋外作業では、空調など効くはずもありません。
しかし、クールビズとはまったく異なる発想で、エアコンを不要にしてしまう、正に「究極のクールビズ」を提供している企業があります。それが株式会社 空調服です。
同社が提供している製品の中に、その名の通りの空調服があります。空調服は、これまでの空調の発想と異なり、周りの空気全体を冷やすのではなく、暑がっている人間をピンポイントで冷やすという発想で作られた服であり、空調装置です。また、クールビズが服を「脱ぐ」ことで暑さを軽減しようとするのに対して、空調服は空調を「着る」ことで暑さを軽減しようとするクールビズともまったく逆の発想です。
空調服の仕組みは、服に装着されたファンを小型モーターで回転させ、服の内側に風を送り、汗を蒸発させることで身体を冷やします。汗(水)は蒸発する際に、相当の熱を奪います。打ち水もこの原理を用いた行いですね。汗は、人間が生来持っている生理クーラーであり、空調服はこの生理メカニズムを有効活用した空調装置なのです。
空調服には、様々なメリットがあります。
■電気代コストの大幅削減
空調服を一日10時間着用した場合、1ヶ月の電気代は、充電式ニッケル水素乾電池を用いた場合、500キロカロリータイプで20円。同社のカタログでの試算では、1000平方メートルで特に大きな発熱源のない工場に50人が作業していた場合、エアコンでは初期投資が1,500万円、ランニングコストは夏季のピーク時で37万円、対して、空調服では50人分の充電器、5年間の消耗品費等を含めて100万円、ランニングコストは1万1250円と、初期投資でエアコンの1/15、ランニングコストで約1/33と電気代コストの大幅削減となります。
■ヒートアイランド現象の抑制
近年、日本の夏が東京などの都市部で特に暑くなったと感じるのは、地球温暖化の影響もあるかもしれませんが、それよりもヒートアイランドの影響の方が大きいかもしれません。
ヒートアイランドは、都市部の気温が他の地域に比べて突出した高温になる現象を言います。例えば、年平均気温でみると、日本の17地点の平均は100年あたり1.5℃の上昇であるのに対し、東京では3.3℃とおよそ2倍となっています。(出所:「平成21年ヒートアイランド監視報告」気象庁)
ヒートアイランドの主な原因としては、それぞれがどれ位の割合かまだはっきりとしていませんが、地表面のアスファルトやコンクリート化や自動車と共に、オフィス、工場、家庭でのエアコンの排熱が指摘されています。更に、エアコンの排熱は、ヒートアイランドが進めば進むほど冷房需要が増し、それが排熱の増加を招いて一層ヒートアイランドを促進させるという悪循環となっています。空調服は、気化熱を利用して体温を下げる仕組みですので、エアコンと異なり、排熱がいっさい起こりません。空調服が普及すれば、都会の寝苦しい熱帯夜もなくなるかも。
■使える場所の多様さ
空調服は、エアコンと違い、空調効率の悪い倉庫であろうが、熱加工を行なう工場であろうが、はたまた屋外であろうが、場所を選びません。特に、倉庫、工場、屋外の作業現場では他に有効な手段がありませんので、重宝するのではないでしょうか?
実際、空調服には、多様なニーズを反映して、長袖、半袖、フード付きなどの様々なバリエーションの作業服の他に、ブルゾン、ワイシャツなど、様々なタイプがあります。
会社として採用されている事例としては、ホコリを嫌うため扇風機が使えない上加熱して作業を行なう接着現場、ゴム成型現場などの工場、電線の保守などの屋外作業現場、ビルでの鉄筋の溶接や道路舗装、外構工事などの建築現場などがあります。
面白い所では、展示会のイベント用のウェアとして空調服を採用しているところもあります。空調服は、服の中に送風するので、服がモコモコと膨らんでしまい見た目を気にされるケースではあまりお勧めできないのですが、ブルゾンタイプは、デザインもよく、多少膨らんだ方がシルエットもきれいに出て、なかなか格好よいのではと思われます。実際に採用された企業の担当者の方は、「イベント用空調服はお客様の目を引きますので、多くのお客様から話しかけられ、お客様との会話のきっかけとなりました。」とのことで、営業効果もあります。エコを謳って商売をしている方々にとっては必需品となるでしょう。
弊社でも、ワイシャツタイプの導入を考えています。弊社では、環境調達.comを事業として展開している訳ではありませんが、空調服は、弊社の環境経営に対する姿勢をアピールすると共に、単純に、営業ネタとして面白いと思います。こういう尖った発想も好きですし。
外回りの営業をされてる皆様は、エコビジネスに携わっていなくとも、暑さ対策と営業の小ネタの一つとして、空調服、使ってみてはいかがでしょう?
朝霞・作業服・鳶装束(株)ワークショップアサカ ネット販売
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