私の愛読書は「神との対話」シリーズ(サンマーク出版 ニール・ドナルド・ウォルシュ 吉田利子訳)です。私の読んだ本の中では最も良心的な本の一つと言えると思います。しかし欲を言えばそれでもなお もっともっとわかりやすく平易に書いてほしいと思う部分がたくさんあるように思っています。
さてその本の中で 死んで向こうの世界に戻ると自分の考えたことがすぐさま現実化して目の前に現れるのにまず驚かされる というようなことが書かれています。そのため自分の思考をちゃんと見張っているようになる というようなことが書かれています。私も既に何度も何度も死んでいるはずなのに そんなことは全く身に覚えがありません。この世での見事な忘却の仕組みに感心します。
しかし実はこの世でも同じように 考えることが現実になるということが起きているようです。
ただしこの世では現実化が手元に届くのが遅れる仕組みが働いているようです。
こちらの世界にはあちらの世界にはない 時間というものがあって 考えたことが物質世界にはすぐに現れないようになっているようです。
さらに潜在意識の中のドラゴンが 自分を否定する方向の思考を出すので 願いが打ち消されてしまうのです。
生き方のコツが容易にはつかめにくい仕組みになっているようです。
自分の願いがかなうはずはないとか 自分には幸せになる価値がないとか 自分だけが幸せになってはいけないとかいう恐れのパターン や否定のパターンが邪魔をします。そして自分の中のプラス方向の考えとマイナス方向の考えが差し引きされた結果が現実になるようです。 しかも忘れたころに。
このため私たちは自分がなにかを望んでも 何も起こらないと諦めてしまいます。そして人生とは 願いとは逆の何か悪いことが予期せぬ時に偶然起きるのだ。自分はその犠牲になっているのだと考えてしまうのです。まさか自分が考えたことが混ぜ合わせられて現実になったものだとは夢にも思えませんから。
私たちの世界は錯覚するように巧妙に造られています。
そうであるなら それを逆手に取るのです。
もう一度申しますと こちらの世界で考えたことでも宇宙の中ですでに実現しているのです。ただそれが物質世界に届くのに時間がかかるだけです。そのことが理解出来たら それをフルに活用します。
(続く)
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