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日めくり地震予測

地震、火山噴火を易占で予測

3月19日番外編「福島原発事故」No.1

2011年03月18日 22時52分22秒 | 日記
3月15日付けの FaceBook で、Paul Atkinson という方が東京の英国大使館で開かれた「日本の原発の現状について」の公演の内容を発表しています。その公演で示された見解は、事故を冷静かつ客観的に見ています。心配する必要のあるものとないものが明快に区別されていて、非常に簡潔で分かり易いです。以下に邦訳を示しますので、ぜひおよみください。

英原文は以下を参照してください。
Paul Atkinson:http://www.facebook.com/notes/paul-atkinson/japan-nuclear-update-british-embassy/10150111611771235


さきほど東京の英国大使館の公演から戻ってきました。日本の原発の現状についてでした。英国政府主席科学顧問(Chief Scientific Adviser)ジョン・ベディントン(Sir John Beddington)が主席公演者をつとめ、数名の原子力発電の専門家も同席しました。日本の現状について、彼らの状況判断は下記の通り:

●考えうる最悪のケース(1個の原子炉の完全メルトダウンとそれに基づく放射性爆発の場合)でも、避難エリアを50キロにすれば人の健康の安全を守るのに十分な距離でしょう。状況がもっと悪化しても、(2個以上の原子炉がメルトダウンする場合)1つの原子炉のメルトダウンのときと比べ、被害にさほど変わりはないでしょう。

●現状の20キロ退避指示区は現状の放射能レベルにたいして適切な範囲でしょう。このまま炉心への海水注入を続くことができれば、大きな事件を防ぐことができるでしょう。これからさらなる地震と津波が起きた場合、海水注入ができなくなる可能があり、その場合上記のメルトダウンが起こる可能性があるでしょう。

●基本的に、専門家は東京住人の健康への悪影響はありませんと予想してる。健康に悪影響を起こすために現状の放射能の何百倍のレベルが必要。専門家はそのような状況にはならないと言う。(しかも、専門家は妊婦や子供へ影響するほどの放射能を基準にしていた。健康な大人にとってはさらに放射能のレベルが高くならないと影響はないという。)

●専門家は風向きは関係ないと言う。東京は現場から十分離れてるので、影響はないでしょう。

●海水注入を続けることができれば、原子炉が冷え、10日間後に状態は大きく上向くでしょう。

●日本政府からの情報は複数の独立した団体によりモニタリングされつづけ、放射能のレベルに関しての情報は的確と判断されてる。

●チェルノブイリとは全く別な状況です。チェルノブイリの場合、原子炉が完全メルトダウンし、手を付けずに何週間も燃え続けた。チェルノブイリでさえ、50キロに避難ゾーンがもしできたら、十分に人の健康を守ることはできたでしょう。チェルノブイリの場合、事件から何年も後まで現地の食料や水に含まれた放射能は一切モニタリングされなかったと、危険性についての情報も全く知らせなかったせい、汚された食品、麦、牛乳や水などを食べ続けた現地の人々が病気になった。事実は隠されたチェルノブイリの事件とくらべ、今回の非常に開かれた福島の事件もその意味でも大きく異なるでしょう。

●ブリティシュスクールの学長が、休校をつづけるべきかどうかを尋ねた。専門家の答えは、放射能に関する恐れのためならば休校は必要ない。余震や建物の状態などに関する理由はありえるかもしれないですが、科学的に放射能の恐れは 子供にとっても全くありません。

●ヨード剤の補充に関して、専門家はヨード剤は現場で放射能を体内に吸収した場合や汚れた食料を食べた場合だけ必要と説明した。それに、ヨード剤の長期的利用は健康によくないと話した。

公演は驚くほど率直で的確でした。専門家の判断によれば、原発からの放射能の恐れよりも、地震と津波からの被害はもっと大きな問題でしょう。

専門家の判断を信じましょう!

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3月19日の地震予測

2011年03月18日 13時00分00秒 | 日記
以下の予測は個人的な易占結果の発表につき、はずれても責任は一切取れません。あらかじめご了解ください。

03/19 の予測:
地域     得卦         予測
------------------------------------------
東京都: 風地観  九五  地震の心配はありませんが、浅いところの地殻の歪が気になります
静岡県: 天地否  六二  不安は残りますが、今日はとりあえず無事でしょう
愛知県: 坤為地  六五  今日は大丈夫でしょうが、防災の準備をお忘れなく
大阪府: 水地比  上六  今日は大丈夫でしょうが、近隣の県の地震に注意

今日も地殻のゆるみが気になります。東北関東大地震の余震に注意したいと思います。


3月19日のスーパー・フル・ムーンに注目


      

めったにない大きさと美しさの月が19日の夕刻に東の空から昇ってくる。これは、1993年以来最大のスーパー 「近地点」 の月である。
月が地球を周回する軌道は楕円形であるため、地球から見た月の大きさは変化する。近地点の月は、遠地点の場合より5万kmも地球に近づく。したがって19日の月は、遠地点の月よりも14%大きく、30%より明るく見える。
月が近地点に達しても月の潮汐力はたいして変わらず、地球上の潮位は数センチ上がるだけ・・・と米国 NOAA は発表している。
ネット上でよく見かける「満月のときに地球上で自然災害が起きる」という無責任な流言蜚語は間違いである・・・とNASAの Dr Phillips の記事 で明言されている。事実、前回のスーパー・フル・ムーンのときは何の災害も起きなかったとのこと。安心してよいようである。
詳しい解説は YouTube (英語版) を参照。


03/19の結果:
19日18時56分頃 茨城県北部 M6.1 震度5強
19日18時56分頃 茨城県北部 M6.1 震度5強
19日10時23分頃 三陸沖 M5.9 震度3
19日09時57分頃 茨城県沖 M4.4 震度3
19日08時49分頃 茨城県北部 M5.3 震度4
19日08時33分頃 岩手県沖 M5.6 震度4
19日06時19分頃 茨城県沖 M4.7 -
19日04時53分頃 福島県沖 M5.1 震度3
19日03時33分頃 岩手県沖 M5.0 震度3

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